まず、石橋を渡ります。
祭神は、一神稚郎子皇子の桐原日桁宮(きりはらのひけたのみや)です。
その正面に拝殿が有ります。通常、神社の拝殿は高床式で四方が明け放れたものと思いますが、この神社のそれは平安時代の寝殿造の様式を取り入れた、優雅な貴人の住宅のようなものです。
しかし、なんといってもこの神社の白眉はは拝殿奥の本殿です。平安期、日本最古の神社建築です。左右の優美な曲線はまことに繊細な造形です。
また、蟇股(かえるまた)の枯淡なしつらえも平安時代の様式をあらわしていると言う事です。
境内には京の名水のひとつ桐原水が湧いています。来週は死ぬ思いがしたお寺を紹介します。生きてて良かった(来週ですよ!!!)
宇治市宇治又振37