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いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

GMキハ45形キットを作る(その3)

2011年06月25日 | 鉄道模型のあれこれ

たまに思い出したように進めているキハ45形の製作ですが、車体関連のほうはあらかた済んだので、今回は屋根板を少しいじりました。


塗装済みキットなので、屋根本体はもちろん同じランナーに付属しているベンチレータもグレーに塗られており、そのままさっさと組み立てれば数分で2両分の屋根は完成します。
しかし付属のベンチレータの形状がいまいちだなぁと感じたので、TOMIXの分売パーツ(PB-103)を使用して少しだけグレードアップを図ることにしました。これでキハ20系などと屋根上の雰囲気をそろえることができそうです。


このベンチレータは取り付けるにあたって屋根に穴を開けなければいけませんが、キットの屋根板の裏側にはいかにも下穴にしてくださいと言わんばかりのくぼみが付いているので、これを利用してΦ1.5のピンバイスでベンチレータ取り付け用の穴を開けていきました。
屋根板の表側にはもとのベンチレータ位置決め用の出っ張りがあるので、開けた穴と併せて簡単にベンチレータの位置が定まります。


ベンチレータを仮取り付けした屋根を車体にはめ込んでみました。隣のキハ20形と比べても車体全体の雰囲気はそこまで遜色ない感じだと思います。このキットは今となっては塗装済みキットとしては結構古い部類に入ると思いますが、車体の設計水準はなかなか高いように思いました。

さて、本来ならこれでベンチレータをゴム系やプラ用接着剤で接着して屋根板の工作完了、となるところですが、写真では分かりづらいもののベンチレータは無塗装で少しプラっぽいてかりがあるので塗装してから取り付けようと思います。
もっというと塗装済みの屋根もホコリを巻き込んで塗装されている部分があるので、こちらも結局はいったん塗装を落として再塗装することになると思います。

普通に組めばすぐに済むところを妙な手間をかけてやっていますが、まあこれもキットを組む楽しみ方のうちではないかと・・・。

以下、その4に続きます→こちら


はまかぜ181がやってきた

2011年06月17日 | 鉄道模型のあれこれ

こんばんは。

昨日(16日)は以前から楽しみにしていたKATOのキハ181系はまかぜセットの発売日でした。
というわけで学校が終わってその足で模型店へ直行。

今回発売されたセットは6両編成で、一応繁忙期の増結が行われた編成をイメージしているようです。またグリーン車を抜いた5連で臨時特急おわらやかにカニはまかぜ、各種団臨なども再現して遊べるようになっています。

冬の最繁忙期は最長7連で運転されることもあったので出来れば7両セットのほうが・・・、と思いましたが、まあそれがゆえに価格が高くなるのもあまりよろしくないので、6連くらいが色々と遊べてちょうどいいのかもしれませんね。
7両編成がやりたい人はASSYでキハ180を組むか、もう1セット買いなさいということなのでしょう。(フラグ?)


今回のはまかぜセット用の車両は車体はすべて新規製作となっており、先頭車のATS-P配管が取り付けられた屋根やタブレット授受関係の装備が撤去された運転台周り、また中間車の塞がれた非常口部分や延命工事を受けて交換された貫通ドア、ダークグレーで彩色されたAU13S形クーラーなど、単なる「国鉄色製品の色替え」にとどまらない力の入り具合となっています。

公式ページの製品紹介でも「単なる色替えではなく、晩年の姿を再現」と記述があるのはたぶん(というか明らかに)既存製品の塗り替えだったTOMIX製品を意識してのことなのでしょう。


付属の交換式トレインマークパーツの内容も最近のキハ181系が使用された列車を意識した内容となっています。マークの背後から光を照らすため、全体的に濃いめの色合いとなっています。細かいパーツなので少し印刷がつぶれ気味ですが、ぱっと見の雰囲気はとてもいい感じに思います。
おわら号の文字の後ろでは踊り手が実物のトレインマークのそれに比べてとても活発に踊っているような(笑)
かにカニのそれは言うまでもないですが、白地のものは団臨や回送列車などに使うのでしょうね。ラストランのものは個人的には使うことはないと思います・・・。


今の時点ではまだパーツをいくらか取り付けただけでまだそこまで走らせて遊んではいませんが、実車の写真と見比べてキハ181系の活躍を偲んでみたり、国鉄色の車両と並べて眺めて楽しんでいます。

あとこれは全然関係ない話ですが、今週末は用事があって鳥取に帰省するので久しぶりに地元鉄分の補給ができそうです(笑)。


GMキハ45形キットを作る(その2)

