曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

ぎゅっと握った手が…切ない…

2014年05月20日 | 介護

しばらく、実家母は、同居の弟夫婦に「管理」を任せきりというか、まあ、向こうが、必要以上に「管理している」のですが、オット母Bこさんも少し落ち着いてきたので、(というか、実家母Yこさんよりもよろよろしているけれど、こちらが、見守れるようになった)実家母Yこさんの付き添いも積極的にすることにした、第1弾が今日でした。

今日は交通事故で骨折したところの診察日。

月曜日と言う事もあり、予約時間を大幅に過ぎてやっと診察に。

 

こちらが2か月前の写真。

 

こちら↓が、今回の

ちょっと不気味なので、サムネイルで。

        

骨はついているのですが、本当ならボルトは外しますが、そのままにしましょうと言う事に。

診察の時も関係のないことを喋り出しましてね。

先生はちゃんと聞いてくれましたが。

「今日デイに行きます。☆さんへいってきます。向日葵さんにも行っています…等など。」

「何何をやってます(何を言いたいのかな?)」

「リハビリ頑張っているんだよね?」と助け船を出し「頑張っているので、色々できるようになりましたよ。」

先生にこにこして、「そうですか。よかったですね。」

と、Yこさん、「これから☆さんへ行って、お風呂に入ります。ちゃんと、デイでお風呂に入ります(たぶん以前にお風呂に入らなかった汚名を注ぐつもりかと(^_^;)」

先生、話しに付き合ってくれて、大きな声で「はい、承りました(*^^)v。頑張ってデイに通って下さいね。今度の予定はわかりましたね。娘さんに説明しましたし、紙を渡しますから、ご家族に渡して下さいね。(*^。^*)」

なかなか、説明がわからない母親に(次は骨粗鬆症の検査があり、朝食事を取らないで病院で検査)根気よく話をして、予定が2カ月先なのに、今月末と勘違いしてしまうのを、説明し(まあ、どうしても日付は混乱してしまうので、おいおいね)やっとやっと、会計に回りました。会計を待つ間に、喫茶コーナーでサンドイッチを食べようと誘うのですが、じっと座っておれずうろうろ。

気が散って、サンドイッチをかじったつもりで、紙お手拭きをかじってしまったり、(自分でも気がついて、口から出しましたが)まあ、弟は毎日この様子を見ている訳だから、がみがみ言うんだろうなと思いながら、でも、待合室でも、いろいろ弟に叱られる話をしながら、泣きだしたりする母親を見ていると、もう少しなあ…なんて思ってしまう。

弟が一緒に歩いてくれるっていうけど、先にサッサ行ってしまって、途中で振り返っちゃあ、急がせる。でも、ヘルパーさんはちゃんと横で腕を持って支えてくれるから、本当に歩きやすい…なんて話も聞いていたので、遅くなってしまったけれど、急がせることなくゆっくり、歩き、横断歩道を渡る時、事故にあった場所なので、腕をからませて、手を握ると、ぐう~~と強く握ったまま、横断歩道を渡った後も離さなかった。

ずっと、ぐう~っと痛いほど握りしめたまま、歩く…。

杖で一人で歩けるようになったと、思っていたけれど、心の支えは沢山必要だったんだね。

その手の力が、切なかった…。

けれども、この後、帰りが遅いと(携帯電話が病院の中ではつながらないので、受付に出たとたん、弟からのメールがどどっとまとめて届いた)自分が薬局に行くつもりで、ちゃんと、Yこさんに、お昼で交代するからと言っておいたのにと、激怒されるのでありますよ(;一_一)

切ないわ~~。