日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース 20131216

2013-12-16 11:15:43 | 日記
         日本ユーラシア協会広島支部ニュース   2013年12月16日

【広島市国際交流協力の日が開催されました。】
2013年11月17日日曜日
会場:広島国際会議場地下一階および百米道路
[呉支部藤井さんより]
●広島のピロシキ大きくバージョンアップー広島市、国際交流・協力の日ー 
 11月17日(日)は毎年恒例の「国際交流の日」、広島市の中心部、国際会議場前の平和大通りにはタイ、ネパール、ベトナム、ラオスなどたくさんの国際友好団体のテントが並びます。広島移住者、留学生など広島で暮している人々も大勢集まってきて、さながら国際屋台村といったところでしょうか。
 とりわけ日本ユーラシア協会広島支部のテント屋台は人気ナンバーワンです。それもそのはず、広島支部のメンバーが腕によりをかけて作ったボルシチ、ピロシキには定評があります。昨年登場したクヴァスには「これは何でできているのですか?」、「どんな飲み物ですか?」などの質問が多く寄せられ、「ライ麦を発行させた飲み物です」、「日本では珍しいロシア独特の飲み物です」と答えましたが、今年はもう御馴染み、みなさん気軽に買われていました。ビーツはスーパーマーケットでも入手できるようになり、広島地方でも栽培されるようになりました。広島風ボルシチを楽しみにする人が増えてきました。今年のピロシキはひときわ大きいのが焼かれ、それを切ったのが販売されました。これがまたすこぶるおいしい。なんでもよく捏ねた小麦粉のパン生地にジャガイモ、玉葱、肉(牛、豚、鶏)からできた具を包み、オーブンで焼いてできた物とのことですが、料理教室の講師をされているイリーナ先生も絶賛されたとのことでした。
 「クヴァスを飲みながらピロシキを食べる」これだけでロシア的気分、通りかかったロシア/中央アジアからの若い留学生たちもピロシキをほおばってとても嬉しそうでした。広島支部と料理を作られ販売された皆様ありがとうございました。お陰で楽しい1日になりました。

【ペチカレポート(その1)】
日本ユーラシア協会呉支部25周年「シベリア鉄道で行くバイカル湖・イルクーツクの旅」の反省会は、ロシア料理レストラン”ペチカ”で開催されました。呉と広島からの旅行参加者12人のうち9人が参加しました。”ペチカ”について一言レポートします。
 9月末から反省会をどこでするか思案していました。そこへ広島県連会長さんのFBに「ロシア料理レストラン”ペチカ”10月18日オープンとのお知らせがあり、渡りに船とばかり、開催場所をペチカに決めました。
 ペチカのスタッフはロシア人女性2人、エレナさんとコックのナタリアさんです。お店は定員20人で少し狭いのですが、壁にはロシアのタペストリー、棚にはロシアの民芸品が飾り付けられ、ロシア民謡がBGMとして流れていてとてもエキゾチックな雰囲気でした。そして料理は、この夏のシベリア旅行で食べたロシア料理を彷彿させるような味、その上にナタリアさんのオリジナルな料理が加わって、「うーん、うまい」と思わず声が出るような素晴らしいものでした。
 私たち日本ユーラシア協会広島支部と呉支部は、このようなレルトランが広島にできたことを誇りに思い、大いにもり立てていきたいと考えています。
[写真]ロシア風焼肉 ШАШЛЫК Специальное меню: только по пятницам и субботам!

