冬眠の様な状態に導くスイッチとなる脳神経をマウスで発見!
筑波大と理化学研究所の研究チームが11日 英国科学誌ネイチャーに発表。
冬眠は食糧が乏しい冬を耐え抜く為、生命維持に必要な体内の代謝を抑えて省エネで生き延びる現象で発生メカニズムは不明だった。
マウスの視床下部にあり体温や代謝を司る神経を薬物で刺激することで本来は冬眠しないマウスを冬眠させる事に成功した。
体温は通常の37度程から20度前半に低下し心拍数や酸素消費量も大幅減少。
薬の効果がなくなると自然に目覚め健康状態に問題なかった。
冬眠しないマウスでも成功したことから人間にも同様の方法で冬眠出来る可能性が⁈
緊急時の人工心肺のかわりや救急搬送時等々、臓器の長期保存化
宇宙旅行時の対応、SFの現実化に一歩。
産経新聞より抜粋 200612