京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その484)十二天皇葬った・深草十二帝御陵

2013-02-21 00:13:36 | 京の話題

さすがに、京は多くの「御陵」(みささぎ)が有ります。「帝」の御陵が満載です。

前記「仁明天皇陵」から少し北に行ったところに、多くの天皇が葬られた「深草十二帝陵」が有ります。(なにしろ、十二天皇の御陵がまとめて葬られています。

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第89代「後深草天皇」をはじめ第92代「伏見天皇」・第93代「後伏見天皇」・第北朝4代「後光厳天皇」・第北朝5代「後圓融天皇」・第100代「五小松天皇」・第101代「称光天皇」・第103代「後土御門天皇」・第104代「後柏原天皇」・第105代「後奈良天皇」・第106代「正親町天皇」・第107代「後陽成天皇」の合計12天皇の御陵です。

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もとは「深草法華堂」とよばれなど)、「玉葉和歌集」(1312年・ぎょくようわかしゅう・入道「前太政大臣」の詞書(ことばがき)など16世紀頃からは「安楽行院」と称された「後奈良院御拾骨記」(1557年・ごじゅうこっき)などが、江戸時代の寛文年間に「空心律師」(くうしんりっし)が「安楽行院嘉祥寺」を建立した際、「文徳天皇」が父「仁明」の菩提を弔うために、嘉祥3年(850年)に建立した「嘉祥寺」(深草瓦町付近に有ったとされています)の名を継ぎ、寺名としましたた。

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十二帝陵の隣に残る現在の「嘉祥寺」は、寺領のほとんどを失いながらも、聖天をまつる「歓喜聖天堂」を本堂として、「深草聖天」のなで、現在も信仰を集めています。

静かな、ほとんど人が訪れない「御陵」の参拝を、お奨めします。

伏見区深草坊町

(たわごと)

今日、第85代元内閣総理大臣「森義朗」が特使として古くからパイプのある、ロシアの「プーチン大統領」との会談に出発します。まるで「ポーツマス条約」の「小村寿太郎」の様なものでしょうか?勿論、100%日本人が納得する内容になるはずが有りませんが、これが突破口になり、日ロの友好が増せば、多いに結構です。これで一番困るのは、中国です。

10年以上も、現役の総理大臣はロシアに訪問していません。5月に訪露予定の「安倍晋三」の、良い先払いになるのかと、期待満々です。一気に四島は無理として、交渉事せす。二島からボチボチと、そして最後に、四島と。

「小村寿太郎」は日本に帰国したら、暗殺される覚悟で、条約を調印してきたと聞いています。

今日「安倍晋三」総理が訪米して「オバマ大統領」との会談、TPPは?沖縄基地?シエイルガスのお願い(今、アメリカででは大量に採れています、こらがうまくいくと電力料金値上げは不要になります、中東から言いなりの値段で買う必要が無くなります、買い手市場。アメリカでは中国の工場を安く自国で作れるために、どんどん、中国から、工場をアメリカ本土に引き上げています。アメリカの雇用対策にも効果抜群。中国は、だんだん閑古鳥になります)。

そして帰国してからの「日本銀行総裁」の人事?目を離す事が出来ません。

話は変わりますが、奈良県・桜井市の「箸墓古墳」が「卑弥呼」の墓であるというニュースが有りました。「卑弥呼」は現在の説では紀元248年まで生きたらしいです。文字の無かった時代ですから(漢字が伝来したのは、紀元285年の説が一般です。考古学と歴史学の壁がこの部分で有ります。一気にこの壁を崩すことになる、大発見かもしれません。(九州の方には申し訳ないですが、やはり”卑弥呼王朝”は近畿圏に存在していた説が有力になってきました)

昨日、地下資源のものすごい朗報が有りました。明日にします。