「散歩は旅？」

昨日の台風は、雨が激しく降ったので緑が多いこのあたりは、どこも落ち葉がたくさん！

アスファルトにも泥が流れた後があったり、ブロック塀に水が運んだキンモクセイの花がちらほらとくっついていたりしてました。

今日１日雨は降らなかったけれど曇っていてどんよりしていて　時間の感覚がつかめません。

買い物ついでに　子供と散歩をしました。　季節の花や木を植えた庭園があるのでどんぐり拾いでもしようかと寄ってみると、もうすでにお掃除されていて　とても綺麗になっていました。自然の雑木林も良いけれど掃き清められた庭の清清しさを感じました。

萩の花がわずかに咲いていて　他に花はなく　ミカンやカリンのような小さな実をつけたものがあり　カメラを持ってくればよかったと内心悔しい思いをしました。

帽子をつけ青いまま落ちたどんぐりや名前も知らない実を拾ったりして　短いお散歩だったけれどゆったりした気持ちになれました。家でボーっとしているよりずっと良い気分転換になったような気がします。

それではと　庭園を後にして　落ち葉でいっぱいの階段をおりているとき子供が一言

「なんだか　楽しい旅　みたいだったね」といいました。

へぇ～、子供の口から予想外の言葉がでてきてちょっとビックリしました。そういえば　久しぶりだね　とか　懐かしい　などと　大人ぶった言葉を良く口にしますが、日常からはなれて別の世界へ言ったような気分だったのかしら？

近い　遠い　という距離ではなくて庭園のなかで鯉の姿を追いかけたり　色々な木を眺めたりしてその雰囲気を味わっていたのかなと思うと　子供の中に　大人を感じるというか不思議な感じがします。

紅葉が色づく頃　また一緒に散歩したいものです。