㈱プラスリジョン

障害のある人の働く場づくりを目的に2008年3月法人設立。農と福祉の融合「オニオン・キャラメリゼ」商品化☆

ご紹介☆岸和田の「カレー屋さん」

2009-09-30 | Weblog
いずみ野福祉会さんが経営している「カレー屋さん」(南海岸和田駅下車スグ。)のご紹介です。こちらは障害のある人の働く場としてつくられたものです。このほかにも多様な事業を、泉州・南大阪で意欲的にがんばっておられます。いま職員さんとともに工賃倍増のお勉強をしているのですが、すでにこれまでもかなりがんばってきておられますので、学びを深めて、これからさらにどうなるか。若い職員さんたちが大きな可能性を秘めたエネルギー溢れる福祉事業所です。

「カレー屋さん」ではカレー鍋が食べられます。ぜひお友達とご家族と足を運んでみてください。食後のティラミスもおすすめです♪
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Google☆10^100プロジェクト投票開始(締切10月8日)

2009-09-29 | Weblog
いよいよ投票が始まったそうです。Google、さすがの資金提供額も1,000 万ドルだそうです。プロジェクトの詳細はこちら。わたしも投票しました。

==以下転送

昨年秋に、プロジェクト 10^100 としてアイデアを募集したところ、170 か国以上のユーザーの皆さんから 15 万(約 10^5.2)を超える非常に多数のご応募をいただきました。寄せられたアイデアは、幅広い分野への投資から、特定の分野での技術や実装など、多岐にわたっています。1 つのトピックに同様のアイデアが多数寄せられていたため、Google では、多数のアイデアの最も革新的な局面を組み合わせて、特定の大きな問題を解決する新しい方法を生み出すことにしました。この方法で選出した 16 の大きなアイデアをここでご紹介します。これらのアイデアはそれぞれ、ご応募いただいた多数のアイデアが基になっています。これは確実に世界中の人に役立つアイデアであり、提案された戦略はどれも創造性にあふれています。

実現したいアイデアはどれですか。投票の結果は、専門の選考チームが資金提供の対象となる 5 つのアイデアを選出する際の参考とさせていただきます。アイデアが選出されたら、Google は RFP プロセスを開始して、そのアイデアの実現に適した組織を決定します。

ぜひ投票にご参加ください。

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ご報告☆第15期大阪農塾開催(9/27@大阪天満橋)

2009-09-28 | Weblog
昨日は大阪有機農業研究会(大有研)主催「農塾」でした。(告知ブログはこちら

大有研の代表森田さんにお声がけいただき、プラスリジョン/カフェサンテのオニオン・キャラメリゼのお話しをしてきました。あしの会の奥谷さんのお話しも七色畑ファームの河西さんのお話しもそれぞれ個性的で面白かった。(写真は生産者らしからぬ風貌の河西さん講演風景。)

森田さんを通じて知り合った大阪の生産者手塚さんの玉葱を加工した生産者オリジナル版「オニオン・キャラメリゼ」もみなさんに紹介できたし、みなさんにも買ってもらって、おそらく生産者さんとしては初販売だったと思います。わたしもうれしかったです。よかった!

そして何より会終了後、気心しれた友人知人混ざった食事会は真面目な話もバカ話も混じって楽しかった。棚田ラバーズ代表の永菅さんも相変わらずがんばっているようで、そんな姿にこっちまで元気をもらいました。

今後大有研では好例のロハスナイトを含め秋冬イベントが目白押し。毎年楽しみなロハスナイトの会場は「蘇州園」だそうです。生産者さん持込の旬野菜をシェフが腕をふるって料理に大変身させます。ご興味ある方は大有研まで。
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新聞記事☆車いすの旅人…豊中市の男性、来月100カ国目へ出発

2009-09-25 | Weblog
昨日、移動中に携帯でニュースをチェックしてたら、Yahoo!トップ画面に見覚えてのある写真が!メディアにはいっぱいとりあげられている方ですが、yahoo!トップ画面ってそうそうないから、「いまアクセスしたらトップ画面!」とうれしくなってご本人にメールしちゃいました。きーじーさんこと木島英登さん、100カ国目へご出発です。お気をつけて~!こんな本もだされています。

==以下 2009年9月24日付け産経新聞より(本文はこちら

 車いすで世界中を旅している大阪府豊中市の木島英登さん(36)が来月5日、100カ国目となるグリーンランド(デンマーク領)へ出発する。事故で下半身の機能を失いながらも「挑戦する心を忘れたくない」と世界へ飛び出し、旅の魅力に取りつかれた。「車いす生活で得たものは後悔しない人生」と語る木島さんは、夢だったオーロラを見上げるために準備を進めている。

