京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その121)壮大な彫り天井龍・瀧尾神社

2012-02-05 00:03:11 | 京の話題

一つ断っておきます。この神社の拝観料は無料、撮影自由、どなたも歓迎。うれしい神社です。何とも型苦しい無い神社です。特に、お金無いの散策者にはこの上もない、優しい神社です

この神社は全くの私の見落としでした。何度もこの神社を素通りしています。小じんまりした神社です。今年は「辰年」です。いきなり、この神社が有名になりました。(テレビに紹介されました)

藤森神社の御旅所となっています。

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祭神は「大国主命」です。(多分、延喜式内には列せられてていると思います)不明なところは、東京国立博物館に問い合わせを原本は有りませんが、この写しを保存されています、)余談ですが、田舎のそびれた神社にも「延喜式内」の神社が多く有ります。これは、私の、専門で無いので、専門家に。

京の豪商下村家の崇拝を受け、天保10年(1762年)から何度も、造営・修復されてきました。中でもいまのデパート大丸の寄進が有名です。少し古びていますが大丸の扁額も有ります。

今年は辰年、特にこの神社で有名な物は拝殿の天井に有る木彫りの龍です。江戸時代後期の彫刻家「九山新太郎」作で全長8mに及ぶ壮大な龍です。

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また、本殿の透かし欄間には十二支が彫られています。よく見てください、十二支です。

「子」「牛」から始まり。

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最後の透かし彫りが「亥」です。一度ゆっくりご覧ください。この神社は拝観料は無料です。京阪電鉄・東福寺駅下車すぐです。

撮影は自由です。

※H24.2.9一部修正

東山区本町11町目