【モスクワクァルテット大阪公演の感想です。】
11月20日(水)午後7時開演、大阪市ドーンセンターで行われた、モスクワクァルテット大阪公演の感想です。(呉支部藤井さん)
 筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいコンサートでした。ロシア民謡のコンサートも含め、今まで数多のコンサートで生演奏を聴きましたが、これほど美しい音には出会えませんでした。
 生まれて初めてコンサートを聴く目的のために、宿泊を伴う県外旅行をしました。以前から広島音楽教育の会の熱心な会員さんが、優れた音楽を聴くために東京まで出かけることは伺っていました。「よくそこまでするなあ」と半分呆れ、半分感心していたのですが、いい音を求めて遠方旅行をされる方々の気持ちが、今回のコンサートでよくわかりました。
 モスクワカルテットの生演奏を聞くことができたことは一生の宝物になりました。遠方だからと諦めないでよかったとつくづく思いました。既に40年以上もいろいろな生演奏を聴きましたが、こんなに素晴らしい音は初めてでした。ドムラ、バラライカ、グースリ、ピアノ、4人の演奏者の息がピタリと合っていて、とても奇麗なハーモニーになっていたのはもちろんのこと、軽やかで大胆、歯切れのよいリズムがとても心地よく、まるで心が洗われているようでした。今までのすべてのストレスが解消され、明日への元気がわいて来るような気分になりました。最後に勢いよくキリッと締まるところはロシア民謡などの演奏に多いのですが、これが実に心地よいのです。モスクワカルテットも多くの曲は、ワンフレーズ毎に大きく高い音で切れが鮮やかなのです。これが何度も何度も繰り返され聴衆の心を魅了しました。
 とにかく1分1秒でも長く聞いていたいと思ったのは筆者だけではないと思いました。その証拠にアンコールの大拍手はいつまでたっても鳴り止みませんでした。それでも終了の放送があると名残惜しいみなさんは、一斉にCD売り場へ、そして今度は4人の演奏者のサインをもらうための長い列ができていました。
 筆者もその長い列に並びやっとのことで、買ったばかりのモスクワカルテットのCDジャケットに、サイン貰いました。「スパシーバ、ボリショーェ」と言い、ツィガンコフさんと握手して一際強い感動を覚えました。夫婦で「大阪まで来た甲斐があったね」、「一期一会に終わらせたくない、広島か呉でも是非公演して欲しいなぁ」と語り合いながら、素晴らしい1日を終わりました。
 YouTubeの動画を観て期待して出かけたのですが、実際のコンサートはその期待をはるかに上回るものでした。

【西日本部ブロック会議が開催されます。】
日時/2014年2月15日(土)
場所/京都市内 (詳細は次号)

【ウズベキスタン/ロシア料理教室(調理と試食)(呉支部)が開かれます。】
主催/日本ユーラシア協会呉支部 
講師/一杉エルビラさん、一杉次郎さん 
料理名/①ラグマン(麺料理)、②クステヴィーイ(ジャガイモを使ったパン)、③ズダロービエ(健康サラダ)、④みかんのゼリー菓子 
材料費/1,500円 
日時/2014年2月15日(土)午前10時~午後2時 
場所/呉市阿賀公民館調理室
定員/30名(先着順)
お申し込み/申し込みには名前、住所、電話番号が必要です。また12歳以下の子どもさんは年齢もお知らせください。申し込み締め切り日 2014年2月8日(土) 
申込先/〒737-0045 呉市本通 6-3-12-203号 日本ユーラシア協会呉支 部 桝井芳郎方 電話/Fax 0823-22-6572
お問い合わせ/藤井 0823-42-4337

【催しもの案内】
[シャガール展開催中]シャガール展/?Marc Chagallこんなシャガール 見たことない!
日本未公開作品を中心とした243点を一堂にご紹介! 
期間/2013年11月3日(日・祝)~12月25日(水)
会場/広島県立美術館 730-0014 広島市中区上幟町2-22 
入館料/一般1300円 高・大学生900円 小・中学生700円

[オペラ 森は生きている(広島公演)
原作/サムイル・マルシャーク(訳 湯浅芳子)
台本・作曲/林光 
演出/大石哲史
日時/2013年12月23日(月祝)15:30開演 15:00開場 
場所/広島市東区民文化センタ-・ホール
主催/
オペラシアター こんんにゃく座
チケット料金/全席自由 おとな4000円 こども3000円(高校生まで)
チケット取り扱い/オペラシアターこんにゃく座 044-930-1720 広島音楽教育の会 082-277-8555 広島市東区民文化センター 082-264ー5551

[劇団銅鑼公演No.45 女三人のシベリア鉄道(東京)]
シベリア鉄道に乗った三人の女性作家。与謝野晶子、中條百合子、林芙美子。それぞれの愛と理想を求めて・・・。
脚本/森まゆみ
演出/野崎美子 原作/森まゆみ「女三人のシベリア鉄道」(集英社)
日時/2014年3月12日(水)~18日(火)
場所/六本木・俳優座劇場
チケット料金 一般5000円 25歳以下と学生3500円 3月12日17日割引デー 4000円
問い合わせ/劇団銅鑼 03-3937-1101(平日10~18時) http://www.gekidandora.com/
【次号予告】「文集 宙(おおぞら)第29号」より中村さんの作品を紹介します。

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