 木島さんは高校3年のとき、ラグビー部の練習中に脊髄(せきずい)を損傷、車いす生活となった。神戸大を卒業後、広告代理店に入社したが、平成16年に退社。旅を通じて世界のバリアフリー事情を見た経験を生かして「バリアフリー研究所」を設立し、神戸市をはじめ自治体や企業のアドバイザーを務めている。

 初めての海外経験は20歳のとき。米国に1カ月間ホームステイした。車いすでも公共交通機関や店を支障なく利用できる社会に衝撃を受けた。「当時の日本ではいたるところにバリアがあり、自分は障害者だという事実を突き付けられていた。でも米国ではそれを忘れられた」。一方、次に訪れた国では介助を頼んだ人に「車いすなんだから家にいろ」と怒られた。「同じ物事でも違った考え方がある。新しい発見が楽しい」と旅の魅力に取りつかれていった。

 モロッコではカバンをすられ、ボリビアでは高山病で死にかけたこともある。それでも旅を続けるのは「車いす生活になったとき、周りから『できない』とばかり言われた。『じゃあやってやろう』と思った」という「反発心」が原点にある。これまでの旅はほとんどが一人旅だ。

 世界中の旅を通じて、日本の課題も見えてきたという。バリアフリー先進国の欧米では「介助が必要なら、自ら申し出なければ何もしてもらえない」。障害者が社会に溶け込み、求められれば誰もが手助けするのが当然という共通認識があるからだが、逆に日本は設備の充実は世界有数ながら社会と障害者との「心のバリアフリーが進んでいない」という。「普段から障害者が一緒に学び、働き、暮らす社会であれば、専用施設やマニュアルを作る必要はなくなる」と指摘する。

 今年2月、ガーナで99カ国訪問を達成。100カ国目には「旅人の永遠の夢」とオーロラを見られるグリーンランドを選んだ。約10日間の旅程で犬ぞりにも挑戦する予定。「踏み出すのは怖いという人も多い。でも、動けば必ず面白いことが起こる」
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ご案内☆第6回ゴールド・コンサート@10/12東京

2009-09-24 | Weblog
お世話になっている成澤さんが主催側でがんばっておられる第6回ゴールド・コンサートのご案内です。SPEEDの今井絵理子さんも出演されるそうです。

==以下転送

<歌詞に想いを、音に願いを>
主催:NPO法人日本バリアフリー協会
http://www.npojba.org

■10月12日(月曜・祝)開場15時30分、開演16時30分~、東京国際フォーラムCホール(会場はバリアフリー・情報保障等対応しております)

日本最大級のチャレンジド(障がいを持った)アーティストの競演。

毎年1500名近い来場者、約15組のアーティストがアジア・日本から終結。

バンド、ジャズ、クラシック、ラブソング等音楽を通して叶えたい夢がそこにある。

最近、涙を流しましたか?両手いっぱいの想いと共に。
■チケットお申し込み(事前にお買い求めの上ご来場ください):チケットぴあ 0570ー02ー9999、Pコード:615ー628
※お座席は、3500~2000円の指定・自由席とございます。高校生以下は無料ご招待させて頂きます。

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ご案内☆第15期大阪農塾開催(9/27@大阪天満橋)

2009-09-23 | Weblog
大阪有機農業研究会の森田さんよりご案内です。プラスリジョンもゲスト参加、カフェサンテ事業のご紹介をします。農業と障害福祉のコラボの可能性など、みなさんと意見交換させていただけたらうれしいです♪

==以下転送

毎年、夏に開催しております大有研主催の大阪農塾のご案内です。
今年は有機農業だけに限定せず、さまざまな形で農業を伝えたり、サポートする活動に携わる3名の若手の方をゲストにお迎えしました。
物流や他業種とのコラボ、生産者支援などそれぞれの活動の中から垣間見える農業の可能性や課題を、参加した皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ぜひご参加ください。

ゲストのご紹介

奥谷 勉さん 有限会社 あしの会代表取締役
1969年生まれ神戸大学の夜間の部の法学部卒業
1995年共同購入会あしの会 の配送委託会社に入社。2005年共同購入会あしの会代表就任。
2006年有限会社あしの会設立 団体名を「あんしんたべものくらしネットワーク あしの会」に変更。
あしの会は、「こども達の未来によりよい食と環境を伝えよう」を目的とし、阪神間で、有機野菜・無添加食品の共同購入・宅配事業と、
田植え・稲刈りの農業体験イベント、川遊びイベント、食・環境に関する学習会などの活動を行っています。
現在、あしの会では有機農作物のより一層の展開を思案中。