2011年06月15日 | 鉄道模型のあれこれ

前回記事を上げてから少し経ちましたが、キットの製作のほうはぼちぼちやっています。

今回は車体に窓ガラスパーツを取り付けました。キハ23・45形キットの窓ガラスパーツははめ込み式となっていて、サッシやHゴムの塗装は済んでいるのでランナーから切り離してバリを取るだけで車体に取り付けられます。

しかし側面窓に関してはパーツと車体とのはめあいが非常にきつく、普通にそのまま窓ガラスをはめ込もうとしても一筋縄にはいきません。特にドアと戸袋窓の部分に関しては金型の抜き勾配の関係か、開口部の大きさが窓部分よりも小さく、この部分に関しては多少ヤスってやらないとパーツがうまい具合にはまりませんでした。


そんなこんなでようやく2両分の窓パーツをきちんとはめ込みました。
また側面だけでなく前面についても窓パーツやライトレンズを取り付け。前回の窓ガラスがない状態の写真よりも多少は「らしく」なったかと思います。

ちなみにこの2両のうち1両(前面幌なしのほう)はジャンクのTOMIXキハ58系用のライトユニットを利用してライトの点灯化を図ろうと思います。
ライトユニットのレンズは特に加工することなくヘッドライト、テールライト、種別表示窓にぴたりとはまります。ただしライトユニットと車体横方向の支え(?)が干渉するのでその部分だけは切り取っておきました。


ただこの時点でどうやってライトまで導電させるのかはまだ考えていません。キハ28用の床下を利用する手がありますが、それだとなんだかもったいないのでその辺りは適当に工作してみようかと思います。

以下、その3へ続きます→こちら


GMキハ45形キットを作る(その1)

2011年06月07日 | 鉄道模型のあれこれ

先日とある模型店で、GMのキハ45形塗装済みキットが売られているのを見つけました。
最近でもキハ23・45形の塗装済みキットは動力入りのトータルセットは何回か再生産されていますが、動力なしの基本セットのほうは久しく再生産されていないように思います。
(思い違いでしたらすみません)


今回見つけたのはその基本セットのほうで、久しぶりにキットを組んでみたいし、動力がなくても他の気動車のM車に連結させればいいや、ということでひょいと購入してしまいました。というかトータルセットのほうは高過ぎて買う気が起こりません(動力は黒いダイキャストブロックの旧式なのに・・・)。


さて塗装済みキットということで車体と屋根はあらかじめ塗装された状態で箱に入っています。床板とエンジンを始めとした床下機器類などは成形色で、窓パーツのサッシやHゴムの部分はあらかじめ印刷がなされています。
このまま付属の部品類を使って組み上げてもいいのですが、貫通幌とベンチレータは形状が今一つに感じられたのでTOMIXのパーツを使うことにしました。
余談ながら、今回買ったロットが比較的初期のキハ23・45形キットにはTNカプラーが同梱されていますが、最近再生産されたロットはTNカプラーが別売り扱いとなっています。


とりあえず今回は前面に貫通路渡り板を接着し、幌を装備させて種別表示窓のHゴムに色さしをしておきました。
後は側面窓部分に成形時のバリが残っていたので除去しておいた程度です。

こんな調子ですがぼちぼち組み上げていこうと思います。

以下、その2へ続きます→こちら


6/3 待望の製品化

2011年06月03日 | 鉄道模型のあれこれ

こんばんは。

先日TOMIXから今年の夏から秋にかけて発売の新製品が発表されました。
その中でも個人的に一番目を引いたのがキハ187系500・1500番台(ATS-P搭載車)の一般車両製品としての製品化です。

ATS-P搭載の関係で窓配置が違っていたり、ドアが運転台側についていたりするキハ187系500・1500番台は以前にカメラカーセットの車両として製品化されてはいたものの、それ欲しさだけに高価なカメラカーセットを買うのは到底できないわけで・・・。
(でも中古でカメラカーセットが売られていたのを見て、ちょっと真剣に悩んだこともありました)

そんなわけで今回の製品化発表は非常にうれしい知らせとなりました。
まさに鳥取県民(特に東部)ホイホイといえますか(笑)

これは2009年の夏に水害に伴う智頭急行不通時に、鳥取~大原でのピストン輸送に駆り出されたキハ187系500番台の6連の編成です。通常でも多客時には6連のスーパーいなばが以前に出現したことがあるそうなので、やはり地元民としては3セットくらいは購入しておきたいと思います。
ど逆光で電線が正面にかかっているひどい写真です(汗)


ところでキハ187系、とりわけ500番台の写真はまともに撮った写真が手元に全くと言っていいほどありませんでした。他の車両と一緒に写っていたり、隅っこに見切れているようなものならあるのですが・・・。
1次車(0番台)はもう今年で登場から10年経ちますから、そろそろまともに記録していきたいです。

