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日本人が戦略思考を苦手とする、あまりに根深い理由 2023/07

2023-07-12 21:37:58 | なるほど  ふぅ〜ん

【なぜ?】日本人が戦略思考を苦手とする、あまりに根深い理由
  ダイヤモンド 書籍オンライン編集部 より 230712  


(こちらもおススメ> 【日本軍の敗因】「悲惨な結果を生むリーダー」7つの共通点)

 1984年に刊行されて大きな話題となり、多くの経営者やリーダーに読み継がれてきた名著『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』。
 大東亜戦争における日本軍の組織的な失敗を分析。なぜ開戦に至ったかではなく、開戦後の日本の「戦い方」から日本の組織にとっての教訓を導き出した。日本人にとって極めて示唆に富む一冊だが、少し難解でもある。

 そこで、そのポイントをダイジェストでまとめ、ビジネスパーソンが仕事で役立てられることを目的として送り出されたのが、『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』だ。さて、そのエッセンスとは?(文/上阪 徹)

⚫︎「何のために」命をかけて戦うのか?
 大東亜戦争における日本軍の組織的な失敗を分析した『失敗の本質』。その考察をビジネスパーソンの仕事に役立てられないか、という目的で書かれたのが、『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』。2012年の刊行当初から大きな話題となり、16万部を超えるベストセラーになっている。

 著者は、ビジネス戦略・組織論のコンサルタントである鈴木博毅氏。7つの視点で『失敗の本質』が紐解かれていくが、その一番目に置かれたのが「戦略性」だ。

 私たち日本人が『失敗の本質』を読んで最初に感じる点は、「日本軍の戦略があまりに曖昧だった」ということでしょう。(P.36)
 大東亜戦争では、日本は当初、快進撃で勝利を積み重ねていった。真珠湾攻撃、マレー作戦、フィリピンマニラ攻略、蘭領インドネシア進出、英領ビルマ侵攻・全土制圧、ラバウル制圧、セイロン沖開戦で英東洋艦隊に勝利。

 多くの戦闘で勝利し、太平洋の南洋諸島を委任統治領として多数の基地を建設。日本軍が駐留した島は、25にものぼった。

 しかし、鈴木氏はこう指摘する。
『失敗の本質』で指摘される日本軍の迷走から見えること。
 その一つは、「目標達成につながらない勝利」の存在です。(P.37)
 実は南洋諸島で日本軍が駐留した25の島のうち、後に米軍が上陸占拠したのは、わずか8島だった。残り17島は戦力のみを無力化して放置されたのだ。米軍の侵攻を阻止する役割を果たせなかっただけでなく、実は戦略上、無意味だったというのである。

 言ってみれば、勝っても意味がないところで、勝負していたということだ。

⚫︎戦略のミスは、戦術でカバーできない
 大東亜戦争で,日本は各地の戦地での勝利を目指した。そこに問題があるわけではない。
 しかし,ではなぜ,後にアメリカの反転を許すことになったのか。鈴木氏はこう指摘する。
ー米軍「目標達成につながる勝利」が多かった
ー日本軍「目標達成につながる勝利」が少なかった(P.38)
 これがまさに「戦略」だ。大局的な戦略とは「目標達成につながる勝利」と「つながらない勝利」を選別し、「目標達成につながる勝利」を選ぶことなのだ。

 もし、米軍を抑止する効果もない17もの島を占拠した日本軍が、抑止効果のある8島だけに基地を集中していたら、兵員は3倍にできた。大局的な戦略の有無が「目標達成につながらない勝利」を多数、生み出してしまったのである。

 また、大東亜戦争の明暗を分けることになったミッドウェー海戦では、日本はまずミッドウェー島の空爆に成功している。
 しかし、暗号が直前ですべてほぼ解読され、空爆の効果は乏しかった。それどころか、空母を先に撃沈され、惨敗する。

