京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その468)節分祭前夜の、ゑんま寺・吉田神社

2013-02-03 00:02:41 | 京の話題

昨日は、節分の前日でした。今日はお寺さんの頼まれごとが有り、一日早い節分祭をまわってきました。私は毎年節分には「吉田神社」にお参りすることに決めています。

今年は、前記にて記載した「ゑんま堂」(引継寺)の「強運節分会」から、この行事にいってきました。「ゑんま堂」の詳細はかなり以前に記載しました。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20110916

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参議「小野篁」(たかむら)が皇室に仕えながら、閻魔大王にも仕え、自分で彫った閻魔像が御本尊です。ウソをつくと閻魔様が地獄へと送ります。

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なんといってもこのお寺の「花天井」は絶景です。

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節分だけに供養される「こんにゃく炊き」です大きな釜で炊きます。

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この、こんにゃくは、人間の舌になぞらえ、ウソをつくと、閻魔様が抜くととからきているとか?昆布茶も付いています。

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無病息災・ぼけ封じ・中風除けの御利益が有るという事で、お土産もにも有り(お守り付き)、今年で91歳になる私の母親にもお受けしました。(母親は、まだぼけてません、私のほうがぼけてるかも?)

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そして、毎年のごとくの私の決まり事「吉田神社」の参拝です。これがないと、春が来ません。

この「吉田神社」は古く、第50代「桓武天皇」が延暦13年(794年)平安京を定めたとき、この山は都城の北東に位置し、鬼門にあたるとして「比叡山」とともに王城鎮護の山と崇められたと言われています。今日は、細かいことはぬきにして、節分です。楽しく、美味しく。

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人でいっぱい。

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この「吉田神社」は全国の八百万の神(やおよろず)の全てがお祀りしています。

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別嬪さんから「福豆」の授与をうけて、毎年の私の楽しみは・・・別に有ります。

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福やな~

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この時期だけの新酒を、升酒で一杯です。これがなんとも美味しい事。ですが・・・・。

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その後の、定番は、いつもここで店を出しているお店で焼塩鮎で一杯が私の常識。しかし、今年は事情があって近くまで自動車で来ました。これはお預け。新酒のにごり酒を買って帰りました。

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この、鮎で一杯、なんとも言われないですが。今日は「年越し蕎麦」だけで辛抱です。このお蕎麦、毎年二杯は食べますが今年は一杯で我慢。

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今年は、ここで升酒を飲めなかったのが残念です。

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しかし、買って帰りましたョ。お神酒のにごり酒を。

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家に帰ってから、この「お神酒」享保12年創業の「にごり酒」を楽しんで飲みました。今日は節分です。南南東に向かって、何も言わずに巻きずしをほうぶります。(なんと、ずさんな記事かと)

なお、京都では主な寺社仏閣ではその他、「八坂神社」「須賀神社」「壬生寺」「千本釈迦堂」「聖護院」「狸谷不動尊」「日向大神宮」「六波羅蜜寺」「伏見稲荷」「天龍寺」「平岡八幡宮」「藤森神社」「北野天満宮」「平安神宮」「廬山寺」「金閣寺」「などで、節分祭が行われます。(体がいくら有っても足りません)

ゑんま堂(引接寺):上京区千本通芦山寺上ル閻魔前町34

吉田神社:左京区吉田神楽岡町30