いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

GMキハ45形キットを作る(その4)

2011年12月13日 | 鉄道模型のあれこれ

前回のスハフ12「いこい」の記事の最後に、次は何の車両の改造・塗り替えをしようかと書きましたが、その後になって初夏のころに作っていたGMのキハ45形キットが仕掛り状態になっていたことを思い出しました。

塗装済みキットさえも完成させられないのでは車両の改造や塗り替えなどと言っている場合ではない・・・(汗)、というわけで半年ぶりにキハ45形の作成を再開しました。

前回では屋根上にTOMIXのベンチレータを取り付けたので、いったん屋根全体の塗装を落としてねずみ色1号で再塗装。

ついでに床下機器類も無塗装のままだとプラスチック感が強いため、あわせて塗装しておきました。

その後塗装が乾いたところでまず1両を組み立てます。屋根と床下機器+床板、台車、TNカプラーをささっと組んで出来上がり。

2両セットのうちこの1両は編成の中間に入れるためにライトを装備しないのでこれでほぼ完成ですが、車輪は黒染めのものに交換しておきました。

さて、問題はライトを点灯させるもう1両のほうなのですが、まずは集電できないことには始まらないということでキット付属の台車をTOMIXの旧集電台車を参考に加工してみました。

加工と言っても台車の梁部分にφ3の穴あけしかしていないのですが・・・。
右奥が加工前、左手前が加工後の台車です。車輪、集電板、集電ばねは手持ちのストックを利用しました。
本当はKATOのASSYやTOMIXの分売パーツのDT22を使った方が手っ取り早そうですが、その場合そのままでは床板に台車を取り付けるのが面倒そうなので、キット付属品の台車を使っています。


床板側はちょうど100円ショップで見つけた「台所用アルミテープ」を使って台車からの集電に対応させました。台車取り付け部分には床下側にアルミテープを回り込ませてあり、ばねを介して車輪から集電するというTOMIXそのまんまの構造です。


床下側から集電台車を取り付けた部分。アルミテープにばねが接触しているのがわかるかと思います。
この構造ではばねの長さの関係でばね力が少し強くなるために、車輪の転がりがある程度悪くなってしまいます。ばねを切りつめるなどして長さを調整してやればいくらか改善すると思いますが、その分台車の集電板が不安定になりそうなのでそのままにしています。
集電板が所定の位置を外れて車軸に触れてしまうとショートしてしまうので・・・。


さて車体に取り付けたライトユニットのほうですが、前述のとおりTOMIXキハ58系用を流用しています。
床板からの集電はどうしようか少し考えた結果、GMの別売りライトユニットを参考にライト基盤の足にばねを取り付けて集電できるようにしてみました。
なおライトユニット上側には光漏れを防ぐためにアルミテープを貼って遮光しておきました。
このアルミテープ、はさみで簡単に切ることができるのでなかなか便利に使えます。
ちなみに左写真の車体裏側に見える黒い棒は補重用のウエイトです。キット付属のものだけではいささか軽いように感じたので、目立たないように黒く塗って追加で取り付けておきました。
結果として今度はT車としては重くなりすぎてしまったような気がしますが・・・。


以上の加工を施した後に早速仮組みしてレールの上に載せてみたところ、うまくライトが点灯してくれました。キット素組みだとライトは点灯しないのでなかなかいい感じです。
やってみれば簡単かつ地味な小加工ではありますが、それでもうまくいくとちょっと嬉しいですね。

以下、その5へ続きます→こちら



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。