 島への空爆を成功させることは、戦術としては成功だった。しかし、ミッドウェー海戦に日本軍は敗れた。鈴木氏はこう書く。

 いかに優れた戦術で勝利を生み出しても、最終目標を達成することに結びつかなければ意味はありません。
 戦略のミスは戦術でカバーすることができない、とはよく指摘されることですが、目標達成につながらない勝利のために、戦術をどれだけ洗練させても、最終的な目標を達成することはできないのです。(P.41)

 そして重要になるのは、戦略の「指標」だという。どこかの戦場で大勝利すれば勝利が決まる、と考えるか、国家の国力、生産補給力で勝利が決まる、と考えるか。
 日本軍は、明らかに指標を間違えて、戦略を構築してしまったということである。

 これは、ビジネスにおいても同じだ。性能面や価格面で一時的に勝利しても、「指標」が変わってしまえば最終的な勝利にはつながらない。「指標」は、競争相手を出し抜くために、変化を続けていくものだからである。

⚫︎日本人が「戦略思考」を苦手とする根深い理由
 日本は戦後、奇跡の復興を果たす。日本からは世界に冠たる商品が次々に出ていった。となれば、戦後の日本人には戦略性が身に付いたのか、と思いきや、どうやらそうではなかったようである。

 本書では、アメリカで大ヒットしたホンダ製小型バイク「スーパーカブ」が紹介されているが、実はこれは狙って売れたものではなかった。最初は大型バイクで勝負するつもりだったが、「小型チョイ乗り」という新しい市場があることを偶然、発見したのだ。これこそ、新しい「指標」だった。

 この発見を鈴木氏は「体験的学習で新戦略を察知した」と記している。

 日本軍ならびに日本企業が歴史上証明してきたことは、必ずしも戦略が先になくとも勝利することができ、ビジネスにおいても成功することができるという驚くべき事実です。

 これは日本軍にも通じる点ですが、「一点突破・全面展開」という流れを日本人と日本の組織が採用しがちなのは、戦略の定義という意味での論理が先にあるのではなく、体験的学習による察知で「成功する戦略(新指標)を発見している」構造だからでしょう。(P.57)
 理屈や理論ではなく、売れているという事実、体験的学習からの積み上げから、「指標」に気づくことが多いのが日本なのだ。

 しかし、ここには大きな弱点がある。成功した定義が曖昧なのである。
 だから、他の戦略を考えられず、とにかく売れた商品ばかりを売り続けてしまう。日本軍もそうだったのだ。意識せずに発見した勝利にとにかくこだわり、「目標につながらない勝利」を繰り返してしまうことになったのである。

 日本人の文化の中で「戦略の定義」が不明確であることは、確実にデメリットを生んでいます。
 体験的学習の優秀さで一時的に勝利したとしても、なぜ成功しているのかの理由を正しく理解できなければ、その後勝利が劣化していくことを食い止める対策が生まれてこないからです。(P.59)
 成功を手にした日本企業が停滞している姿は、まさにここにこそ要因があるのではないか。成功要因を把握できないと長期的には敗北する。
 なぜなら、「指標」は変わるからだ。

 本書では、製品単体の性能としての「価格」「機能」ばかりを追求した日本企業と、新しい戦略の指標「互換性」「ネットワーク」を掲げて世界制覇したマイクロソフトとを比較している。

 勝利は大切だ。しかし、なぜ勝利しているのかを、理解しなければいけない。
 そして常に「指標」が変わることを覚悟し,有効な「指標」を常に模索し続けることが求められる。これこそが,戦略なのである。

(本記事は『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』より一部を引用して解説しています)



▶︎上阪 徹(うえさか・とおる)ブックライター
1966年兵庫県生れ。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。書籍や雑誌、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。これまでの取材人数は3000人を超える。著者に代わって本を書くブックライティングは100冊以上。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。著書に『マインド・リセット~不安・不満・不可能をプラスに変える思考習慣』(三笠書房)、『成功者3000人の言葉』(三笠書房<知的生きかた文庫>)、『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)ほか多数。またインタビュー集に、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)などがある。
【大好評連載】
第1回 【日本軍の敗因】「悲惨な結果を生むリーダー」7つの共通点

