伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

すべてが逆なのです

2012-04-28 11:03:55 | 再検証シリーズ

懸命な姿は美しい」(2011-03-09)

この写真は、伊勢神宮の伊雑宮へ参拝した時、最初の大鳥居をくぐった広場の真ん中あたりに浮かんでいたミノ虫を写しました。奥側の左手には、お尻の大きな母性を表す大木も写っています。
ちょうど私の目線ぐらいの高さを、1本の糸を頼りにして上下に揺れていました。
上空に高くそびえる木へと戻ろうとして、懸命に糸をたぐっている感じでした。
参道の入り口において、私はとても神聖なものを見せて頂いた気持ちになりました。

古来から日本では、絹(きぬ)糸を産み出す昆虫を「おかいこさん」と呼んで大切にして来ました。皇居では、今でもカイコ様を育てています。
ミノ虫の糸も、切れずにとても長く伸びていました。「与えられた」木の葉に身を包み、その条件の中で懸命に生きようとしていました。
私たち人間は、自分に与えられた条件の中で生きようとはせずに、よそ見ばかりして他の条件をうらやんでいたり、不満を持ったりとしがちです。
今の条件がどんなに不満でも、その中“でも”懸命に生きようとしたいものです。懸命な姿とは、とても美しく神聖なものなのです。

一生懸命に高みへと戻ろう、生きようとしていたミノ虫は、その後に社務所から神官の方が出て来られまして、ミノ虫の糸をつかんで木の枝に引っ掛けていかれました。
懸命にもがいて生きていれば、必ず救われます。
もし、この世で救われなくても、自分で懸命に生きてさえいれば、あの世で必ず救われます。
自分の良心(内在神)が納得して満足するからです。
でも、自分自身を満足させることは本当に難しいですよ。尽きることのない色んなサガ(性)を人間は持ちますから。だから悩み成長するのでしょう。
今の与えられた現状の中で、とにかく一生懸命に生きて見ましょう。必ず大丈夫と成ります。

(感想)
私たちの命とは、この1本の命綱の糸で繋がるミノ虫のように、いつでも簡単に切れる儚(はかな)いものです。本当にあっけないものです。
しかし、簡単に死んでしまうからこそ、人間は大切に生きようと真剣に成れるのです。もしこれが、不死身のロボットのようですと、非常に乱暴な世界へと進むことでしょう。
死への恐怖心があるからこそ、人類は色んなことを逆に大切に出来るのです。

ということは、人間が死ぬという恐怖心は、命を大切にするためには欠かせない現象だと言えます。
死への恐怖心が在る御蔭で、人類は戦争をしなかったり、交通事故を予防したり出来るのです。
しかし、人間は簡単に死んでしまうということを忘れますと、自動車でも無責任な運転をするでしょう。
平和と安全のためには、逆に死という現象から目を離しては生けないのです。

また、人間は必ず死ぬと言う道理を忘れていますと、自分の欲望が際限なく大きく成る傾向があります。
他人をイジメてでも自分が得をしたいという自我が強く成ります。
また、色欲から異性にも執着して、他人の家庭を破壊することも平気に出来てしまいます。
これは、自分の死後のことを考えたことも無いから出来るのです。「死を忘れている」からこそ出来る行為なのです。
死を忘れることは、道徳心も消してしまい、ムチャをしてしまいます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます、と日々において感謝をすることは、日々に生死を自分に意識させます。
すると、上記のような自我(じが:われよし)の行為は、アホらしいことだと目が覚めるのです。
いつか必ず死んでしまうのに、そんな他人に迷惑を掛けてするほどのことでは無いと分かるのです。
しかし、悪魔は違います。逆に、人間に死を忘れさせるように誘導します。
死後の世界など無く、この世だけだから「やった者勝ち」だと人間に思わせようとします。

神道では、死という現象を「隠れること」だとします。偉人が死にますと、「お隠れになった」とも表現します。
要は、死とは移動に過ぎないと考えています。
これは霊的には、非常に深くて正しい表現だと感じます。
答えを言いますと、私たちの魂は実は「生まれたことも死んだことも無い」のが霊的真実なのです。
死という無になることは一切なく、どこまでも魂は「生き通し」なのです。
だから無責任とは絶対に成らずに、いつか必ずすべての帳尻が自動的に合わされ、そして魂の旅は進んで行きます。
実は今の私たちも、帳尻が合わされている「最中」なのです。(これが分かりますか?)

コノ世とアノ世という「舞台」を移動しながら、学び遊ぶのが私たちの魂なのです。
そして魂を成長させるために、神が死への恐怖という幻想を設定しています。
この死の設定が無い次元では、魂は成長せずに育たなかったのです。

だから、この神の設定にダマされながら、日々を懸命に大切に生きましょう。
するとその先は、大丈夫に成っているのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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