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ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

素朴な弦楽器の疑問?

2005-09-05 20:56:13 | Weblog
いわゆるヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの類はフレットがないからすべて左手指のポジションで音程を決めているワケだが、正確なポジションをスグに押さえられるためには相当の練習を積む必要があるのは周知の事実。弦の長さが短くなればなるほどシビアになってくるよね。理論上指板上の3mmくらいポジションが狂えば音程も狂うはず。チューナーをつかえば一目でわかる。しからば世のヴァイオリニストは全てのポジションが完璧におさえられるのか??肉体的な影響や精神的な影響というのは無いのか?どうなんでしょ?
ビブラートである程度音程の幅を持たせることで音程をコントロールしているのかな??

楽器のチューニングの不思議

2005-09-03 21:42:50 | Weblog
テイク1がクラシックでもよかったりするんだねー。なるほど・・・。
で、表題の話です。楽器の王様はピアノ、といわれているよね。ピアノって88鍵あって音域が広いんだよね。ピアノをチューニングする際は低音部は少し低めに、高音部は少し高めにするのが常識。逆にこうしないとピアノらしくない音になってしまう。例えば真ん中のドで440とチューンしたとすると、低音部はそれより若干低く、高音域は高めに。複数の楽器のなかではやっぱりシャープ気味のほうがきらきらしてきこえるよね。
これに関しての面白い話もあるんだ。
ライブの初めにきちんと440で全部の楽器を合わせてスタートしたとする、演奏が盛り上がってきて例えば一人のギターが少しシャープ気味のバッキングでフロントに出てきたとする、するといい感じにノッテくる、そうすると他のプレイヤーはそのフロントの音に反応して曲が終わるたびに少しずつチューンをあげて彼の高めのチューンに追従しようとする。そしてライブ最後にはキーボードを残してギター、ベースが全てチューニングが上がっていて、アララ・・チューニング合ってない・・・ということが結構あるんだねー。
また、部屋に広がった自分の楽器音の鳴りをきいちゃうと、チューンが合っているのかズレているのかわからなくなってしまうことも多い。イベント会場とかでよくある話。しっかりモニターを注意しないとね。
また、お酒のみすぎた場合もしかり。酒がすすむほどドンドンチューンが上がっちゃうねぇー。みんなそうでしょ?ネ。オレだけ??

ジャズはやっぱりテイク1がベストテイク?

2005-09-02 11:27:57 | Weblog
このことはジャズ界では周知の事実であるが、やはり自分も本当だと思う。練習のときにはじめてアレンジ譜面をわたして 初見で音出しをしてみたときが意外に緊張感があって一番よかったりする。後日にまた同じ曲を練習してみるとなぜかイマイチだったりするんだなー。ウン。多分ものすごいピリピリ集中して初見の譜面や周りの楽器の音を聞きながらやっているからだろうね。なにせそのときがはじめての曲の体験だろうから、それぞれ緊張するよね。2回目以降は自分での曲に対する思考がはいっちゃって、こうしようあーしようという思惑が逆に集中力を邪魔するんだろうか・・。
曲のキメやポイントを押さえつつ、お互いの音を聞きあいながらの演奏は、いい結果を生むことが多いんだよ。テイク1がジャズのレコードでは多いのはそういったことからだろう。