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「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
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曖昧な戦略、矛盾だらけの意思決定、前例主義、責任者不在、空気と同調圧力など、
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途中で挫折した人でも大丈夫!
今日に通じる教訓をダイジェストで読む
ただ『失敗の本質』は素晴らしい示唆を含みながらも少し難解であり、
最後まで読み通せない、どう教訓を生かせばいいのかわからない、という声もよく耳にします。

そこで、本書はビジネス戦略コンサルタントが23のポイントに整理して、
日本軍と日本企業が直面する「共通の構造」を理解できるようにまとめた1冊です。
あらゆるビジネス、あらゆる組織への活用が可能です。

日本人が陥る思考・行動特性を明らかにした名著には、
組織再生、日本再生へのヒントが満載です。

📗「超」入門 失敗の本質
日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
鈴木博毅・著(ダイヤモンド社刊)








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目次より
序章 日本は「最大の失敗」から本当に学んだのか?
第1章 なぜ「戦略」が曖昧なのか?
第2章 なぜ「日本的思考」は変化に対応できないのか?
第3章 なぜ「イノベーション」が生まれないのか?
第4章 なぜ「型の伝承」を優先してしまうのか?
第5章 なぜ「現場」を上手に活用できないのか?
第6章 なぜ「真のリーダーシップ」が存在しないのか?
第7章 なぜ「集団の空気」に支配されるのか?
あとがき――新しい時代の転換点を乗り越えるために
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🚶…府警🚁p…イオン久御山📚🚌〜中書島//〜 230712’

2023-07-12 19:43:00 | 🚶 歩く
🚶…右岸堤防道…Alp沿…宇治川高架橋…京滋バイパス沿…同:水路沿…旧巨椋池水路沿…観世橋…府警🚁ポート沿…久御山Jアンクション下… 大内みずべ公園…イオンタウン久御山…イオンモール📚…クロスピア久御山:🚏🚌〜中書島🚏🚶/伏見港前/…中書島🚃〜🚉…>
🚶11307歩 (今日からは重り無しで)

☀️/☁️/☔️ 宇治川高架橋34℃ 風強く心地よく,雲は夏雲。風強く心地よく,水田を渡る風は更に涼しく。旧巨椋池からの遠望眺望よく
見応えあり。醍醐山系〜宇治丘陵〜生駒山系
雨に遭わず&運よくすりぬけ。
中書島駅周辺は雨後の様相。
夕方はお天気雨状態で降ったり止んだり
 ベランダで涼む

府警🚁ポートにて運よく離陸を👀📹

イオンモール空いてた。

📚ジョジョの不思議な冒険s4を!
 そしてSF「星を継ぐもの」☺️再販の初版(初版表記が二つ⁈:初見)
Newsweek

🚌1号線で🚉:コース遠望景観◎




旧巨椋池の水田より






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 養老孟司氏「昆虫食なんて冗談じゃない」世界で8~9割減った虫の数 人間が抱く“得体の知れないもの”への恐怖 2023/07

2023-07-12 02:46:05 | 気になる モノ・コト

養老孟司氏「昆虫食なんて冗談じゃない」世界で8~9割減った虫の数 人間が抱く“得体の知れないもの”への恐怖
  日刊ゲンダイDIGITAL  より 230712

⚫︎虫の数は減っている

 映画は倍速で見るけど、新聞をどこから読めばいいか分からない若者たち

 日本は明治維新、敗戦、そして近い将来に訪れると3度目の大きな転換期「南海トラフ地震」を目前に備えているとき。日本の未来を憂う心配性のドクター、解剖学者の養老孟司さんと精神科医の名越康文さんが日本、そして日本人を診察しアドバイスを処方した書籍「二ホンという病」(発行・日刊現代/発売・講談社)から、気になる問題を一部抜粋し紹介する。