福井佑実子さん プラスリジョン代表取締役
民間企業、国立大学産学連携組織勤務を経て現職。
社名プラスリジョンには「常に加える(プラス)のは融合(リジョン)の視点で」という活動方針を込めている。「融合」をキーワードに分野横断的ネットワークを活かしながら障害のある人の自立支援を事業的手法で確立することをめざしている。農業分野との融合事例として、規格外農産物を地方の福祉事業所で加工し、都会の大手販路とつなぐ「オニオン・キャラメリゼ(玉葱飴色炒め)」のプロデュース実績がある。福祉事業所のみならず、企業や地方自治体からも障害者雇用の相談を受けるまでになった。ETIC.主催STYLE2004入賞(2004年)、NEC社会起業塾6期生(2007年)

河西伸哉さん 七色畑ファーム代表
和歌山県紀の川市(旧粉河町)生まれ1982年 5月31日 現在27歳
大学卒業まで、和歌山県紀の川市で生まれ育つ。小さい頃から母に連れられ、母の実家のみかん畑、桃畑、水田などの山や畑で幼少期は遊ぶ。収穫時などには自らも農作業を体験し、稲刈りではハゼ掛けを行ってきた経験をもつ。
大学在学中から農業に興味を持ちはじめ、ワタミ株式会社が主催する農業インターンシップなどに参加し、和歌山以外の日本の農業を体験。大学卒業後、インターネットビジネスの上場ベンチャー企業に就職し、営業・企画・新規事業などインターネットビジネスの多岐にわたる業務を経験。
2009年4月から実家の和歌山県に戻り、農地を借りて農業を開始。現在は、野菜の生産に力を注ぐ。NPO農家のこせがれネットワーク(NPO法人申請中)のパートナーシップファームとして参加中。

○日程 9月27日 13時30分受付 13時45分 開始。16時終了。(イベント終了後、交流会有)
○参加費 会費 2000円(会員1500円)
○場所 ドーンセンター・セミナー室5F (京阪天満橋駅、地下鉄谷町線天満橋駅①番出入り口から東へ350m(OMMビルの方向)
○イベントの申し込み・お問い合わせ
大阪府有機農業研究会(TEL&FAX)06-6864-1026
e-mail:daiyuken@hotmail.com 
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新聞記事☆障害者自立支援法、廃止へ

2009-09-20 | Weblog
大型連休いかがお過ごしですか~?
地域農産物の活性化と障害者雇用モデルをかけあわせた素敵な構想をお持ちの自治体があり、わたしは前半はそちらの仕事の関係で障害者事業団の方と一緒に生産地をたずねました。昨日、今日と早起きして活動を開始しましたが、天気がよかったのでとっても気持ちのいい日を過ごしました。

さて、今日の朝刊で「障害者自立支援、廃止」の記事が載ってました。記事はこちら⇒毎日日経朝日、、、

わたしは、自立支援法の見直しは賛成です。いい面は残して、悪いところを見直すことで、障害のある人にとって、よりよい制度になったらいいと思います。障害のある人の状況はそれぞれです。例えば、極端にいうと、日常生活の支援を受けている人、企業や福祉事業所で働くために就労支援を受けている人。前者については、福祉サービス利用料の個人負担は酷だと思う時があります。一方、就労に関する福祉サービスについては、利用料の個人負担がいい動きも生み出した面もあるのではと思います。確かに利用料の個人負担というはなかなか厳しいものがあります。でも、それによって、よりよい福祉サービスを提供しなければならない、と福祉事業所の意識改革やサービスの品質の向上につながった例もあるのではと思います。もちろん、福祉事業所にとって厳しい側面もあり制度の細かい部分は見直していけばいいと思います。

障害者自立支援法は廃止されますが、国の財政状況が厳しいのは変わらない。福祉事業所が置かれる厳しい状況(自立経営など)はさほど変わらないと思います。企業が障害のある人の雇用を推進させる動きも変わらないでしょう。引き続き、弊社は障害のある人の働く場づくりのお手伝いを推進させます。
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兵有研レストラン「はたんぼ」の紹介記事@毎日新聞

2009-09-18 | Weblog
兵庫県有機農業研究会さんの直営レストラン「はたんぼ」が昨日付けの毎日新聞で紹介されたそうです♪来月はプラスリジョンの栽培実験打上げパーティを「はたんぼ」さんでさせてもらいますが「オニオン・キャラメリゼ」を使った料理や実験で栽培した農産物を使ったお料理をつくってもらう予定でいまから楽しみです♪

==以下2009年9月17日付け毎日新聞記事

はたんぼ:県内産の有機農産物専門店、西宮にオープン カフェも併設 /兵庫

 県産の有機農産物を専門に扱うカフェ併設の「はたんぼ」が先月末、西宮市甲子園八番町にオープンした。食や農の安全・安心への関心が高まる中、有機農産物の全生産量に占める割合はわずか0・2%。おしゃれな八百屋さんから、人にも環境にも優しい有機農産物の普及と生産・消費の拡大を図る。

