JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2022 WAE contest SSB

2022-09-12 16:55:38 | アマチュア無線

週末はQTC祭りのWAE contest SSBにローパワー100W部門で参加しました。N1MM等のロギングソフトの充実でWAEでのQTCも容易に対応することが出来るので、N1MMに移行以来、QTCを苦手から楽しめる(1QSO毎のデータ Time, Callsign, NRを送出する毎にヨーロッパの局がCWであればR、SSBであれば、QSL or Rogerとテンポ良く返してくれる)ようになってきました。

苦手としている方はQTCのやり方に慣れていないのは勿論でしょうし、中々入り難いのかと想像します。私も、そうでした。また、TimeやNRの数字が通じ難いのでは?とか不安があると思います。私も、特定の数字や、アルファベットが通じ難いのか気なっていたので、一つの方法として自分で数字やアルファベット、フォネティックコードを発音して、パソコンのアプリ等で録音して、ネットにある数字やアルファベットの発音と自分の発音を比べて聞き返して、変なアクセントになっていないか、確認することもやっていました。実際のQTCも最初は冷や汗もんですが、実際にやっている人に教えてもらうか、QTCの大海原に飛び込んで慣れるしかないですね。溺死することはないので大丈夫です。

このコンテストは48時間勝負と言ってもヨーロッパが相手ですので、マルチバンドでやっても開ける時間帯は限られます。日本からだと土曜日の朝の9時にスタートしますが、特定のビッグステーションを除き、一般的な設備で実際に交信を始めるのは、最近のコンディションだと21MHzで15時位からです。これが22時頃まで続き、その先は深夜の14MHzで日の出までやることになります。7MHzは日の出前後にピークがあります。これを2日間続けます。(体力と気力があれば)

今回もそのパターンで土曜日の15時頃から21MHzで特定の局が聞こえ始めました。いつもは100Wで呼んでも応答率が良くないのですが、今回は応答率は悪くなかったです。この時間帯に14MHzも聞いていますが、殆ど聞こえていませんでした。21MHzのピークは20時頃から1時間程度で、ランニング(CQ出して交信する)で1分間に3局程度、交信できる時間帯がありました。自局のコールサインは1QSOの終り又は始まりに必ず1度は送出しています。これがコンテスト界での標準となっています。国内コンテストに限ったことでないですが、コンテストで呼ばれ続ける間コールサインを送出しない局がいますが、これは、模範的な交信方法ではありません。

23時頃には21MHzのコンディションも下がって14MHzに移るタイミングですが、あまり聞こえていませんでした。それだけでなく、深夜営業は苦手なので、よほどのことがないと深夜は寝ます。その代わりに4時位には起きて再開します。4時頃からは14MHzと7MHzが使えますので朝の7時頃まで、局数を伸ばすことが出来ます。または、マルチ中心で呼びに回る作戦もあるでしょう。

8時頃には聞こえなくなるので、昼の15時までは休息です。15時になったら、再開で初日と同じような時間帯とバンドで運用します。2日目も21MHzで20時前後にコンディションのピークがあり、初日同様に1分間に3局出来る時間帯がありました。初日と合わせると、この時間帯で80局程やっていますので全交信152QSOの半数を少し超えています。この時間帯は他のJAが居ないのかと思えるほど「ヨーロッパ独り占め感」がありました笑。他の交信は1時間で一桁台の呼び周りになりました。

以前はQTCは貯めこんで送出していましたが、この方法では毎回送出残しが多めだったので、最近は10QSO分くらい溜まったら相手の信号の強さに応じてQTCの要求に応えるようにしています。但し、これも呼ばれ続けている時には、リズムを崩したくないので、QTCは断って、交信を続けます。コンテストが終盤になると、送出残しの可能性が高くなってくるので、判断は微妙かもしれません。

結果は以下の通りです。

IC-7700(100W) IC-7600 u2R N1MM

40mRDP 20/15m5ele 10mHB9CVを1本のタワーに重ねています。

今回もSO2R対応にしていましたが、同時に2バンド開けて交互に交信する場面は殆どありませんでしたが、バンドスコープは2バンド見ていますので、これで28MHzの短時間のオープンには対応できました。ヨーロッパの局はJA日本のマルチを1個とれば、局数の少ないバンドに居座る必要は無いので、直ぐにいなくなりました。

SQTC-QTC送出局数

Day1 20時頃の21MHz Day2 20時頃の21MHz

   

True-ランニングでの交信 False呼びに回っての交信

時間はUTC


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4 コメント

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裏山 (JH1EAQ/Watanabe)
2022-09-12 20:44:22
日曜11Z台、14/21を行ったり来たりで真剣にスキャンしてたけど結構強いDupe局ばかり。辛うじて14で1局御新規さんを見付けてやっただけでした。42Q/HのRUN(QTCも込みででしょ)なんて・・・ 時々CQも出したけど全く雰囲気も無しで5分程でスキャン再開でした。
いやー、ホント裏山鹿~~! チャンチャン
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裏山にはイノシシ (ja6wfm)
2022-09-12 21:30:36
21や14で東の局(設備ロケーションは分からないので比較にならないかも)が、こちらで結構弱いのに交信しているのを聞くときがあるので、ヨーロッパに対しては、本当に九州有利なの?と思うこともあるのですが、やはり地域差なのでしょうかね?2日目、14か21でちょうど交信を聞いたときに相手が028?と聞き返していて、それにEAQさんが答えていたシーンで、相手から何度かナンバーの聞き返しがあって、お互い厳しそうだなと思ったのです、同時に、このタイミングで028??かなと思ったのですが、相手が取れなかったのか?実際に28局目だったのかは、EAQさんの信号は聞こえなかったので定かではありません。短時間ですがしつこくCQ出してランニング出来て、さらに呼ばれたのが得点アップに繋がったのは間違いないようです。この時に2回ほどクラスターに上がったようでした。その瞬間だけですね。
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WAE-SSB (JH1EAQ/Watanabe)
2022-09-12 23:28:01
流石に日曜の一発目は074でした、、、って事は2日目は21Q/24H・・・スゲー荒行でしょ。
で、これは”地域差”と解釈するっきゃ無いのでは?
暇なんで聞こえてる局にQTC押し売りすると簡単に受けてくれるんで、もしやと思ってCQ出してもダメダメと言う珍しいコンディション(通常は聞こえるのに飛んで行かないとかカスカスの奴が居てQSBの頭だけがチャンスってパターン)も関係在るかも。

ところで、私のblog【オマケ】で書いたRBNへのサイバーアタック?気付いたデスか?
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RBN (ja6wfm)
2022-09-13 06:49:19
こちらもQTCはいつもは待ちなのですが、思い切ってQTC?と信号強くて既に交信した局にやるとOkayで返ってき、ラッキー
RBNの部分は読みましたが、RBNでは自分のコールサインしか見ていないので、サイバーアタック?には気付きませんでした。あとは偶に賑わせるのにDXクラスターにヨーロッパの局をアップしたくらいですかね
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