アイ!サラマッポ in フィリピン & ジャパン!

‐Ay! Salamat sa Pilipinas at sa Japan!‐
 フィリピン、そして日本にありがとう!

「オリンピック、今回もまた見られないなぁ…。」 ~フィリピン・バギオにて~

2012年07月28日 | My life in バギオ

 今朝は、早朝3時50分にアラームをかけて、フィリピン時刻午前4時から、Solar Sportsというチャンネルでロンドン・オリンピックの開会式をライブで見ることができました。
 
いろいろな企画が盛りだくさん、スーパースターもたくさん…。クラシック音楽界からも、サイモン・ラトル(ミスター・ビーンと…)やダニエル・バレンボイム(オリンピック・フラッグを手に行進)といった指揮者が!まさに、お祭りですね。
 自分にとっては、やはり何と言っても開会式のとりを務めた、元気なポール・マッカートニー(Paul McCartney)の姿を見られたことが何よりでした。


Taken on July 28, 2012 @ 07:46, in The Philippines

♪The end…に続いての♪Hey Jude「ヘイ・ジュード」、大熱唱に感激!6月で70歳になったポール…「よく歌ってくれた!」

The Beatles・ビートルズ50周年の今年、とても感慨深いシーンでした。
♪Hey Jude -Paul McCartney


Taken on July 28, 2012 @ 07:53, in The Philippines


 ちなみに、自分にとっては、障がい者(頸髄損傷C4)となってからは、オリンピックを見た記憶がほとんどありません。夏のオリンピックの時に、自分はどこにいたんだろうか…。↓

1992年 バルセロナ …の時は、Kanazawa Cityで自立生活を目指してバタバタ。

1996年 アトランタ   …の時は、Tama Cityでバタバタ。

2000年 シドニー    …の時は、Quezon City (Metro Manila)

2004年 アテネ      …の時は、Davao City (Mindanao)

2008年 北京            …の時は、Las Pinas City (Metro Manila)

2012年 ロンドン       …今回は、Baguio City (Northern Luzon)

 

 フィリピンでは、Sky CableというケーブルTVでNHK World Premiumが入りますが、オリンピックの放送権がなく、見ることはできません。(*_*;)

 それにしても、今の四肢麻痺の体になってから、もう6度目のオリンピック(夏の)かあ…。


 ところで、話題変わって昨日は土用の丑の日。バギオのパレンケ(公設市場・Public Market)では、いつもこんなウナギ(天然?)とナマズが生きたままで売られています。↓

Eel and Catfish
Taken on December 21, 2011 @ 09:27, in Baguio

 できることなら日本に送りたい…。ウナギ(写真右下)を…。
 ナマズは、ミンダナオ島ダバオ郊外でバーベキューの焼きたてを食べましたが、なかなかイケます。ちなみに、ナマズはタガログ語で「ヒト・Hito」…。フィリピン人は「ヒト」を食べます。マサラップ!(美味しい…!^^;)

 ちなみに、バギオは昨日も雨…。アドボ(フィリピン料理)にして食べてみようか、と思ってた「うなぎ」は口にできませんでした。(^^;)
 が、友だちが「ハゼ」の揚げたのを持ってきてくれ、丸ごとガブッといただきました。(^0^)

「サラマッポ!」

(参考)『LET IT BE』(Paul McCartney)の「mother Mary」
(Sept. 14, 2010)


星に願いを…"When you wish upon a star" on グスタフ・マーラーご生誕の日 "152nd Birthday"

2012年07月07日 | 音楽

今日7月7日は、19世紀末ウィーンの偉大な作曲家「グスタフ・マーラー」生誕の日です(152回目)。

Gustav Mahler, July 7, 1861 - May 18, 1911

バギオの朝焼け -The glow in the morning sky in Baguio- On Mahler's 151st Birthday

(July 7, 2011 in リボーン・ライフ in バギオ - Reborn Life in Baguio, Philippines -

とにもかくにも、ただ好きなんです…、マーラーの曲が…。 

マニラ交響楽団・MSOの『マーラー 交響曲第5番』 - Gustav Mahler 100th Memorial Year
(June 1, 2011 in アイ!サラマッポ in マニラ )


