レストランウエディング~イルドフランス・マダムのおしゃべり~

いろいろなエピソードとちょっといいおはなし

最高のタジンとベリーダンス  マラケッシュ最終日

2012-02-28 21:41:05 | iledefrance
 前夜ホテルのパティオであったアラブ音楽のライブとベリーダンスの
 ショーで大フィーバーしたワタクシ達
 この時の様子を撮った動画があるのですが(涙が出るほど面白い)
 マダームCさんの暴言があまりにも凄まじいので残念ながら公開することができません・・・
              

 翌朝のトレビアーンな朝食
 自家製のヨーグルトにクレープに蜂蜜 絞りたてのオレンジジュース
 ああ、こんな朝食が毎朝食べたい

 そしてどうしても食べたかった仔羊のタジン
 実は子羊は高価と言うことでどこのレストランでも羊さんのタジンが食べられず・・・
 半ばあきらめかけていたのですが親切なホテルのオーナが
 「良かったら作ってあげるわよん」とのことで
 念願の羊のタジンを食べることが出来ました
              
 前菜のアラブサラダ

              
 めちゃくちゃ美味しかった子羊のタジン
 夢に見た子羊のタジンさま
              
 アラブのミントティー

             
 しかもこんな素敵な屋上のテラスでいただきました

             
 お腹も一杯になったところで夕方にはパリに向けて空港にGO
 空港に向かう車の中から見えたラクダちゃん
 「サハラ砂漠ツアー」にも行ってみたかったなー

             
  モロッコの空港です
 格安航空ライアンエアーにて3時間半のフライトでいよいよパリですつづく
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マラケッシュ クスクス&タジン食べまくり編

2012-02-27 21:43:31 | iledefrance
 旧市街にあるワタクシ達のホテルのすぐ近くには市場がありました

            

 香草を売るおじさんや野菜果物を売る人々
 活気があります

            

 鶏屋さん 奥の檻に生きた鶏が入っています
 お客さんが来ると生きたままの鶏が秤に乗せられます・・
 鶏が最後の力を振り絞って鳴きます「コケコッコー」
 日本では日常では見れなくなった光景です

             

 ロバも大切な働き手です 思い荷物を引いて頑張ります

 ロバや馬も今の日本では日常に見れなくなった光景ですね
 フェズのガイド先生が言っていた「メディナ(旧市街)は人生の縮図だ」と言う言葉をふと思い出しました
 マラケッシュはベルベル語で「神の国」を意味するそうです
              

 そして待ちに待った夕食
 街の中心ジャマ・エル・フナ広場のレストランへ
 またしてもクスクス&タジン三昧で盛り上がります
 イスラム教の国なのでレストラン内ではアルコールはありません
 でも、その後ホテルでワインを飲みながらベリーダンスのショーを見ることに・・・
        つづく
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マラケッシュに向かう8時間の列車の旅

2012-02-26 22:43:47 | iledefrance
 昨日食べた美味しいマラゲーズ(羊で作ったソーセージ)と
               
 甘くて美味しいプルーンの入ったタジンの夢をみながら・・・・カオスの街フェズに別れを告げ
 フェズ発6時50分の列車に乗り込んだワタクシ達でした
               
 夜明け前のフェズ駅
 いよいよ8時間の列車の旅の始まりなのです
 ドキドキしますね
 始発なので座席にゆとりがありましたが、あっという間に満席
 しかもモロッコの列車驚くことに車内アナウンスも停車する駅に駅名の
 看板すらないところがほとんどなのです
 地元の人々は大荷物をかかえて名もない駅から乗り込み名もない駅へと
 降りていく・・・
 よく間違えないものだと感心していまいました
 フェズ駅の立派さに比べワタクシ達の列車はなんとボロボロで
 トイレは水が流れないか鍵がかからないかのどちらかでした
 しかもまさかの走っている列車のドアが開いている・・・
 間違って落ちたら死ぬ
 トイレは結局マラケッシュ駅まで我慢しました・・・
              
 30分遅れで何とかマラケッシュに到着
   
 トイレに行けるとホッとした瞬間でもありました

              

 マラケッシュはフェズの白い壁とはガラッと変わって赤壁の町並みです

              
 ホテルはRIAD ADRIANAまたしても邸宅の宿です
 パティオ(中庭)には噴水もあって気分は
 今回は2部屋つづきのスィートルームです
 これで朝食付きで37、5ユーロ 約3800円です
 マラケッシュと思った瞬間でした
         つづく
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フェズ2日目・・・まさかの・・・

2012-02-25 23:14:10 | iledefrance

 フェズ2日目、昨夜のワインがたたってイスラム教の国で

 まさかの二日酔いで目覚めたワタクシでした

 この日もガイド先生があちこち名所旧跡を怪しいイングリッシユと共に

 案内してくれたのでしたがワタクシの頭はうつろで・・・

 一番きつかったのは皮のナメシをしている工場見学でした

 二日酔いのワタクシにあの独特の臭いは不可能です

 革製品は一生身につけまいと思った瞬間でした
             

 フェズの素晴らしい職人技術は色々あって、ここはクスクスの鍋とかを作っている所です
 その他テーブルクロスに刺繍をしているお姉さんのいるお店とかにも行きました が二日酔いで写真はナシ
 でも、しっかりお買い上げ
             

 フェズのあちこちで見る素晴らしいセラミック
 二日酔いで写真もぼやけています

 セラミック工場へも見学に行ったのですが全く写真がありません
 この工場は学校に行けない子供たちを引き取って手に職を付けさせる

 政府が経営する職業訓練校だそうです

 もちろんお買い上げ
              
 フェズブルーのティーポット

              

 前から欲しかったアラブの灰皿

             

