日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

四国電力伊方原発3号機再稼働に反対する広島市議会決議を上げてください。

2013-10-09 00:14:32 | 日記
広島市議会議長 碓井法明 様
           請願書
広島市中心部から直線距離で約100キ□の所に、四国電力の伊方原子力発電所(伊方原発)があります。
伊方原発は、2011年3月の福島原発事故発生の後、定期点検に入った1号機~3号機がすべて運転を停止していますが、本年7月の原発の新規制墓準施行に伴い、四国電力はただちに伊方原発3号機の再稼働を申請し、原子力規制委員会は、新規制基準をほぼ満たす四国電力伊方原発3号機の規制適合を早期に認めると予想されます。規制委員会が規制基準通合判断を行った後、最終的には、政府が再稼働を判断することになります。
しかし、原子力規制委員会の規制基準を満たしていることと安全であることとは、まったく別のことです。別紙「伊方原発危険報告」に示すとおり、伊方原発はきわめて危険な原発です。
原子力規制委員会は、「重大事故は起こる」ことを前提とし、苛酷事故が起こる確率を「1炉あたり100万年に1度」とすることを目標としています。現実には、1979年のスリーマイル島原発事故、1986年のチェルノブイリ原発事故、2011年のフクシマ原発事故と、およそ10年~20年に1度の間隔で原発苛酷事故は発生しています。
私たち生活者にとって、原発事故は確率の問題ではありません。命、健康、ふるさとに、かけがえはありません。原発事故は絶対に起こってはならず、「重大事故は起こる」ことを前提とする原発の再稼働を認めることはできません。
私たちは、私たちの生存権を侵す伊方原発3号機の再稼働に反対し、私たちの代表たる広島市議会に次のことを求めます。
要請1
1.四国電力伊方原発3号機再稼働に反対する広島市議会決議を上げてください。
名前 住所
   広島市
   広島市
   広島市
   広島市
   広島市
※個人情報は適切に管理し、署名提出以外の目的では使用しません。
<署名送付先>取りまとめ団体:結(ゆい)・広島代表 原田 二三子
〒736-0087広鳥市安芸区矢野町752-29 電話080-3885-9466
〈署名締切日〉2013年8月31日(土)までに上記住所に郵送ください。
〈注意事項〉コピーは無効となります。住所は番地までお書きください。

【ふるさと、広島をまもりたい】
広島市在住の20歳以上の皆様
           請願署名のお願い

広鳥市から100kmの所にある四国電力伊方原子力発電所3号機の再稼働が目前に迫っています。
●伊方原発3号機は、次のような理由から、きわめて危険な原発です。
1.ウラン用原子炉で、ウランよりも熱エネルギーが大きく、溶融点の低いプルトニウムを使用します。
2.「蒸気発生器」というアキレス腱(事故の原因となる可能性の高い、急所)を持ちます。
3.使用済み燃料プールに、大量の使用済み核燃料がぎゅうぎゅうづめに置かれています。
4.南海トラフ地震の震源域・中央構造線断層帯の直近にあり、大地震に見舞われる可能性が大です。
5.平常時でも、細胞内に摂り込まれやすい有害なトリチウムを大量に放出しています。
●もし伊方原発で過酷事故が起こったら、広島は?
原子力規制委員会のシミュレーションでは、7日間で4mSvの被爆線量になります。線量率に直すと40μSv/hです。広島市の人たちは、防護服を着ていても長時間は留まれないレベルの放射線の中にそのままさらされますし、本年6月施行の原子力災害対策指針で定める「一時移転」の対象となる空間線量です。
*詳しくは、講願書に添付して南議会に提出する予定の「伊方原発危険報告」をご覧ください。l
(結・広島のwebサイトに掲載しております。)

全国の原発に先駆けて伊方原発の再稼働が行われることは、このままではほぼ確実です。しかし、それは、私たちの生命・安全・環境・財産を脅かす行為です。このような状況を黙って受け入れていてはいけないと思います。
そこで、広島市議会に「四国電力伊方原発3号機再稼働に反対する広島市議会決議を上げてください」という請願を提出したいと思います。広島市議会が、この危機を理解し、市民の代弁者として、市民を守るために行動してくれるかどうかは未知数ですが、「ふるさと広島市」を守るために行動することは、広島市の大人の責任です。
どうかあなたも、この請願書に署名し、広島市議会への請願に参加・ご協力下さい。
(署名することが請願提出者の1人となるという意味を持ちます。)
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