新渡戸稲造記念 さっぽろがん哲学外来

さっぽろがん哲学外来の活動予定や活動の様子などを
皆さんにお伝えします。皆さんの参加をお待ちしています。

「新・丸山ことばワクチンについて」(オー)

2013年09月04日 | 外来待合室
札幌生まれの「新・丸山ワクチン」は、「言葉」によるものとして、可能ならばユーモアという糖衣錠にしてもらえるとありがたいな、と思っている事務局手伝いの「オー」です。

本日のことをご報告いたします。
先週、健康診断ということで年に一度の検査に行ってきました。
昨年は、胃カメラ検査で「私みたいにきれいですねえ」と女医さんが写真を見ながら言ってくれました。

今年は、数年前に「僕の顔も立てて」と再検査を勧めて下さったベテランらしき男性医師でした。
この方とは相性が良くないのかもしれませんが、黙っていたら、「再検査はドコソコに紹介状を書くから」と言われそうでしたので、知り合いの方のところに行きますから……と返答。
「では、所見と写真を郵送しますから」と男性医師は言って下さいました。

胃カメラは好きでないので(一度、鼻からというのをしましたが、生まれ持ってきたものが良くないのか、苦労した挙句、ヤッパリ、口からにしましょう」となったこともあり)、ここは迷わず札幌の「唐澤薬局」さんを訪問。興味のある方は以下をどうぞ。

http://kanpo-karasawa.com/

「新渡戸稲造 さっぽろがん哲学外来」の前身になる活動時に講師を引き受けていただいた薬剤師さんの唐澤先生に相談。
早速、診ていただき、強い反応はないので「安中散」を一週間分、出しておきます……で終了。

食生活において、甘い砂糖類のものは、体質的にトラブルを誘発しやすい傾向があるようですから、控えるようにと助言もありました。
昔の漢方医の方々が「安中散」と「糖分」の関係のあることを言っているんですよね。理屈は分かりません、苦笑しながらの唐澤先生のお言葉でした。

理屈はいらなかったので、こちらも「そうですか」で了解しました。ここでネホリ・ハホリ聞いてしまったら、最近知った団塊世代の典型見本になるような気もしましたし……。
その団塊世代の特徴とは、
(1)手間がかかる。
(2)いちいちうるさい。
(3)やがて消えていく。
ですから、世間では、客商売の一部で団塊世代に関わることを忌避する人もいるようです。

以上、「新・丸山ことばワクチン」についてでした。(オー)

がん哲学外来について

患者さんが抱える悩みは病人としての悩みではない。人間としての悩みです。 がんという大病を得たとき、それを背負って人間としてどう生きるかという深い悩みです。それは「心のケア」というレベルではなく、自分という存在そのものを問う領域なのだと思います。ですから、「がん哲学外来」では、来られた方を「病人」の側面だけではなく、ひとりの人間としての悩みに焦点を合わせます。同じ人間として、対等の目線に立って、人間を学ぶ「人間学の場」でありたいと考えるのです …(提唱者であり当会の顧問である順天堂大教授・樋野興夫先生の著書より)

札幌の「がん哲学外来」(開設趣旨)

私達は樋野興夫先生の志に賛同し、車座になって意見交換をする運営をめざします。講演会スタイルではありません。参加者全員が同じ立場、同じ目線で耳を傾け、縁のあった方々に寄り添うことを願っています。