地元の人は「みぶさん」と呼んで親しんでいます。
西暦2年(991年)に三井寺の僧快賢が創建して以来、幾度か焼失と再建を繰り返し、昭和37年(1962年)には本堂が全焼、本尊も焼失しました。
律宗総本山奈良唐招提寺より本尊として延命菩薩立像が移され昭和45年(1970年)に本堂の落慶法要が行われました。
このお寺は、三大狂言の一つ(残りの二つは前記にて紹介しました)である「壬生狂言・壬生大念佛狂言」と「新撰組」で有名です。
この「壬生狂言」は「みぶさんのカンデンデン」として親しまれています。
壬生狂言の演目は30曲、毎年二月と十月に小学生から熟年層まで「壬生大念佛講」の人達によって行われます。(無形民俗文化財)
この狂言は、せりふ一つ無い狂言としても有名です。
次は、このお寺で有名な「新撰組」を紹介します。
中京区壬生梛ノ宮町31