フィリピンでは、中央部ビサヤ地方を中心に、昨年末から降り続く大雨により、昨日までに52人が死亡、計25の州で発生した洪水被害の被災者は16日午前までに30万9千世帯、158万人になったということです。(by まにら新聞)
(1月6日の雨量予想図)…ずっとこんな状態です。
特に、大きな被害が出て救出活動が続けられている南レイテ州南東部のセント・バーナード町・St. Bernard Southern Leyte…。ここは、2006年にも(2月17日)、十日間続いた大雨と折からの地震により、大きな地すべりがギンサウゴン・Guinsaugonという集落(バランガイ)、学校などを押しつぶし、50人が死亡、950人以上もが行方不明となったのが記憶に新しいところです。
(2006年2月の土砂災害)
The Guinsaugon Landslide 2006(YouTube -バックの曲はCelin Dion)
昨日は、ミンダナオ島のダバオ市中心街も水に浸かった様子がニュースで…。少し前には、ルソン島北中部バギオ市からも大雨による被害の映像が…。ここマニラも、雨こそ多くはないものの、どんよりとした雲が立ちこめ、特に朝夕は肌寒い日が多い、例年になく変な「乾季」です。ちなみに、ルソン島中部のマニラとビサヤ地方では、気候が多少違います。
今月に入り、メディアを通して、世界各地での大雨、洪水や土砂崩れの被害が報告されています。この異常さには驚異を感じます。
スリランカでは、モンスーンの季節を迎えた中、数日間降り続いた豪雨により中東部で洪水や土砂崩れが発生し、15日までに40人近い人が死亡、被災者は100万人を超えたという情報もります。
オーストラリアでも、昨年末からの大雨により、14日までに死者が20人、行方不明者も数十人を超え、農作物などにも甚大な被害が出ています。
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州など南東部では、降り続く大雨による被害、死者が数百人に達したという。山の斜面にある多数の家が土砂崩れに巻き込まれたということです。
中南米のパナマやエクアドルでも、大雨と洪水、そして土砂くずれの被害が深刻化しているようです。
今日18日には、雨季を迎えた南アフリカ共和国で大雨による洪水でこれまでに32人が死亡、隣国のモザンビークでも10人が死亡するなど、被害が広がっている、とのニュースが入りました。
大雨、豪雨による大きな被害が出ているのは、ほとんどが真夏の南半球、もしくは赤道近くの地域です。ラ・ニーニャの影響が大きいようです。↓
豪水害、ラニーニャ現象が拍車 NASA
被災地の雨が収まり、一日も早く復旧されますように…。
不思議に思うのは貧しい国に災害が襲うのです。ミヤンマーも少し前の津波も・・・。
こんな事から神様っているの?って言う人も
『どんな試練も神から与えられないものは無い、あなた方がそれを乗り越えられる事をしっておられるのです。』聖書のどこかで読ん憶が,
そう言えば自分もイッシンさんも試練を乗り越えられたなぁ。
『なんで、自分がこんな目に』ちゃんと理由があると思うべきなのか、、、、
もっと高い次元で物事を見ます。
上記のコメントの聖句、コリント第一の10章13節だそうです。
そしてコメント「サラマッポ!」
聖書の一節も…。TOMさん、さすがに幅広い…。
写真、お役に立てば幸いです。
今年(1月)のマニラの気候は、かなり変です。一年前は、全く雨が降らず水不足…。それが今年はどうしたことでしょう?昨夜も、うちの周辺は、雷を伴う豪雨でした。
うちの介護者の一人グレンさんは、南レイテ州の実家の状況をいつも心配しています。St. Bernardからは、少し離れたところのようですが、大変な大雨が続いているそうです。
近年は、今回の大雨による洪水もそうですが、異常気象による熱波や寒波、台風や竜巻、また地震等…による被害の規模が大きすぎるように思えます。
おっと、今も雷が鳴り出したようです…。失敬。。。