 ◇  ◇  ◇

 6月4日は「虫の日」。解剖学を通じ、長年虫の標本を作ってきた養老さん。この日は、建長寺の虫塚で虫供養の法要を行った。近年は昆虫食ブームなどがあるが、実は虫の数は減っており、深刻な状況だという。

養老 デイヴ・グールソンという人がね、「サイレント・スプリング(沈黙の春)」(レイチェル・カーソン)に倣って「サイレント・アース」という本を書いたんだけど。それによると1990年代から現在までの間に、全世界で8割から9割、虫が減ったんですよ。

名越 そんなに減ったんですか。

養老 (種類ではなく)量です、これはね。場所は関係ないんですよ、データがあるところはどこでもですよ。冗談じゃないんです。

名越 いまでも、(絶対数は)動物の中では圧倒的ですよね?

養老 そりゃそうです。食物連鎖でいくとかなり下の方にいきますからね。鳥なんかかなり減っているんじゃないですか。ツバメなんて口あけて飛んでたって虫が入ってこなくなったんですよ。小鳥はだいたい、毛虫を捕ってっているんですからね。

名越 それは、やはり農薬とかの影響ですか。

養老 いや、理由は分からないんですよ。

名越 それでそんなに減るわけないですからね。知らなかったですね。僕はいまだに地球は虫の帝国だと思っていました。いま、世界の人口は約80億人ですよね。それがいきなり8億人になったみたいなことですね。

養老 はっきり数えられているケースがあります。オオカバマダラというアメリカのチョウですけどね、メキシコで冬を越して、春になると北上してシカゴあたりまで行って、秋に出たやつが一斉に集団で帰ってくるんですよ。アメリカのアマチュアが面白がって、メキシコの越冬地で数を数えたら、1989~90年、その時は200万頭。2019~20年では3万頭になっていた。木に止まってうんこするんで数えやすいんですよ。大きいチョウでね。

名越 昆虫のあらゆる種類にも影響が及んでいるんですか。

養老 僕も子どものころにこの辺で捕った虫を探しているんだけど、なかなか見つからないんだね。だから、昆虫食とかって言われるとね、冗談じゃないよ、食うほどいないよって。

⚫︎人間って「原因がこれだ」って言いたい
 ──昆虫だけの話ではない。いつ人類に及んでもおかしくないし、メディアではこうした現象の背景が問われるが、原因についてはどう考えているのだろうか。

養老 もう及んでいますよ。それが少子化ですね。これも理由がハッキリ分かっているわけじゃない。ただ、なんとなく子どもがいないっていう状況になっている。

名越 人間って、原因がこれだって言いたいんですね。とくに日本はその傾向が強い。ある種のエリート主義かな。そうじゃなくて、なぜか減っているんですといったら、もっとゾクッとするじゃないですか。この原因で、と言ったら、例えばじゃあ排気ガス出すなという、短絡過ぎてしょうもないことになって。コロナ禍で本当に参りましたね。この原因でとか。

養老 それで片付くような問題なら、問題になっていません。それで片付かないから問題が起こっているんですよ。

名越 安易に原因を言うなって思います。書いたらね、多くの人は信じてしまうんですよ。そこはですね、強権的に、安直に原因を書くなと。

養老 原因を書かなくても、原因があるんだよという形の書き方をしょっちゅうしますよね。要するに、異常な事件が起こるじゃないですか。そうすると、警察は動機を追及中と書く。動機を追及すれば分かりますよという暗黙の前提で成立しているけど、そりゃ嘘だ。異常な事件なんだから分かるわけないんですよ、普通の人には。そう書くべきなんですよ。