これで後はキハ187系の1次車やキハ126・121系が製品化されてくれれば現在の山陰のJR気動車がほぼ出そろうことになるのですが、さすがにそれは高望みなのでしょうね。

参考:http://ngi.blog.eonet.jp/n_gauge/2011/06/tomix2011811-8685.html#more


12/25 キロ65「ゆぅトピア」+485系ボンネット編成

2010年12月25日 | 鉄道模型のあれこれ
ちょっと前の話になるのですが、半月ほど前に暇つぶしに中古屋めぐりをしていたら、あるお店でTOMIXのキロ65「ゆぅトピア」+485系ボンネット編成のセットを税込定価の6割くらいの価格で売られているのを発見。
どうするかしばらく悩んだのち、結局購入してしまいました。
衝動買いによる想定外の出費のために、一人暮らしの生活費が徐々に削られていきます(大汗)


このセットは1つのセット中に電車と気動車が含まれている珍しい製品構成となっています。外箱に描かれているイラストは485系ボンネット編成による特急「雷鳥」がメインとなっていますが、気動車好きの自分にとってはもちろんキロ65形「ゆぅトピア」2両のほうがメインです。
(そもそもこのセット、基本的には485系のセットとしながらも、どちらかというとキロ65のほうをメインに据えているような気がするのですが…)


しかしながらキロ65には動力が入っていないため、気動車ではあるもののキロ65も事実上485系電車編成の一部のような扱いですね。あくまでも485系のセットとして発売された理由はこの辺にあるのかな?
なお、このセット中の485系はボンネット先頭車2両、モハユニット1組2両、サシ481形改造のお座敷車両サロ481形500番台「だんらん」1両の計5両で、これにキロ65が2両ぶら下がるので実車のMT比ベースで編成を考えると2M5Tとなります。
まあ2両は気動車で重量があるので実質2M6Tくらいにはなるでしょうから、このセットの編成はモハユニットにはかなり無理をさせていますね(笑)
もちろん模型的にはM車1両であまりどうこういうことはないのですが、機会があればモハユニットや普通のサロを増車して「らしい」編成に仕立てていこうと思います。



…とはいうものの、実のところこのセットを購入した大きな理由はキロ65の山陰地区での活躍を再現したかったからなのですが…。
その詳しい話は別の機会に。

12/21 KATOのキハ181系

2010年12月21日 | 鉄道模型のあれこれ
数日前の話ではありますが、学校帰りに模型店に寄り道してKATOから発売されたキハ181系を購入してきました。


今回は単品でキハ181を2両、キハ180M+T、キロ180を各1両ずつ購入。編成のイメージとしては国鉄末期~JR化後の「あさしお」や「はまかぜ」、ATS-P配管を付ければ「はくと」辺りに仕立てられるようにしてあります。もちろんモノクラス3連で「おき」「くにびき」「いなば(初代・2代)」などにするのもまた楽し、といったところでしょうか。
要するに
国鉄末期~JR化後の山陰線の特急などとしてとりあえず遊べるような車種構成としています。

車両の出来はいかにもKATO製品らしい雰囲気で、特に近年の製品らしく細部のディテールまできちんと再現されており、眺めているだけでも楽しいですね。

ヘッドライト・テールライト・トレインマークはLEDにより明るく光ります。T社の製品のように非常点滅表示灯が「常に」光ることはありません(笑)
ただしヘッドライトの色がレモンイエローっぽい色合いで、少し黄色みが強すぎる感がありますね。「電球色」としては?な気がしました。光源は白色LEDなのですが、着色プリズムでこのような色が出ているようです。


キハ181形の前面部分はシャープに造形されていて、別付け式の信号炎管や電気連結器なども細密感の向上に一役買っています。ただちょっとトレインマークの縁や特急マークのメタリック部のぎらつきが強いのが気になります。
貫通ほろは取り付け状態とほろ枠のみの状態の選択式で、それぞれで微妙に異なる表情を楽しめます(ただし実車は先頭に立った場合、ほとんどほろは取り外されていたようですが)。

