4月19日(日)、すみだトリフォニーホールで、渋谷交響楽団第58回定期演奏会を聴く。
ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲』
Wagner “Die Meistersinger von Nürnberg” Prelude to Act I
シベリウス『バイオリン協奏曲』
Sibelius “Violin Concerto in D minor op.47” 諏訪内晶子 - YouTube
サン・サーンス『交響曲第3番・オルガン付き』
Saint-Saëns Symphony No. 3 “Organ Symphony” -Barenboim / Chicago S.O.
サン・サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』は、私が初めて、アマチュアのオケでコントラバスを弾かせていただいた曲…。音響効果が素晴らしいホールに、パイプオルガンがよく鳴り響いていた。重厚で華やかなパイプオルガンが、渋谷交響楽団のフルオーケストラの奏でる美しい響きと融合し、フィナーレも圧巻で体が震えた。
日本に帰国して初めてのクラッシックコンサート。数年前のフィリピンフィル以来…。至福の時を過ごせた。サラマッポ!
「すみだトリフォニーホールのオルガンは、18世紀のドイツ・バロック時代のオルガンの特徴を基本にしたタイプです。製作したのは、ドイツのザクセン地方の古都ドレスデンに工場を持つイェームリッヒ社です。同社はオルガン音楽の最大の巨匠とされる、あのヨハン・セバスチャン・バッハと関係が深かったオルガン製作の伝統を受け継いでおり、その特色がここに生かされています。
このオルガンの規模は、4,735本のパイプが、66個のストップに纏められています。ストップとは、音色の可能性を引き出す装置のことで、さまざまな音を発するパイプ群を、同じ系列の音色ごとに何十本かずつ集めたものです。ストップの数が増えれば、それだけ音色の組み合わせの可能性が大きくなり、表現力が豊かになります。演奏台には、手で操作する手鍵盤が3段と、足で扱う足鍵盤(ペダル)が1段備えられています。
また、すみだトリフォニーホールは、新日本フィルハーモニー交響楽団の本拠地になっていますから、このオルガンは、オルガン独自の力を充分発揮すると共に、オーケストラの響きとも良く調和するように設計されていることが、大事な特色の一つです。」
フィリピンマニラのラス・ピニャス市には、世界でも希少価値の竹で作ったパイプオルガンがある。
The 33rd Bamboo Organ Festival (Feb. 2010) in Las Pinas
Taken on April 19, 2009 in Manila
Oh! ここへ行ったのも「4月19日」だった。偶然だが…。
マニラ湾のサンセットとバンブーオルガン…半年ぶりのマニラで。 April 23, 2009
第36回『国際バンブーオルガン・フェスティバル』 2011 in ラス・ピニャス Feb. 10, 2011