 原因がわからないことの方がはるかに多い。



💋その生物の食性を見るに歯の構造を観察し判定する。人類は昆虫食型ではない、更に昆虫食を主食とした文明文化は無い。安易に昆虫食を唱え支援金を募る輩が多数!珍味自慢する輩,食は永続性必須要件。
 全生物種200万余り、哺乳類6000種、植物40万種、昆虫分かっているだけで百万種越え全生物の半数以上。推定では400〜1000万種とさえ言われる昆虫、人の活動でそれが年2.5%づつ減ってるという研究もある。ほぼ不明な多数派昆虫類、昆虫食を推進してる輩、見ましたtvで、ゲテモノ喰い自慢さんでした、いただけません。利権化するだけ。
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貴重な夜間拝観で夕涼み♪「NAKED夕涼み2023 世界遺産・上賀茂神社」 〜2023/7/17

2023-07-12 00:59:00 | 〽️ 行事・新案内等 控え

【京都イベント】貴重な夜間拝観で夕涼み♪「NAKED夕涼み2023 世界遺産・上賀茂神社」
  キョウトピー より 230712  m.m

クリエイティブカンパニーNAKED, INC.(ネイキッド)が京都・滋賀で開催している「NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023」一環のイベントで、通常17時で閉門する境内の貴重な夜間拝観です。
 境内がライトアップされる幻想的な雰囲気の中、風鈴の音色に癒されながら、ならの小川へ足を付けたり、京都らしい巫女さんの舞を鑑賞したり、ネイキッド流の夕涼みが楽しめます。7月17日までの開催です。

 貴重な夜間拝観での夕涼み体験

 クリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」。
ネイキッドが京都・滋賀で開催している『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023』一環のイベントです。
 日中の暑さが和らぐ黄昏時、期間限定の貴重な開放。
 上賀茂神社夏の風物詩「ならの小川」への足付けで、身も心も癒されます。
 巫女による「賀茂の舞」や貴重な境内のライトアップと、見どころ満載です。
⚫︎イベント詳細
イベント名:NAKED夕涼み2023 世界遺産・上賀茂神社
会場:世界遺産・賀茂別雷神社(上賀茂神社)
所在地:京都府京都市北区上賀茂本山339
開催期間:2023年7月7日(金)〜7月17日(月・祝)
開催時間:18:30〜20:30 (最終入場は20:00)
関連ページ: https://garden.naked.works/kyoto/spot/kamigamo/
★チケット情報
チケット料金(税込):入場券:2500円
関連ページ: https://select-type.com/ev/?ev=Mv-MBROqhec

⚫︎ならの小川
 境内の清流「ならの小川」が、蛍のような光や、浮かび上がるようなプロジェクションマッピングで、幻想的な空間となっています。七夕飾りも美しく、その空間で足付けができ、日中の暑さでほてった身体を癒してくれます。

時折吹く風と共に、涼し気な風鈴の音色で身も心も癒されます。

川に入る際は、レンタルスリッパの貸与があります。
※足つけで川に入る方は、タオルのご準備をお願いします。

⚫︎賀茂の舞
~賀茂の舞~
実施時間:1日3回 19:00~、19:30~、20:00~ ※1~2分程度
重要文化財舞殿(橋殿)での舞。周囲が幻想的にライトアップされた中、心地よい鈴の音色と共に、美しい舞を鑑賞できます。

⚫︎立砂ライトアップ
 重要文化財の細殿と立砂です。
立砂は盛砂とも呼ばれ、清めのお砂の始まりとも伝わります。「神山」を象ったもので、頂に三本と二本の松の葉が建てられ、陽と陰の対になっています。刻々と色が変化するライトアップが美しく、貴重な風景です。

⚫︎二の鳥居ライトアップ~境内ライトアップ
 二の鳥居と馬場がライトアップされています。
一の鳥居から二の鳥居にのびる馬場の長さは約200メートル。
 毎年5月5日には、賀茂競馬などが行われています。一の鳥居そばでNAKEDディスタンス提灯®を受け取り、二の鳥居へ向かう間、昼間とは違う夜間の静かな風景が楽しめます。