 NPO法人「兵庫県有機農業研究会(兵有研)」が運営。9月の店頭にはカボチャやナス、オクラ、ジャガイモなど旬の野菜のほか、低温殺菌牛乳や農産加工品が生産者の顔写真と共に並ぶ。野菜を使ったスープやカレー、パスタなどが楽しめ、学生やファミリー層、お年寄りまでが足を運ぶ。

 料理長として腕をふるう店長の越智良典さん(40)は、新神戸オリエンタルホテル(当時)で料理長を務めフレンチレストランも経営。「県内のお百姓さんからおいしくて栄養のある野菜がどれだけ手間ひまをかけて作られていることを教えてもらった。旬の野菜を最大限に生かし心を込めて調理したい」と語る。

 有機JAS認証を受けた県内53人の生産者で「県有機農業生産者出荷組合」を設立。神戸、篠山、丹波、但馬、播磨、淡路の6グループごとに集荷を担い、有機農産物の安定供給と他のオーガニックレストランや加工業者などへの販路拡大も目指す。午前10時半~午後8時(月曜定休)。0798・48・6911。【中尾卓英】
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不況の影響は福祉事業所にも・・・

2009-09-17 | Weblog
昨日は大阪の福祉事業所へ打合せに。
不況の影響は福祉事業所にも押し寄せ、中小企業からの受託作業が激減したり、なくなったりで「仕事がない」と職員さんが頭をかかえる風景をみききすることが多くなりました。

今回の福祉事業所さんは前職関係者から紹介されおつきあいさせていただいているところです。独自事業で収益をあげてらっしゃるのですが、障害のある人の状況にあわせて仕事のラインナップを整えられたらいいなという希望や企業内実習の場があったらいいなとおっしゃいます。今回はあらたに後者の紹介にあがりました。こちら、最終決定は全員(職員さんと利用者さん)で話し合ってされます。決定がいつも正しいわけではないのですが、みんなで納得して進まれるというのは、とてもいいスタイルだと思います。応援したい!福祉事業所のひとつです!

余談ですが、同じ建物の中に高知県物産直営販売所があり「かつおのタタキ」を販売していました。一本釣りと藁焼きにこだわって作るのが高知流。1本購入してみました。藁焼きの独特の風味が最高においしかったです。絶品でした。
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大学病院内に障害者雇用モデル店舗の「タリーズコーヒー」!

2009-09-16 | Weblog
素敵な取組みです!

==以下2009年7月8日付け松本経済新聞記事

 信州大学病院(松本市旭3)の新外来病棟1階ロビー奥に7月8日、「タリーズコーヒー 信州大学病院店(TEL 0263-39-6055)がオープンした。

 病院内店舗としては長野県初。病院という環境でありながら、街中にいるような雰囲気を味わえる「癒やしの空間」の提供を目指す。病院内店舗ならではの取り組みとして、レジカウンターには点字メニューを、24席ある客席にはクッション素材のひじ掛け付きいすを用意。カウンターには手すりを設置し、角に丸みをもたせるなど安全面にも配慮する。「病院内店舗は、院内の担当者と打ち合わせを重ね、ニーズに合った店舗の規格を決めていく。色味なども、暖色系寄りで温かみのある印象にしている」とタリーズコーヒー広報担当の三森睦子さん。

 同社は2004年に病院内店1号店となる「タリーズコーヒー好仁会 東大病院店」をオープン。以来、医療関係施設の「明るく開放的な雰囲気を作り出したい」という思惑とも一致し、出店を積極的に進め、現在は全国で23の病院内店舗を展開している。

 同店は愛知・長野などを中心に障害者の就労支援を行う「ラ・バルカ」グループの「ライフリベット」(愛知県豊橋市)が運営。地元の障害者就労支援ネットワークと連携し、障害者が働く環境を支援する。同グループの夏目浩次代表はタリーズ本社と6年ほど交渉を続け、実現にこぎ着けた。「就労機会や賃金などいろいろな面で厳しい現状の中、障害者の『働きたい』という思いを実現できる環境を作っていきたい。この店がモデルケースとなって、いずれは全国展開ができれば」と夏目さん。今後は合同面談会などを経て7月下旬から、ジョブトレーニングと雇用を実施、フロアでのサービスや院内の医局などへのポットサービスなどを担う。また、地元授産施設とコラボレーションした商品開発も進めており、第1弾となる「タリ熊」の販売も予定している。

 7日のプレオープン、8日のオープン当日共に、朝から患者や病院職員など多くの人が訪れた。「街中と同じようなカフェがあると、気持ちも明るくなると思う。患者さんや病院職員、見舞いに来た人などに『癒やしの空間』を提供できれば」(三森さん)。

 営業時間は、平日=7時~20時、土曜・日曜・祝日=9時~18時。
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