今日４月８日（日）は、２０１２年の「復活祭・Easter Sunday」です。復活祭は、キリスト教の典礼暦における最も重要なお祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが３日目に復活したことを記念するものです。
４月１日（日）のPassion Sunday（受難の主日）に始まった今年のHoly Week（聖週間）の締めくくりが復活祭です。
復活祭は、基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
フィリピンのホーリー・ウィーク（聖週間） -アイ！サラマッポ in バギオ
（２００９年４月５日）
今年はまた、ホーリー・ウィークに続いて、４月９日（月）の「Araw ng Kagitingan・勇者の日」（by バタアン死の行進）のホリディまで、４月５日の聖木曜日から５連休ということもあり、ここバギオ市は旅行客や帰省の人たちで混み合っています。
バタアン・死の行進－Bataan Death March -アイ！サラマッポ in バギオ
（２００９年４月９日）
日本では「４月８日」は、お釈迦様（ゴータマ・シッダッタ B.C.463～383）の誕生日とされています。旧暦の４月８日生まれという伝承に基づいたものです。
４月８日には、そのご降誕をお祝いする仏教行事「灌仏会（かんぶつえ）」が毎年行われています（６０６年～）。降誕会（ごうたんえ）、仏生会（ぶっしょうえ）、浴仏会（よくぶつえ）、龍華会（りゅうげえ）、花会式（はなえしき）、花祭り（はなまつり）などの別名もあります。
「ご恩送り」－お釈迦様生誕の日に…。 -アイ！サラマッポ in バギオ
（２００９年４月８日）
今年は、イエス・キリスト様の「復活祭」と、お釈迦様の「灌仏会」がたまたま重なりました。
宗教色の濃い国民性のフィリピンの人たちと関わっていると、宗教とは何だろう、と時々考えさせられます。