 重要文化財の楼門です。その前には御物忌川(おものいがわ)が流れ、重要文化財の玉橋が掛かっています。楼門がライトアップされ、周囲の木々のライトアップは色が変化し、表情の変化が楽しめます。

 橋殿横の橋もライトアップされ、華やかな雰囲気です。

⚫︎NAKEDディスタンス提灯®
 散策時に明かりを灯してくれるNAKEDディスタンス提灯®です。
使用すると自然にソーシャルディスタンスを保てる優れもので、自身も光の演出に加わる参加型アートです。種類が複数あり、柔らかい光に癒されます。
七夕飾りと御朱印

 夜間拝観期間中、手水舎周辺の七夕飾りに限り、短冊を取り付ける事が可能です。(有料)
日本を感じる…風鈴さんおすすめ わびさび、粋…日本の良さを感じる素敵なアイテムも豊富。「夏ギフト」には、和を感じるアイテムやグルメで風流なひと時を贈りませんか。
⚫︎創作品モール「あるる」
御朱印やおみくじ、お守りなども授与所(立砂そば)で購入できます。

▶︎最後に
今回は、「NAKED夕涼み2023 世界遺産・上賀茂神社」を紹介しました。
 ならの小川で足を付け、賀茂の舞や幻想的なライトアップを楽しめる貴重なイベントです。会期が短いので、気になる方は是非立ち寄ってみてくださいね。
ーースポット情報
名称:賀茂別雷神社 上賀茂神社
住所:京都市北区上賀茂本山339
関連ページ: https://www.kamigamojinja.jp/
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📘 SF小説『星を継ぐもの』シリーズ未訳の第5部(最終巻)『ミネルヴァ計画(仮題)』の刊行が決定 202307

2023-07-12 00:49:00 | 📗 この本

 SF小説『星を継ぐもの』シリーズ未訳の第5部(最終巻)『ミネルヴァ計画(仮題)』の刊行が決定。ハント博士がマルチバースの謎に挑む
  ファミ通.com  より230712


 東京創元社は、SF小説『星を継ぐもの』の新版を2023年7月7日(金)に発売した。
本作は、SF小説の金字塔と呼ばれるジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作。月面で発見された5万年前の死体の謎に迫る。

 また、8月よりシリーズ続編『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』、『内なる宇宙(上下)』の新版も毎月一作ずつ刊行される。

 あわせて、未訳のシリーズ第5部にして最終巻『ミネルヴァ計画(仮題)』(原題『Mission to Minerva』)がこの冬に刊行されることも明らかとなった。
 こちらは『内なる宇宙』から14年後の2005年に書かれた作品で、シリーズ主人公のハント博士とダンチェッカー教授がマルチバースの謎に挑むストーリーが展開される。

以下、リリースを引用

 100刷突破の不朽の名作、ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』が新版で刊行! 創元SF創刊60周年を記念した目玉企画!
 シリーズ続編『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙(上下)』も新版として連続刊行します。

 1980年の刊行以来、長く愛され続け104刷を突破した、J・P・ホーガン『星を継ぐもの』を新版で刊行!
 SF読者だけでなくミステリ好きからも絶賛される不朽の名作。
さらに、8月よりシリーズ続編『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙(上下)』も新版で連続刊行いたします。

 ハードSFの巨匠・ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作にしてSF文学の金字塔『星を継ぐもの』が、装いも新たに新版として登場です。

 第12回星雲賞海外長編部門受賞作でもある本作は、1980年5月の創元SF文庫での刊行以来、日本の読者に長く愛され続けて驚異の刷数104版に到達、創元SF文庫読者投票でも堂々の第1位を獲得するなど、創元SF文庫を代表する名作です。
 また星野之宣氏によって漫画化されるなど、今なお新たなファンを獲得し続けています。

