高知に帰っています。千葉のログハウスも、無事引渡し終了しました。
玄関に入ると、楢のあがり框が迎えてくれます。床材は四万十の杉です。横には手作りの靴箱。
そして、二本の檜の丸太だけで成立させた、L字型の回り階段が、迎えてくれます。
トイレと客室の入口に、ポストがからんだアーチカット。このログハウスには、3ヶ所のアーチカットがありますが、シンプルな形にしています。
長く付き合う家では余り凝ったカットより、飽きのこない形の方が良いとかんがえたからです。
まだ薪ストーブは付いておりませんが、入ると一段と良い感じになると思います。
このログハウスは、準防火地区に建っています。街の中にログハウスは建てにくいのは、防火より、丸太の置き場が必要なことが大きいのと、木屑のゴミの処理が大きい。
現場合わせが必要なログハウスは、現場で切ったり、削ったりする事が必要です。この家の建て込みには、小運搬が必要だったり、現場に車が入れなかったり、高知では起こりえない事が次々と起こり、本当に大変でしたが、苦労して建てた報酬は、業者さんと知り合えた事。人と人の出会いは大切。
この出会いを大切にして、これからも付き合っていきたいと考えております。
近所の皆さんも暖かく見守ってくれ、感謝しかありません。
これから、この経験を活かし、より良いログハウスを作っていきます。
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