いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

ご無沙汰しています・・・

2012年08月20日 | 日々の出来事

皆様ご無沙汰しております。久方ぶりの投稿となりました。


この1週間はお盆休みということで鳥取に帰省していました。
予定が立て込んでいてあまり自由に出来る時間はありませんでしたが、とりあえず地元鉄分の補給(笑)ということで鉄活動をしてきました。

まずはここ一番気になっていたスーパーはくととキハ126のラッピング車を見物。

スーパーはくとのまんが王国ラッピング車はいろいろと運用変更があったために見に行けるかどうか微妙でしたが、
ある日暇を見つけてちょうど6号の送り込み回送発車待ちを鳥取駅に見に行くことが出来ました。


この度のまんが王国ラッピングがHOT7000系初のラッピング事例かと思われますが、なかなか落ち着いた感じで個人的には好感が持てます。
ただまんが王国のPR効果という点では、もう少し目立つ感じにしてもいいのではないかとも思います。
あと「遥かな旅・・・ 鳥取、倉吉」というロゴは他の編成(というか車両)にも貼り付ければちょっとしたアピールになっていいのではないかと思いました。

ラッピングなしの増2号車入りではあるものの、とりあえず編成がバラバラになる前にまんが王国編成を見ることが出来てよかったです(笑)


一方こちらは国際まんが博覧会PRのキハ126-16・1016のコナン列車。
車体全体にラッピングされたイラストがかなり目を引くデザインだと思います。
4代目鬼太郎列車シリーズやジオパーク編成など、最近は派手なフルラッピング車が多くなりましたね。


この列車、ラッピングするのにかかった費用は1000万円ほどなんだそうで・・・。
これほど大きなシールを用意するのもそうですが、やはり版権ものということで作品使用料もかなりかかっているのではないかと思います。

本当はこれらのスーパーはくとやキハ126のラッピング車の走行写真を撮りに行きたかったのですが、それは予定が合わずできませんでした。
まあ、とりあえず見に行けただけでもよしとしておきますか。


8月15日には若桜駅のC12 167号機の展示運転を見に行ってきました。
今までは帰省しても日程が合わず見に行くことが出来ていなかったのですが、今回やっと訪問できました。


小型の機関車ながら目の前で蒸気機関車が動くのはやはり迫力があります。特にロッド回りのメカニカルな動きは見ていて飽きません。
長野電鉄からやってきた無蓋車に乗ったり、機関車が載った転車台を回転させたりなかなか楽しい体験が出来ました。


圧縮空気で機関車を動かしているので、厳密にいえば動態保存からは少し意味合いが違ってくるとは思いますが、
こうして線路の上を動いているのを見ると、煙突から立ち上る白煙(火室で木材を燃やしているのだとか)、油で磨きこまれた足回りや、
一般的な動態保存機のように変に車体がつやつやピカピカしていないということもあって、よっぽど「現役機」の風情があるように思えます。


さて、若桜駅には四国からやってきた12系もいましたが、車体の塗装は見違えるほどきれいになっていました。
某鉄道雑誌にこの12系の手入れをした記事が載っていましたが、やってきた当初のぼろぼろの外観と比べると、
とりあえず再塗装されただけでも将来の観光列車へのイメージがより大きくなった気がします。
よく見ると側面の折戸や貫通扉部分にも帯が入っていますね。塗装担当者のこだわりを感じました。


若桜駅構内の客車の入れ替えには除雪用のモーターカーが使われています。
意外と様になっているように見えますが、このまま本線に出て行くにはちょっと無理がありそうですね(笑)
ちなみにこの12系、再塗装時にJRマークやグリーン車マークは描かれていないようですが、
JR四国時代の所属表記「四コチ」は車体に書かれていました。
形式もスロフ12・オロ12から変更はないようです。

観光列車の運転開始にはまだいろいろと課題が多いようですが、少しでもその助けになるように、
今後とも帰省の度に若桜鉄道に乗っていこうと思います。
とりあえずディーゼル機関車が12系を牽引するのを見る日が来るのが楽しみなのでした。


余談ですが、これは船岡竹林公園に昨年から置かれている有蓋緩急車のワフ29000形ワフ29041。
竹林公園にはライブスチーム走行用の線路が常設されており、イベント時には運転会が開催されているそうです。
八東駅や隼駅もそうですが、若桜鉄道を軸のひとつとしてじわりじわりと町おこしの機運が高まっているのはうれしい話ですね。