さらに先頭部の連結器は連結可能な仕様ということもあって、

今まではやりづらかったこんなシーンも簡単に再現できるようになったのはうれしいですね。



KATO(左)とTOMIX(右)のキハ181形を並べてみました。片や最新製品のKATO、片やデビューが25年以上前のTOMIXですが、なかなかどうして両社とも互いに遜色ない造形レベルだと思います(TOMIX製品には部分的に色差しをしていますが)。
KATO製品は実車と比べると何となく丸っこく見え、キハ82形のエッセンスも多少入っている感じがしますね。貫通ドアの窓も若干小さめで、よくある「KATOデフォルメ」が掛っているような気がします。また、造形をしやすくするためか、タイフォン・テールライトケースが別パーツ化されています。TOMIX製品のほうが実写のごつごつした雰囲気をよく表現できていると思いますが、それでも細かい部分でははやりやや古臭さは否めない感があります。
とりあえずどちらも実車には似ているので、あとは個人の好み任せといったところでしょうか。


今度はKATO(奥)とTOMIX(手前)のキハ180形を並べてみました。キハ181系のシンボルでもあるラジエター表現はさすがにKATO製品のほうがシャープにできていますね。AU13A形クーラーのキセ上部や屋根上を這う配管類もかっちりまとまっている印象を受けます。また、キハ181系の機器室上部の放熱ファンもKATO製品はファンの羽根までちゃんとモールディングされていました。
さすがは2010年の最新モデル、といった感じでしょうか。


ちなみに部分的にではありますがキハ180形の屋根上ラジエターはこんな感じです。

屋根上のみならず床下機器やエンジン部の造形もTOMIXのややあっさり目な表現のそれに比べると立体感のある造形になっており、実車さながらの迫力ある雰囲気を感じます。

走りのほうはフライホイール装備の動力のおかげで静かかつスムーズに走ってくれます。さすがは信頼と実績のKATO製品、気がつくところは色々とあるものの、買ってよかったと思いました。
さて、製品そのままにしておくのも何なので、今後は少しずつ手を加えながら(とりあえず国鉄→JR化)遊んでいこうと思います。

12/9 マイクロエースのキハ47形更新車(首都圏色)

2010年12月09日 | 鉄道模型のあれこれ
こんばんは。気が付いたら今日でこのブログを開設してからちょうど500日目でした。
とはいえその期間のほとんどが放置状態で経過してきたわけですが(汗)、これからは少しずつ更新回数も増やしていこうと思います(前もそんなこと言ってなかったっけ…?)。

さて、それはさておき大学帰りにとある模型店の中古品コーナーをのぞいてみると、マイクロエースのキハ47形更新車2両セット(首都圏色)が売られているのを見つけました。
動力好調で車体も汚れておらず、連結器はボディーマウントTNカプラー交換済み、おまけに室内灯まで入れてあるというなかなかに「おいしい」仕様で、その割には意外にも価格は定価の3分の2弱という手ごろな設定でした。

マイクロのキハ47首都圏色更新車はもうすでに手元に数両所有しているのですが、地元の車両はいくらあっても困らないだろうということで(笑)、ついつい衝動買いしてしまいました。
ちなみに前の持ち主により前面幕は「米子←→境港」というちょっと通な(?)チョイスとなっています。


…相変わらず前面周りは「どうしてこうなった…」的な造形で、ある意味マイクロ製品らしい独特の雰囲気が漂っています。上の写真の左側の車両はつい先日発売となったTOMIXのキハ47で、スミ入れしないと手すりなどのモールドが目立たないくらいあっさりとした造形は全体的に彫りの深い造形のマイクロ製品とは対照的ですね。

HG製品となっているTOMIXと比べると、マイクロは位置や大きさがおかしい貫通路窓や種別表示部、扁平な屋根カーブ、旧型国電のそれのような貫通幌枠など、色々とアレな部分が目立ちますが、側面は更新車独特の窓枠の再現や細かな印刷などでなかなかいい感じに仕上がっていると思います。車体の色合いも個人的にはいい具合だと思いました。
両車を連結するときは、両端はTOMIXの未更新車、中間はマイクロの更新車というように編成を組成するといいかもしれません(笑)

ところで、前述のようにこのキハ47には前の持ち主により室内灯の取り付けがなされていました。というわけで果たしてその効果やいかに、ということで部屋を暗くして車両をレールに乗せ、スイッチオン。

搭載されているのはマイクロ純正LED室内灯ですが、ちょっと車体が透けている部分があるものの、なかなかいい雰囲気で光ってくれます。
暗くなってしまえば前面の造形がアレなのもあまり気にならず(笑)、これはいいなあという感じでしばらく見入ってしまいました。

そういえば最近はJR西日本の方針により、一部の観光列車用と米子支社所属車を除くすべてのキハ40系気動車の塗装が朱色5号一色塗りに変更(復元?)されていますが、たまには模型の首都圏色更新車を他の地域カラーの更新車の編成に混ぜ込んで塗装変更過渡期の雰囲気を楽しむのも面白いかもしれませんね。