ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

楽器の音量バランス考察

2007-10-25 21:15:45 | Weblog
例えばオーケストラ。
繊細なバイオリンやビオラ・チェロは人数も多く、前列にいる。
その斜め後方にコントラバス。
音の大きい管楽器は後方、音が小さい管楽器は中央。
勿論パーカッションも後ろだし。
このプレイヤー配置で、生音でいいバランスがとれているわけですな。

勿論オケではPAやアンプなんかないし。

さて、JAZZはどうでしょう?

JAZZは一般的にはアフリカの音楽と西洋の音楽が
融合されたもの と言われる。

ピアノとか管楽器・ウッドベースはルーツは西洋音楽だよな。
だと、Drはアフリカ音楽がルーツ。

西洋音楽はどちらかと言えば屋内で演奏されてきたのに対し
アフリカ音楽は勿論野外での演奏。

もともと演奏環境が違うんだから音の大きさは違って当たり前である。
ことにWBなんかは弓で弾く環境でうまれたもんだから
ピチカートの生音ではそもそも勝負できるようにつくられていないのよ。

さて バランスだが、

JAZZ大好きのヘビーリスナーは、一般的に
Drの音が結構大きいほうが満足する傾向にあるが、
普段クラシックや弦楽を愛好するリスナーはというと、
JAZZレコードで聞くバランスはいいが、
ライブの時にはおうおうにしてDrがデカすぎると感じることが多い。

演奏場所の楽器配置でどーしようもないことも多いし、
ま、自分の好きなバランスは ひとそれぞれ好みではあるけど、
一つの標準としては、JAZZレコードのバランスを
ライブでも再現できればいいんじゃないかなー。

ちゃんとメロが前にあって、すぐ後ろに和音があって
下方にベース、
その後ろにDrとかね。

メロの後ろ、和音の前にDrがデンといるのは、
自分としてはあまり・・・

もう少しDrが意識してくれれば
Pfやベースがちゃんときこえるのになあ・・・

なんて思いながらライブを聞くことも多いこのごろ。

ハイ スイマセン、
これはあくまで個人の好みだからねー。

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