京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その136)眼病にご利益・楊谷寺ー2

2012-02-19 07:31:12 | 京の話題

山号は「立願山」楊谷寺を散策しているいうちに、やはり山中です、雪が降ってきました。おお寒い。

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奥の院に行くまでにこんな「淀殿」のお堂も有ります。

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奥の院の阿弥陀堂です。(ここも撮影OK,おおらかなお寺です、私は大好きです

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この奥の院の、苔の前庭との間を流水地とした「楊谷寺庭園」もまた趣きが有ります。

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空海(弘法大師)が入山修業した時、岩やの清水で親猿が子猿の眼を度々洗っているのを見て、しかも十数日後には子猿の眼が開いたことに驚き、法具の独鈷(金剛杵のうち先端が分かれているもの)で掘り下げ霊水をえました。

これはいま「独鈷水」として眼病に悩む人々の信仰を集めています。

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弘法大師の像です、この前で靴を脱ぎお参りを。「眼が良くなりますように」

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み仏のなびく柳の谷水は 汲むに老いせぬ薬なりけり

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ここで、霊水を頂きます。(眼が悪くなりませんように、合掌)

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私も、もう四十過ぎ?だんだん眼が悪くなってきました。ここでリフレッシュを。霊水を頂いてまいりました。外は、急な、吹雪です。

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帰る時は、雪化粧でした。

長岡京市浄土谷2