 時空を超えた壮大な謎を描いている本作の人気は、SFというジャンルにとどまらず幅広いジャンルの作家・読者から厚い支持を集めています。


📘シリーズ前作を4か月連続刊行。そして最新作も。
 7月の『星を継ぐもの』を皮切りに、シリーズ続編にあたる『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙(上下)』を毎月一作ずつ、加藤直之氏による描き下ろしの新カバーと、文字を大きく、読みやすくした新版として4か月連続刊行いたします。
 『ガニメデの優しい巨人』以降の作品には新たな解説も収録されます。
さらに、未訳のシリーズ第5部にして最終巻『ミネルヴァ計画(仮題)』をこの冬、ついに刊行決定!『内なる宇宙』から14年後の2005年に書かれた作品で、シリーズ主人公のハント博士とダンチェッカー教授がマルチバースの謎に挑みます。
どうぞご期待ください!

📘キャンペーンも実施
 今シリーズの連続刊行を記念して読者プレゼントキャンペーンを実施しています。
刊行前の読者参加型キャンペーンとして「【新版刊行記念企画】あなたの『星を継ぐもの』は何版?みんなで104版コンプリートできるかな」を実施いたしました。
 これは『星を継ぐもの』をお持ちの読者の皆様にご協力いただき、初版から104版まですべての版の奥付画像を集めようという企画です。
 2018年に版数100版を突破した際、同じ企画をおこなったときは、惜しくも揃えられなかったため、5年越しのリベンジでもありました。
 最終的には、思わぬ事実の判明もありましたが、コンプリート達成という結果となりました。

📘さらに、刊行後にもプレゼントキャンペーンを開催いたします︕
 7月刊『星を継ぐもの』、8月刊『ガニメデの優しい巨人』、9月刊『巨人たちの星』、10月刊『内なる宇宙』上下と、4作品すべてのカバーを飾る加藤直之氏の新作イラストを使用した特製図書カードを抽選でプレゼントする企画です。
詳細はこちら

『星を継ぐもの』特製図書カード
東京創元社のSFを代表する名作『星を継ぐもの』とそれに続くシリーズの新たな歴史の始まりです。
ぜひご注目ください!

書誌情報

📘星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン 池央耿:訳 レーベル創元SF文庫
ページ数:326ページ
初版:1980年5月23日
改版:2023年7月7日
定価:880円(税込)
装画:加藤直之
装幀:岩郷重力+W.I
内容紹介:月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった死体。綿密な調査の結果、驚くべき事実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもないだけでなく、この世界の住人でさえなかった。彼は5万年前に死亡していたのだ!いったい彼の正体は?調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む。現代ハードSFの巨匠ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー長編にして、不朽の名作!第12回星雲賞海外長編部門受賞作。解説=鏡明

▶︎著者プロフィール
ジェイムズ・P・ホーガン 1941年、英国ロンドン生まれ。
 コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。『造物主(ライフメーカー)の掟』『時間泥棒』など、最新科学技術に挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。また『未来の二つの顔』『未来からのホットライン』『星を継ぐもの』は星野之宣によって漫画化されている。2010年没。

▶︎訳者プロフィール
池央耿(イケヒロアキ)1940年生まれ。国際基督教大学卒。
 アイザック・アシモフ《黒後家蜘蛛の会》シリーズ、ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』、ジェイムズ・ヒルトン『失われた地平線』、チャールズ・ディケンズ『二都物語』など訳書多数。著書に『翻訳万華鏡』がある。




💋初版持ってるけど…数千冊のどこかに… 基本、早川系、創元系は初版で購入。
  早速、購買意欲を掻き立てられる感じ…
 補足)7/12 早速購入! 奥付の版表記が 初版,104刷,新版 初版 と👀初見⁉︎
  わざわざ真夏のカンカン照りの真昼間に歩いて1時間半かけて本屋に行って…
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