11年前の春にワタクシの母は突然、脳内出血で倒れました
前日まで普通に生活していたのに突然、寝たきりの生活に
なってしまったのです・・・・
今迄、いる人がいて、あるものが有り・・・・
それが永遠ではないと頭では解かっていても、家族は慌てました。
そして、それから11年間、ワタクシ達家族の生活も一変してしまったのです
父と妹は仕事を辞めて介護に専念しました
ワタクシは休みの日には、なるべく大阪へ行くようにしました
昨年の12月に母が亡くなって、もうそんなには頻繁に大阪に行かなくても
よくなったのですが・・・・・
久しぶりに会った父は昔の鬼刑事だった頃の面影はなく・・・
母を亡くして10ヶ月、なんだか小さく見えました(実際は176CM)
画像のお弁当は大阪に向かう新幹線の中で食べたお弁当です
11年前はまだ新幹線の中に食堂車があって、ワタクシは必ず食堂車で
朝定食を食べながら大阪に向かったものです・・・
もう、ずい分前に食堂車も廃止になってしまって、それからは駅弁に
なりました
でも昔と違って駅弁も情緒もないし、美味しくないので
最近はデパートのお弁当を買って新幹線に乗り込むようにしています
昨日のお弁当は京都は嵐山の錦の松茸弁当
お弁当を食べながら、これも永遠に続くことはないのだし
人間であるかぎり、いつかはワタクシもある日突然、病に倒れることだって
あるかもしれないし・・・・
永遠なんてあるわけないんだから・・・・
秋だからでしょうか、ふとそんなことを考えた一日でした

←クリックお願いします。

←イルドフランスホームページ