「オニオンキャラメリゼ」は障害のある人の自立支援を目的にうまれた商品(※)です。
この度、神戸出身の山下春幸シェフが、障害のある人たちのためにと「オニオンキャラメリゼ」のレシピ制作に手をさしのべてくださいました!山下シェフは東京ミッドタウンHAL YAMASHIYA、神戸元町NADABAN DININGのオーナーシェフでいらっしゃいます。ワールドグルメサミット2010日本代表シェフとして出場され、世界の料理メディアに最高峰マスターシェフと称賛されるなどグローバルに活躍されているシェフです。その他、東日本大震災被災者に飲料水支援する基金設立、国連世界食糧計画WFP顧問など、食を通じた社会活動もされているなんともかっこいい方です。超多忙な合間をぬってレシピ制作、撮影まで文字通りひと肌ぬいでくださいました!
撮影ふくめデザインディレクション統括はルリコプランニングさんにご協力いただいてます。
今回、怒涛のレシピ撮影を写真でご報告します。
♪ 撮影は終始笑いありの賑やかな現場でした。でもみなさんプロ!要所要所でプロの顔にかわります。真剣な顔の山下シェフです。
♪ レシピでは作り方ワンポイントの写真も入れることから、厨房の中でも撮影させてもらいました。とにかくシェフは動きが早い!厨房の中、外、もう、カメラマンさん大変です(笑)。
♪ オニオンキャラメリゼを1袋使い切り、砂糖なしで甘みとコクがひきたつ時短料理!次々できあがります。一部抜粋してご紹介。
♪ まるで高級料亭の佃煮や、高級レシトランででてくるタレ・ソースが、オニオンキャラメリゼを使えば、超簡単にできることに驚きました。
怒涛のレシピ撮影ではわたしもチームの一員としてレシピの聞き取りなど大忙し!写真を撮っているひまもありませんでした(泣)。
少しの写真ですが、少しでも伝わったら嬉しいです。
今回のレシピリーフレットは10月にまずはフェリシモさんの「信頼市場」でお客様のお手元に届きます。
余談ですが、今回、シェフや多くのプロのみなさんが真剣に手をさしのべてくれたのは、「オニオンキャラメリゼ」をつくってくれている福祉施設のみなさんの姿勢が商品を介して伝わったからだと思っています。兵庫県淡路島産の有機JAS玉ねぎ(シェフは生産者さんもご存じでした)の品質の高さ。「オニオンキャラメリゼ」の商品の質の高さ。みんなでほんと日々努力して守っているこのレベル感が伝わったからだと思っています。
写真は、左がWELnetさんだチャレンジキッチン・フィトファクトリーのみなさん、右がゆうわ福祉会・野いちごの会のみなさんです。ほんとに日々、職員さんはじめ障害のあるみなさん、がんばっておられます!この場をかりてありがとうございます!
わたしは最近特に実感していることがあります。大きな食品工場は機械まかせ。「オニオンキャラメリゼ」を製造してくれている福祉施設さんでは小さな製造現場ながら、品質・衛生レベルはもちろん、機械にすべてをたよらず、人の手で機械に負けない「検品」の仕組みを確立するように現場をつくりました。逆にそっちのほうが安心できる!3年やって心からそう思っています。(この部分はお取引先である大地を守る会さまの品質管理プロからも評価いただきました!)
これからもプロのみなさんのご協力をきちんと受け止められるように、商品の根幹を福祉施設さんと二人三脚で守っていきたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします!
※ 障害のある人の働く場は大きく2つ、一般就労と福祉就労があります。「オニオンキャラメリゼ」を製造してくれている福祉施設さんは後者ですが、一般就労をめざし障害のある人が就労訓練をする場です。福祉就労の全国の月額平均工賃は1万2千円強です。これをせめて倍にしましょうと「工賃倍増計画」というのが国をあげて推進されています。しかし、実際は、都会と地方で機会格差があり、工賃アップはなかなか難しい現実があります。「オニオンキャラメリゼ」は工賃倍増目標額(2万4千円)をボーダーに地方でもできるよう設計したモデルです。福祉施設さんとの二人三脚、日々の努力で実現しているものです。ここで実証された大切なことは、障害のある人が働きやすい環境を整備する大切さです。この技術を応用すれば、一般就労で適切な報酬が払える、雇用する側される側ハッピーなモデルをつくること可能です。
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