通勤中や、会社でも、家庭でも、学校でも、他人と触れ合う場所では、
* 怒りに巻かれる人
* 心配事で心ここに在らずの人
* 悲しみに包まれている人
* 異性や子供の問題で苦しむ人
を見掛けます。
自分がこのような心境の最中は、どうすれば良いのでしょうか?
こういう時は、
* 内在神(良心・本当の自分・真我)からの視点で、そういう自分自身を静観すること。
を参考にしてください。
* 自分が何かのことで怒っている時は、
その怒っている自分自身を、最初は肉体の頭の斜め上方向から静観・観察します。自分に対して、
「うわあ、怒ってる、怒ってる」「おお、怒ってるな〜」
と静観・観察します。
* 自分が悲しんでいる時は、
「自分が悲しんでいるな」
と静かに静観します。
* 自分が心配している最中は、
その心配中の自分を静観します。
「自分が心配している」「それで注意力散漫になっている」「運転や歩く時も注意すべき」
と自分を冷静に静観します。
以上のように、喜怒哀楽の最中の自分を静観・観察する意識が持てますと、ここで大切なことが有ります。
自分自身を静観中・観察中でありましても、その喜怒哀楽をしている・ing自分とは、
* それは、本当の自分のなのか?
* それが自分なのか?
* それは、誰か?
ということを意識の基本に持ちながら静観・観察します。
これが継続しますと、
* それ、は本当の自分では無い。一時的な自分だ。
* 本当の自分は、そんなことを思いたくは無い。
* 本当の私は、そんな人間では無い。
ということが誰でも分かり出します。この時に、
* もしその怒りが憑依によるものならば、その霊や生霊は「あっバレたな」と去り始めます。
これは、自分で自分自身をサニワ(冷静に霊的判断すること・祓い)することに成ります。
* それが自分の自我(ワレヨシの気持ち)からの喜怒哀楽ならば、自分を静観することで、
冷静に成れます。自分で冷静に戻れます。
相手の立場や事情も思いやることが出来るようになり始めます、見え出します。
以上のことは、仕事中や、移動中や、「動作の中で」することが出来ます。これが重要なのです。
動作の中ですることに、意味が有ります。
瞑想のように、わざわざ座ったり、時間を設ける、ことには逆に弊害が有ります。
生活中の「動作」の中でするからこそ、
* 祓い
* 余計な思考の削ぎ落とし
が可能に成ります。
実は、ロシアの神秘家・グルジェフも、わざわざ難しい姿勢を取らせるダンスをさせる中で、自分を静観することで本当の自分に気付かせる試みに成功しています。
禅をする古今東西の無数の著名人の中で、唯一の本物・見性した人物として私が認めるのは永平寺の道元さんだけです。
道元さんは、禅を組む以上に、作務という日常生活の労働を重視し、弟子たちにも街の人々の前に立つことが大事だと厳命されていました
やはり、真理を観れば、そうなるのです。
わざわざ座らせるのに集金したり、外国の意味不明な呪文をもったいぶって高額で売り付ける有料先生などは、本当の真理からもっとも遠い真逆の行為を広めています。それは有料先生が遊ぶための色欲の金にしか成りません。
本当の禅も、瞑想も、
* 日常生活の「動作」・「行為」の中にこそ本当の世界が在るのです。
わざわざ隔離した、静止した、瞑想などムダです。魔境にしか繋がりません。
今日も、生活の中で自分を静観しながら、明るく動きましょう。
とにかく、動け!働け!なのです。
これが真理に最も近道です。
生かして頂いて 有り難う御座います
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