インターン生の素直な感想＠福祉事業所の研修

プラスリジョンでインターンをさせてほしいと神戸大学大学院経営学研究科の学生さんがコンタクトをくれました。インターンって何してもらうんだろ（笑）？？？・・・まずは、福祉事業所の職員さん向け工賃倍増研修の現場に同席してもらうことにしました。率直な感想をまとめてもらいました。福祉事業所の職員さんは本来の福祉業務にあわせて工賃倍増という大きな難題に直面しています。簡単でない難題だと思います。でも、ステップを踏めばよりよくなると思っています。今回の研修でもスタート時は、みなさん、現状や課題も把握できずに、ディスカッションのための共通言語もなかったのです。５回の研修で成長されているのは確かです。インターン生の感想はとても素直な感想だと思います。それくらい福祉事業所のみなさんは難しい問題に直面しているということです。

＝＝＝以下、感想文
今回は、プラスリジョンのインターンシップ生として兵庫県北部にある福祉事業所で行われている研修に参加した。「福祉事業所が事業計画を建てる」こんな両者になんの関連性もないように思われることが真剣に行われていた。事業内容は、クッキーやお弁当に石鹸と特段珍しい事業ではないものの、その事業から収益を上げかつ工賃を倍にするという課題に真剣に取り組まれていた。ここで、注意が必要なのは福祉事業所であるので利用者の方のやりがいや仕事というものを第一にそして大切にしたければならないということである。これが、一筋縄、いや二筋縄でも解決困難な問題へと誘うのであるが、これが蚊帳の外になることはあってはならないのである。議論を聞きながら、仮に自分がなんの制約条件なしにこれらの事業責任者として工賃倍増を考えたとしても容易にそれが達成できるとは到底思えなかった。しかし、研修に参加されていた各事業の担当者の方からは大学で日々経営学を学ぶ私でも驚くほど専門用語（限界利益率、事業戦略）が飛び交い、これまでの研修の成果が出ていると素直に感じると同時にそんな難しい問題をクリアしそうな期待さえ持ててしまう真剣な姿勢があった。
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