音楽によってつながっていく人の輪…。
そしてその輪の中にいる人たちを心豊かにさせてくれる音楽の力…。
心地よいものは心地よいのです。

音楽こそが、自身の哲学的概念「意志-Will」を表象する最も近い形であり、きわめて重要な芸術だと絶賛した哲学者「ショーペンハウアー」は、二十歳の時の著書『意志と表象としての世界』第五十二節『音楽について』の中で、次のように書いています。

「音楽は、他のあらゆる芸術とは異なる別格のものである。音楽は、世界に存在している何らかのイデアの模倣や再現とは認められない。それでも音楽は偉大できわめて見事な芸術であり、人間の奥深いところに(直接)力強く働きかける。そして音楽は、普遍言語として、実に現象界自体の明瞭さをも超越するかのように、全面的にまた奥深く解釈されるのである。」

「イデア」…
「あらゆる現象は見せかけの夢幻的存在でしかなく、イデアのみが本質的なのである。永遠の形相たるイデアを認識するには、人は個体であることをやめ、ただひたすら直観し、意志を脱した純粋な認識主観であらねばならない。イデアを認識する方法は芸術であり、天才の業である。…」


そして今日は「七夕」…。『星に願いを』❝When you wish upon a star❞

『星に願いを』❝When you wish upon a star❞

When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you

If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do

Fate is kind
She brings to those who love
The sweet fulfillment of
Their secret longing

Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dream comes true


『流星』 吉田拓郎 in 1979 

『流星』 手嶌 葵(吉田拓郎 作詞・作曲)

北ルソン日本人会・JANL主催の七夕祭り in バギオ↓

Taken on July 8, 2011 @ Baguio Museum


Taken on July 7, 2009 @ Bridge Tutrial & Learning Center in Baguio


(参考)
七夕祭 in バギオ…「♪星に願いを」
(July 8, 2009 in アイ!サラマッポ in バギオ)

「星」にちなんだ歌-「たとえば僕が間違っていても…」『流星』(拓郎)

(July 10, 2009 in アイ!サラマッポ in バギオ)


バギオに戻ってきてちょうど1年が経ちました…。“Prayer to the Stars・星に祈りを…”

2012年07月03日 | My life in バギオ

 昨2011年の7月3日に、マニラからバギオに戻ってきて、今日でちょうど1年になります。


Taken on July 4, 2011 @ 05:20

バギオの朝焼け -The glow in the morning sky in Baguio- On Mahler's 151st Birthday

(July 7, 2011 in リボーン・ライフ in バギオ - Reborn Life in Baguio, Philippines -

 そして、このバギオに戻ってきてからのブログ『リボーン・ライフ in バギオ』(2011年7月7日~2012年5月18日)ですが、何と、今日でアクセス数50,000を突破する予定です。サラマッポ!^^;


 ところで
、昨2011年4月23日のことですが、実は、マニラで、介護者の一人(正看護師)にTシャツを着せてもらう際に、誤って左腕を引っ張られて左肩を損傷…というハプニングがありました、ホーリーウィークの聖土曜日・Black Saturday、バギオで戦死した祖父の命日でした。
 すぐに病院にかかった後、約1ヶ月間ベッドの上で過ごすうちに床ずれができ、また、いつも低めの血圧がさらに低くなっていき…。6月は、デジタルの血圧計では測定できないほど(最高値60mmHg以下)のややきつい日々でした。
 飛行機内でストレッチャーを利用しての日本への一時帰国も考えましたが、フィリピン航空に問い合わせると、マニラ-関空の片道で「20万6千ペソ」(約40万円)!一時帰国したにせよ、その後も大変だし…。
 結局、体調を整えることを最優先に考えて、7月初めにここバギオ市に戻ってきた…、という事情もあったのです。
 でも、おかげ様で、今は床ずれも癒え、血圧も上昇(約80-60)と、体調はずい分回復しました。 ・・・

