京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その482)大原の奥に鎮座する、江文神社の御旅所・神域の感動

2013-02-19 00:04:39 | 京の話題

ぞくぞくする神域です。

色々な神地でシャッターを押していますが、この神地でシャッターを押すと、何か解からない身の凍る思いでした。まず、この地を散策・参拝している方はおられないと?右手の人差し指が震えたの、珍しい事でした。

「御旅所」とは、一般的に、神社の祭礼(神幸祭)において(一般には神体を乗せた神輿)が巡行の途中で休息、宿泊する所を言います。ここ、大原の奥に鎮座するお旅所(江文神社の本殿は以前に記載しました、ものすごい山の奥です)http://itodoya.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/12/420_d131.htmlは大原街道(鯖街道から少しそれた山の中)に鎮座されています。

江文神社は勿論「延喜式、式内」で格式ある神社です。

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「御旅所」には神社や祭神にまつわる場所や氏子地域にとって重要な場所が選ばれています。「元宮」「摂末社」や「配偶者」を祀る神社等のような社殿が有るもののほか、元の「鎮座地」を設けたり、元の「鎮座地」などに臨時の「祭殿」を設けたり、氏子の代表(頭人)の家に迎える場合なども様々なかたちが有ります。

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我々、京都人は「御旅所」といえば、「祇園祭」のお祭りで「八坂神社」の「御旅所」を、つい、思いますが、古くから有る神社には「御旅所」は付きものです。

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私が、参拝した時は、大原の里の「名残雪」でした。なにから、しーんした神域で、誰一人もいない、不思議な、里でした。ほんとの、大原の里の神がはここに有るかと思いました。

八坂神社の「御旅所」は四条寺町にあり、ものすごく賑やかな所に有りますが、ここ「江文神社」の御旅所は、静かなる、大原の里に向かう山の中に、ひっそりと鎮座されています。前記を参照下さい。

もう、すぐに、ここ大原の里にも春が訪れます。最後の大原の里の残り雪です。

左京区大原鯖街道江文神社御旅所神域

(たわごと)不思議な法律

大阪で、死んだ子供の”児童手当”を不正に、六年も受給していました。女の子は、とっくの前にに死んでいたと言う事です。「死体遺棄」の時効はたったの三年です。しかし、以前の法改正で、殺人は時効は無くなりました。この差のギャップの多い事。少し、考えたら解かります。死体遺棄の時効はたったの三年です。不思議な、日本の刑法です。

刑法190条、死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、破棄し、又は領得したものは、三年以下の懲役に処する。

と、なっています。全く、納得のいかない刑法です。皆さん、どう思います?