伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

現代人の初めての挑戦

2012-04-15 11:11:30 | 再検証シリーズ

想定して忘れる極意」(2011-02-24)

私のサラリーマン人生における初めの10数年間は、企業ごとの業務管理のシステムを受注する営業マンでした。今は天然資源の輸入に関わる部門をしています。
私はシステムのソフト開発は素人でしたが、客の業務の改善点を盛り込んだ全体の流れを提案する能力だけは直感でありましたので、受注を重ねることは出来ました。
問題は受注した後でした。自社のシステム・エンジニア(SE)を連れて、客先での詳細打ち合わせが始まります。
私は素人のお客様と同じ目線に立って、「これが出来ないか?あれも出来ないか?」とするわけです。受注する前の営業段階でも、「出来ます」と約束している事もあります。自社の開発予算内で客を満足させるように、自社と客の企業との間の落とし所を誘導するのが、営業の役目でもありました。
問題は、数ヶ月~1年もの開発期間を経てから納入して、企業の実務での稼働を始める時です。無事に業務が運用するように、初日から本当に緊張しました。もし、問題が発生すれば、トラブルの弁償や当社の開発費の回収に懸念が生じます。

お陰さまで、受注した仕事の大半が無事に稼働しています。
この時に大切だったのは、あらゆる悪いパターンを想定した洗い出しでした。
すべてがうまく行くなどと、簡単に思っていては絶対にダメでした。現実界とは、そういう次元なのです。
ここが、今の精神世界に欠落している事であり、実践力を無くしているポイントです。
「もし、~したならば」を想定して、それへの対処を確実にしていきます。この時に私は、悪いパターンを思い付く天才だとSEから言われていました、笑。

私の人生を振り返りましても、事前に「もし、~したならば」と想像「出来た」悪い事は“起こら無いのです”。
もし起こっても、慌てずに淡々と対処をしたでしょう。
そして、悪い想定をできた事は、普段から「そう成らないように」無意識に自分が動いているものです。それへの努力もするものです。
だから、悪い事が実際に起こった人が一様に言うことは、「そんなこと思いもしなかった」と言います

事前に想定していても現実に悪い事が起きれば、私はきっと「仕方がない」と思うでしょう。
「生かして頂いて ありがとう御座位ます」という生死の視点から問題を見ますと、「生きているだけで十分だ」と覚悟ができますし、むやみに落ち込むことも無いです。
悪いパターンも想像できる“心の余裕”と、仕方がないという執着を離れた覚悟を持てば、「人生は気楽に成ります」。

極意は、悪い事を想定できれば、「それを忘れても良い」です。無意識下に渡して、仕舞って置きます。知って置くことが大切なのです。
正知(せいち:正しく知ること)は、人生を改善させます。
そして、いつまでも心配して執着することが一番ダメです。
悪い心配を忘れて、明るく覚悟をしていれば、災難は去ります。
こんな小手先も、この言葉で生きていれば不要と成ります。それは、
生かして頂いて ありがとう御座位ます

(感想)
公的機関や学者から太平洋側での連動する三大地震(関東・東海・南海)への懸念が頻繁に報道されていますが、私たちは生活を変えることが出来ないものです。
これは過去の地下鉄火災において、周囲の人々が避難しないから自分も逃げない、という「多数派同調バイアス」が国家レベルで生じているとも言えそうです。
地下鉄火災の場合は、煙が充満しても多数が静かに座り続けるという、非常に奇妙な呪縛が集団で実際に過去に発生しています。声を出すのが恥ずかしい、逃げるのが恥ずかしい、隣人もそのまま居るから、という心理が人間を縛るようです。

しかし、地震の場合は事前に引越しをしたところで、新天地で生活出来なければ別の悲劇が生じるものです。
家のローンを抱えたままで、失業しての引越しなどは出来ないものです。
この1年間で動ける人は、偶然という何かの縁により既に動かれたことでしょう。
結局は今の自分の生活の中で、防災想定をしながら楽しく生きるしかないようです。
もし津波が来たら、もし河川が氾濫したら、もし大火災が発生すれば、どのように動くか?を決めて置くことが大切です。

千年に1度の大震災のために、故郷と財産を事前に捨てることは難しいです。古代人と私たちの一番大きな違いは、実はここなのです。
歴史的な大災害を生き延びた古代人は、棲家の移動を頻繁にしていたのです。特に「山の民」と呼ばれた集団は、定期的な移動生活を近代までしていました。
固定財産を持たざる人間は、嫌な自然の気配があれば身軽に移動をして行ったのです。
そして現代へと多くの遺伝子の引き継ぎを今の日本人に残すことが出来ました。

これから、移動しない・移動出来ない日本人が、どれだけの遺伝子を未来に残すことが出来るのか?
現代人は御金に負けた・殺されたと古代人は思うかも知れません。
しかし、私たちは財産と共に生きるという前代未聞の選択と挑戦を、大自然に対して行いつつあります。
財産の価値が分からない子供には、今の大人が奇妙な「裸の王様」に見えるかも知れません。
本当に大切なモノが見えなく成っているかも知れませんね。

やはり、すべては偶然という「縁」が、これからの個人の運命を分けます。
縁とは、過去に決まっているものでは無く、今も自分で日々「創り続けている」ことを知らない人が多いです。過去ばかり心配してもムダなのです。
今の自分が、明日の縁を創っています。これを忘れては生けません。
明日の良い縁を創るには、

1.自分が出来る努力をすること。防災想定でも仕事でも家事でも、何でも出来ることをしましょう。

2.先祖に感謝するという、遺伝子のアンテナを日々ミガクことが大切です。感謝するほどアンテナ(遺伝子)の感度が増し、色んな導きと生命力の再生が起こります。
生死を分ける危機一髪の偶然を起こします。

3.自分の心の内在神へ日々の感謝をすることです。生死を超えて、死後にも自分の魂がお世話に成ります。
この世の苦難を超えた絶対安心の境地へとイザナイます。

色んなことを想定しながら、感謝しながら生きれば、最後は大丈夫に成ります。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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