 昨日は、午後遅く、ファーッと霧が立ち込め…。↓

Taken on July 2, 2012 @ 16:40
…最近、いろいろと考えることが多くて、自分の頭の中も「五里霧中」…(^^;)。


 
 7月3日といえば、46年前、ビートルズ・The Beatlesがフィリピンで遭遇した、こんな悲しい事件もありました。↓

ビートルズ・The Beatlesの悪夢 in フィリピン(1966)

  今年2012年は、「ビートルズ50周年」の年…。
 新ドラマーのリンゴ・スターが加わって「4人」(ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ)が揃ったのが、1962年の8月18日、そしてレコード・デビューしたのが同年10月5日でした。

ビートルズ - Wikipedia

  

 さて、7月は「フィリピン・日本友好月間」。フィリピン各地で、比日友好を促進するイベントが多数催されるようです。
 ここバギオ市でも、北ルソン日本人会・JANL(小国秀宣会長)が中心となって数々のイベントが開催されます。
 2012年のバギオ市での日比友好月間、「七夕まつり」のテーマは、“Prayer to the Stars・星に祈りを - Overcoming the Disasters”です。↓

Prayer to the Stars・星に祈りを

 東日本大震災特集の映画も、バギオ市内の各大学等でいくつか披露されます。↓
バギオ日本映画祭 JAPANESE FILM FESTIVAL in Baguio City / Benguet


Philippine nursing board exam 2012 on June 30 & July 1 フィリピン看護師国家試験

2012年07月01日 | フィリピン人看護師・ケアギヴァー

Philippine nursing board exam 2012 on June 30 & July 1...

 昨日6月30日と今日7月1日の2日間にわたって、フィリピンでは看護師国家試験が行われました。
 
現在、フィリピンでは、約25万人もの「正看護師」が看護職には就けない…という極めて厳しい状況下で…。




(看護師国家試験合格者の宣誓式 in 2010)


 フィリピンの看護師国家試験は、毎年7月(以前は6月だった)と12月の2回行われますが、500問の試験問題の合格ボーダーラインは「75%」です。つまり、375問以上正解だと合格です。

 以下は、2005年12月以降のフィリピン看護師国家試験の合格者数、受験者数、合格率です。↓
Dec. 2005 - 13,108 passed out of 24,287 examinees 53.97 % passing rate
Dec. 2006 - 19,712 passed out of 40,147 examinees 49.10 % passing rate
Jun.  2007 - 31,275 passed out of 64,909 examinees 48.18 % passing rate
Jun.  2008 - 27,765 passed out of 64,459 examinees 43.07 % passing rate
Dec. 2008 - 39,455 passed out of 88,649 examinees 44.50 % passing rate
Jun.  2009 - 32,187 passed out of 77,091 examinees 42.12 % passing rate
Dec. 2009 - 37,527 passed out of 94,462 examinees 39.72 % passing rate
Jul.   2010 - 37,679 passed out of 91,008 examinees 41.40 % passing rate
Dec. 2010 - 29,711 passed out of 84,287 examinees 35.25 % passing rate
Jul.   2011 - 37,513 passed out of 78,135 examinees 48.01 % passing rate
Dec. 2011 - 22,760 passed out of 67,095 examinees 33.92 % passing rate 
(試験年月日 - 合格者数           - 受験者数             - 合格率)


 今回は、新卒者が多いため、昨年12月の看護師国家試験の「34%」という過去最低の合格率よりも、多少は高くなると思われます。
 が、以前と比べて「看護師養成課程」(4年間)を志望する学生は、最近激減しているようです。
 合格発表は、通常約2ヶ月後です。

 ちなみに、日本では、今年2月19日に行われた第101回目の看護師国家試験(2012年・2011年度)、全体の受験者数53,702人のうち、合格したのは48,400人で、合格率は90.1%でした(再受験者、インドネシア人、フィリピン人などの外国人受験者を含む)。
 新卒者に限って見れば、合格率「95.1%」…受験者数49,336人中、合格者数46,928人でした。

 
(参考)

フィリピン看護師国家試験の結果が…。厳しい正看護師の事情…。Filipino Registered Nurse
(Feb. 17, 2012)

第101回看護師国家試験(2012年)合格発表。外国人看護師合格者は47人!(合格率11.3%)
(Mar. 26, 2012)