備えと希望

九州を始めとする豪雨の被害地域へのお見舞いを申し上げます。
最近よく耳にしますことは、

「どうして九州ばかりが気の毒なことになるの？」
「九州に地震が起これば何ヶ月も継続し、豪雨になれば異様に長く九州ばかりに雨雲が居座るのは変」
「九州には素朴な良い人が多いのに、神様は何を見ているのか？」

このように聞きまして思い出しますことは、
＊　神武東征（じんむとうせい）は九州から「始まった」ということです。

天孫降臨により九州の日向（ヒムカ・宮崎県あたり）に安住されていた天孫（てんそん：天照太御神の子孫）は、天啓により関西を目指すことにされました。

つまり神話によりますと、
九州＝始まり
を意味するということです。
私は、日本神話や古事記は、「予言を示唆してくれている」という確信を持ちます。

だから今回の九州での地震や水害は、九州だけの問題では無くて、日本全体で共有するべき災害だと感じます。
いずれ日本全体で「順番に」、地震・火山・水害・渇水が、問題に成ると思います。

先行して天災に遭われている九州の方々が、立ち直る過程が日本の明日の姿とも言えます。
だから日本全体で九州を支えないと、日本全体に反射します。

神話を尊重して考えますと、
＊　九州から北上して次のポイントは、いったん水路を取られた神武天皇が再上陸された和歌山＝南海、とも言えます・・・・。

ここで話が変わりますが、やはり今からの大阪は興味深いです。
大都会の運営に欠かせない安定した水源（琵琶湖）が大阪には有ります。
東京は、万が一に完全に渇水しますと、すべての機能が停止します。水洗トイレも使えません・・・・。

琵琶湖は、日本列島の子宮に当たります。
そうしますと、淀川＝産道となり、大阪平野の全体は女性の大切な部分と成ります。
酸いも甘いも秘めた、魅力の有る場所として栄える暗示が大阪に有るわけです。

ちなみに、現代の金融の投資・投機システムの基本である、少ない資本で大きな賭け事をするレバレッジ（倍加）の発想も大阪の米問屋から始まったとか。
まさに人生を破滅させる危険性と、夢のある極楽性を生み出す場所の性質・サガが大阪に在ります。

また驚きますことは、大阪の中心地・梅田のJRの裏側に近年に出現した広大な空き地は凄いです。
東京の中心地にいきなり莫大な平地が誕生したと思えば、その価値と奇跡が想像できることでしょう。

大都会の中心地に、ぽっかりと更地が出来ることなど普通はありません。
まさに２１世紀に天が用意した「巡り合わせ」が大阪に起こっています。
この意味を大阪の責任者は重く受け取らなければ生けません。

今日の話は、日本全体で災害に備えなければ生けないが、まだまだ日本は発展する夢も有るということです。
枯れない水源を保有する大都市は、アジアでは大阪だけに成るかも知れません・・・・。

生かして頂いて　有り難う御座います

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