仏典の涅槃経には、
「一切衆生 悉有仏性」(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)
「一切衆生即仏性」(いっさいしゅじょう すなわちぶっしょう)
という表現があります。
この意味は、難しいことではなくて、
* 生きているモノ(人・動物たち・植物・・・)にはすべて神様・仏様が宿っている。
* コノ世の一切が神仏の一部だった。
ということです。
これを若い頃に知った道元禅師(どうげん:1200-1253年。後の禅宗の開祖)さんは、
「あれ? 一切が仏ならば、誰もが既に仏様・神様ならば、
なぜ人は厳しい修行をしたり、
無数の僧侶が社会に居るのか?
それは、おかしくない?」
という素朴な疑問を持たれました。
この答えを知りたくて、当時の最高峰の寺だった比叡山に入門し、多くの名僧に会い、外国にまで命懸けで勉学に行かれて修行されました。
その結果、道元さんは
「いや、本当に大地も山川も草木も、石ころも木片もみな光り輝く仏だった。
生きとし生けるものはすべて命輝く仏、この世のすべてがみな仏そのものだった」
という見性(けんしょう:物事の本質を実体験すること)を体験されました。
そして、最初に抱いた大きな疑問の答えとして、
* 誰もが神仏の現れ、そのものであるのは本当だった。
理屈を超えて、自分で体験して思い知った。
* ただ、誰もがこれに「気付けない」「自覚が出来無い」ということだったのだ。
* だから、「既に自分に在る仏性」に気付くために、人は人生で修行をする。
* しかし、既に自分は仏であるのだから、難しい特殊な宗教的な修行は不要である。
* 日常生活の労働・作務、街の人々と相対することが重要だった。
* 座禅は、その労働の間の休息、乱れた呼吸を整えるために大切だ。
という流れに行き着かれました。
つまり、人の人生とは、
* 自分が宿す神仏に気付くための旅。
* 自分の良心(内在する神仏)を大きく発露させて、アノ世に戻る道程。
だということです。
古神道では、これを「天の岩戸開き」と表現します。
既に自分の心にある神様を、表に「お出しする」過程が人生だとします。
だから
座禅とは、
* 心身を休める行為、脳に休息させる行為。
* 労働で乱れた呼吸を、平静に戻すための行為。
という視点も知って置いてください。
作務がメインであり、座禅がサブなのです。
わざわざ座禅を組まなくても人間は、意識が途切れた睡眠中(自我の停止)は、誰もが「良い呼吸」・寝息をしています。
でも、人が起きている時は、自分の自我の思いにより、色々なストレスで呼吸が乱れています。
無心に眠る赤ちゃんからは、大きな寝息が聞こえることがあります。これは、自我が無い状態の中での深い呼吸です。
これこそが禅であり、真の瞑想でもあります。
生活の中にこそ、労働の合間にこそ、深い禅・瞑想が存在することを知って置きましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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