伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

番組終了

2009年04月04日 | テレビ
へこむと言えば、
UHFのKBS京都放送「おもしろ京都検定」が終わってしまった。
情報番組「京都ちゃちゃちゃ」も。
何を楽しみに生きていけば良いんだ…。


日頃テレビはつまらないとか、くだらないとか、
ほとんど見ないと言っているけれど、
それは民放のテレビ番組のことで、
つまり4、6、8、10チャンネル、
東京で言えばTBS、朝日放送、フジテレビ、よみうりテレビになるのか?
関西では毎日、ABC、関西テレビとあと一つ何だったか…、
という民放のテレビ局のことだった。
東京の民放各局が作る放送は本当につまらなくて、
見ても何の得にもならないので、見たくないのだ。


でも、実は私は結構テレビを見ている。
ひょっとしたらテレビが好きなのかもしれない。

上記以外のNHK、教育テレビ、UHF、
テレビ東京(テレビ大阪)などは楽しいと思う。
最も見どころのある番組を作っているのは
テレビ東京ではないだろうか。
地方のテレビ番組は横並びの同じような番組ばかりではなく、
アイデアがあって面白いものがある。

「おもしろ京都検定」は3年放送していたそうだが、
はじめ問題が4問だったのが3問に減った時に、
ネタがなくなってきたのかなと心配していたのだが、
今回で終了したのはやはりネタ切れだったのだろうか。
それともオリジナル番組を作るお金がなくなったのだろうか。


「京都ちゃちゃちゃ」は昼の情報番組で、
その時々の観光情報、食べ物、町の情報、
京都で活躍しているいろんな職業の人をゲストに呼んでいろいろ聞く…、
というコーナーがあり、
一時間の中にコンパクトに京都の情報が分かって実用的な番組だった。
このような良質の番組があっさり終わった。
あと番組は、古い時代劇の再放送(泣)。


情報番組として「ぽじぽじたまご」という
2時間くらいの番組はずっと続いているが、
これがしょうもない。
だらだらとしていて、
アナウンサーとアシスタントが雑談をしているかのような、
地方番組に良くある、
ラジオの延長のような何の緊張感もないつまらない番組なのだ。
こんな番組ばかり続いて、良かった番組が終わってしまう。
どういうこっちゃ。

KBS京都放送の怪しさは、韓国ドラマの多さだ。
1日中韓国ドラマを流している日がある。勘弁してよ。
京都にはものすごく在日が多いのかもしれない。
レンタルビデオショップに行くと、
誰も見ないような韓国ドラマのDVDがずらりと並んでいる。
あれを見るたび、うんざりする。


「ぽじぽじたまご」では、途中でハングル講座なんていうのがある。
何の関連でハングル?
嫌になってしまう。
アナとアシスタントが何の躊躇もなく、
先生についてハングルをお勉強している。
初めてその光景を見てびっくりして唖然とした。
何が悲しくて京都人がハングルを勉強しなければならないのだ?
というか、
なぜ情報番組の中に当然のようにハングル講座があるのだろう。
もうイヤだ。


んん、話が変わって来た。
そんな中、唯一の楽しみは「ええじゃないか」かもしれない。
テレビ欄にタイトルがなかったので、
「ええじゃないか」も終わったのか!と嘆き悲しんだが、
曜日が変わっただけのようだ。

「おもしろ京都検定」がなくなった喪失感は、
それだけではとても繕うことは出来ないが。
「ええじゃないか」の詳しい話は今度。


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白沙村荘、焼ける

2009年04月02日 | 京都
白沙村荘が焼けた。

一度行きたいと思いながら、
今まで行ったことがなかったのでとても残念だ。
残念どころか、最近へこむことが多いなか、
またこんなことが起こって気持ちがガタガタだ。

深夜のことで、ブレーカーは切り、
暖房器具すら置いていなかったというので、
付け火かと思った。

でもあそこは私有地で橋本関雪の子孫が管理しているらしいから、
深夜は人が入れないだろう。
新聞によると、天井が良く焼けていたらしく、
天井裏に配線してあった電線の漏電が原因かもしれないとのこと。
私はてっきり犯人は例の法則によって
あの人物かと思っていたのだけれど、違うみたいだ。


焼けた茶室は昭和七年の作で、
文化財の指定などは受けていなかった。
受けてないだけに、
復元するのに援助をしてもらえないだろう。

庭は橋本関雪が小川治兵衛に依頼して作ったもので
茶室は関雪のデザインらしいが、
設計図は残っていないとのこと。
完全復元は難しいと新聞に書かれていた。

庭全体で一つの作品と言っていい所だから、
本当に残念で無念。
もっと早く行っておくべきだったなと個人的には思うが、
そういう問題ではないね。

銀閣寺の近くなので、
銀閣寺も飛び火が心配で気が気でなかったそうだ。

京都はいったん火事があると、
近所・周辺を心配しなければならないから大変だ。
白沙村荘は名前がきれいだし、
本当にいつか行こう、行こうと思っていたのだ。
当分、拝観出来ないかもしれない。
昭和の建物だと聞いて少し気が軽くなったが、
でも完全復元は難しいというのでまたどんよりしてしまった。



最近こういう火事が多いのはなぜだろう。

つい最近吉田茂邸が焼けたのがニュースになっていたが、
その前にも神奈川で重要文化財の近代建築が
丸焼けになっていたと思う。
こうも続くとなぜ…という思いが募る。
吉田邸も漏電だったらしいが、それにしても多い。
ちゃんと管理しているはずなのに。
昭和初期に建てられた建物が、
漏電する時期に来ているのだろうか。


木造の家屋は、京都の町家など、
今はもう昔の通りに建て直すことが不可能らしい。
一度焼けるとそれきり。

木造の建物はこれだから怖い。
いくら厳重に管理し、
注意していても焼ける時はこんなに盛大に焼けてしまう。
酷いことよ…。
とにかく、
見られるものはなるべく早く見ておくべきだと思った。
いつまでもあるとは限らないのだからねえ…。



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