JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

出来るだけ専用の機材を使用しないSO2Rの一例

2022-09-04 11:51:13 | アマチュア無線

偶にSO2Rの事で、「アンテナ切り替え器は何を使っていますか?」と尋ねられることがあります。

①私はQRPかLow Power(100W)で参加しますのでアンプは使用しないし

外付けでの切り替え器は使用していません、全てリグ内臓の切替器でやっています。偶々始めた時がIC-7700 (アンテナ端子4個)IC-7600 (アンテナ端子2個)でしたので、これで6種類のアンテナをバンドに応じて自動的に切替得ることが出来ます。

これはSO2Rではロギングソフトでバンドを一瞬で切替えますので、自動追従がベターです。手動式でも出来ます(以前やったこともある)が、その都度切替器に手を伸ばさなくてはならないので操作が忙しくなります。(ストレッチとストレスにはなりますが)

本来はいつでもどちらのリグでも全てのバンドに対応できるようにするのがSIX Pack等の自動切り替え器を導入するのがベターですが、リグ内臓のアンテナ切り替え器だけでも、参加するコンテストの特徴やバンドのコンディションに応じて左右のリグにバンドを振り分けて対応することが出来ます。または昼間と夜間のバンドコンディションを考慮すれば、1日に2,3回の組み換えで対応できます。

②出力はQRPまたはLow Powerでやることで他のバンドからの被り対策もハイパワーと比べると取りやすくなります。

③受信の音をどのように振り分けて、又は纏めて、若しくは片方だけを聞くかを自動的に設定するにはSO2R boxの様なインターフェースが必要になります。私はMicro HAMのu2Rを使用しています。定価は3万程度かしれませんが輸入すると送料を含めて4万か5万位掛った記憶があります。もしこれが無ければ、簡易的にスイッチで左右の受信音を切替えても行けます。これはu2Rを使い始めてSO2Rの操作に慣れたので、これならば受信音は手動で切り替えても十分に対応できる部分があると実感しています。両バンドでバリバリ稼ぐ人だと厳しいかもしれません。でもランニングしながらもう片方も受信して、新しい局が居たら、一瞬で呼びに回ることは難なく出来ます。また、2台のリグの受信音を片耳ずつに振り分けて聞くことも慣れると出来ます。信号が弱くて聞き難い時にはその信号だけを聞くようにスイッチを切替えると良いのです。SO2R boxだとこの切替がキーボード操作で出来るの楽なのです。

④ リグは2台必要、又は異なった2バンド同時受信できるIC-7851などでも出来そうです。CWインターフェースは取りあえず2台必要です。最近のリグはインターフェースなしでCWが叩けますので、これも省略できます。これで2台のリグのどちらで送信するかを決定するのはロギングソフトです。残念ながらCTESTWINは完全対応していませんので、現時点では除外です。開発中とも聞きますが?他にはZLOG令和版はどうなのか、分かりません。そうなると私が使用しているN1MMなど海外のソフトに頼ることになります。ここが難点の方もいるでしょう。N1MMに関しては自分でマニュアル読んでやることがベターでしょうが、実際使っている人に相談するのが手っ取り速いです。

⑤こんな感じで、私が、限られた機材でSO2Rをやり始めてからの経験に元ずく一例ですので、さらに上を目指す方の到達点ではありません。

これだけでもやると、どんな楽しい事が待っているのかと言えば、暇な時間が少なくなります。例えば、たとえ呼ばれなくてもCQ出しながら、もう一台のリグで他のバンドを聞いて新しい局を探す楽しみが出てきます。おまけとして入賞でいる場合もあるでしょう。焦るけど楽しいのは、ほぼ同時に両方で交信が始まるときです。2バンドで同時に送信は出来ませんので、どちらを優先するのか?どうやって相手を待たせるのか?

続きはまた


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