星空研究Memo

ここは某天文屋の外部記憶装置である。

分光器SGS (SBIG)

2010-12-02 19:49:44 | 独り言
ついに!やっとこさ!
待望の分光器SGSを生で見ることができました。

お値段は約90万円とDSS-7の数倍。(ヒィ!
扱いには気をつかいます。

とりあえず、見た感じのレポートを書き残します。


まず外観です。
分光器DSS-7に比べて約2倍くらい大きいでしょうか。
何やらマイクロメーターが付随しています。
グレーティングの傾きを変えるのに使うそうです。



そして中身。
DSS-7と比べ複雑な光路をしています。
光路は一度、紙にでも書いて頭に入れておく必要がありそうです。



グレーティング。
おそらく600 本/mm だと思います。
150 本/mm は反対側に付いていました。
2種類のグレーティングは手動で切り替えるみたいです。

ちなみに
高分散モードでは分解能は2.4Å(R~2500)、低分散モードでは9Å(R~600)らしいです。
現在使っているDSS-7はR~400なので、とりあえず低分散モード(R~600)で試用する予定です。

光学系はとりあえずC11を使う予定です。
DSS-7はF10の光学系に合うように設計されているようですが
SGSはF6.3~F10の光学系に合うらしく、F値の融通がある程度ききます。
試運転ではC11にレデューサーをかましてF6.3にしようと考えています。

さて、とにかく使い方がまったくわかりませんが・・・
DSS-7で培った知識を活かし、
まずは室内で水素などの放電管を使ってSGSの操作に慣れようと思います。

最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Nga)
2010-12-03 06:28:21
いっ、いいな~
あたしも、ほしいな~
返信する
Unknown (Iak)
2010-12-04 07:10:21
>Ngaさん
使いこなせるか、まだわかりませんが...(^^;
ちょいちょい使用レポを書く予定です。
返信する

post a comment