 そして昔邸宅だったホテル RYAD ALYEに戻って来て
 その日の夜番だったお兄さんにホテル内を案内してもらうことになりました
 メディナのすぐそばフェズの旧市街の中心地にあるこのホテルはもともと大金持ちの一家が暮らしていた大邸宅です
 第一夫人から第四夫人までが共に生活していました
 それぞれの夫人の好みに合わせた豪華絢爛な内装です
 この夫人達のお部屋はスィートルームになっています
 ワタクシ達が泊まったのはもちろん普通のツィンとダブルです
 一泊朝食付きで30ユーロ 約3000円です
 毎朝噴水のあるパティオ(中庭)で朝食をいただくのですがすぐ外はメディナ
 ここだけが別世界でした
 さて、明朝は5時起きでマラケッシュに向けて8時間の列車の旅です
       つづく
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世界一の迷宮都市フェズ

2012-02-24 21:21:54 | iledefrance

 スペインから持ち込んだ大量のワインと生ハムを隠し持って

 何とか税関をクリアーしたワタクシ達(ワインボトルを落とすという

 ヒア汗もののアクシデントもあったのですが・・・

 モロッコはイスラム教なので我々の大好きなアルコール&豚がダメなのです

 さて車に揺られること6時間

 山道を走りながら小さな村や羊飼いを眺めながら初めてのアフリカ大陸に

 ワクワクします

                
 
 途中休憩の山からの眺め 農業用水池だそうです

 炭火の本格的なタジンが美味しそうでした
              

 時間の都合でタジンに後ろ髪をひかれつつ・・・

 やっぱりワタクシ達食いしん坊部隊は腹ペコに我慢ができず

 道での露天にてオリーブ、乾燥いちじく、乾燥プルーン、オレンジ

 などを買い求めて社中パクパク食べながらフェズへと向かったのでした
            
 フェズは8~9世紀にできたモロッコ最古の都

 人口は130万人モロッコで3番目に大きな街です

 フェズのメディナ(旧市街)は世界一の迷宮都市と言われ世界遺産にも

 登録されています

 城壁の中は中世そのまま迷路が果てしなく続きます

 メディナの中には6万人の人々が生活しているのです

 メディナの人口が6万1人になってはいけないので、ここでは

 ガイドを付けることにしたのですが、このガイドさん元先生で

 英語が一番できないワタクシに「ユー アンダースタンド

 を、ワタクシの顔を覗き込みながら連発するのとあまりにも歩く

 スピードが速すぎるのとで残念ながらほとんど写真がとれず
 上の写真はブーイナニアマドラサ 14世紀に建てられたイスラムの

 新学校です。中庭にはイタリアから持ち込まれた大理石が敷き詰められて手足を清める噴水もあります

 彫刻やタイルのモザイクは見事な芸術です

                

 この日は疲れていたのでワタクシの方のお部屋でスペインから

 持ち込んだワイン&ナマハムで飲み会をしたのですが・・・

 これが、まさか次の日大変なことになるとは・・・この時点では

 全く知らずに女子3人で(男子一名は疲れて寝オチ)ボトルを4本もあけてしまいました・・・
             つづく
 
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魅惑の街コルドバをあとに港町アルヘシラス編

2012-02-23 22:36:55 | iledefrance

             

 アルカサルにて
 イスラム王の宮殿跡地に14世紀に建てられました
 グラナダを攻略する拠点だったそうです

 そしてコロンブスが当時新大陸を発見するための資金援助を

 ここでお願いしたそうです
              

 コルドバの旧市街を抜けるといきなり近代的な建物に変わります

 そしてワタクシの趣味のドレスショップ巡り

 何軒も素敵なショップを見つけたのですが・・・

 残念ながらスペインは完全オーダー制のようです

 今回はモデルのかずちゃんが一緒だったのに残念です

 そんなかんだで白い魅惑の街コルドバに別れを告げ

 ワタクシ達が向かったのはアフリカ大陸へのフェリーが出港する

 港町アルヘシラスです

 コルドバ午後5時発の列車に乗って3時間の旅です

 ちなみに料金は39ユーロ 約3900円なり

 目的地アルヘシラスに午後8時到着

 そしてスペイン最後の夜もワタクシ達食いしん坊チームは

 翌朝4時半起きなのに夜の街へとくり出すのでした
                 

 アルヘシラスからモロッコのダンジュ港まで23ユーロ2300円なり

 あいにくの悪天候で出港は遅れるは海上は大荒れ

 船は揺れに揺れました・・・

 まあワタクシはその昔ギリシァのもっともっと小さな船で

 遭難するかもしれないくらいの恐ろしいめにあっているので・・・
 これくらいの揺れはへっちやらで船の免税店でお買い物してたのですが

 他の3人はさぞ怖かったでしょうね・・・

 旅も中盤 いよいよアフリカ大陸に上陸しますよ
           つづく

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メスキータとローマ橋

2012-02-22 21:59:51 | iledefrance

 春からのシーズンには家々の窓から咲き乱れる花や緑が

 さぞ美しいであろうと想像しながらこんな小道を連日堪能しました
              
 
 そしてコルドバの観光スポット メスキータに突入です

 メスキータは785年に建設が開始されコルドバの発展と共に

 3回にわたって拡張された巨大モスクです

 なんと2万5千人が収容されるそうです

 イスラム教とキリスト教が共存する不思議で特別な建物です
             

 ここが中央礼拝堂(この場所は完璧キリスト教です)

 スケールの大きさに驚かされます

 懺悔する人をハッケーン(我々の仲間でした・・・

            
 その後、コルドバの町の南に位置するローマ橋を散策

 橋の上で音楽を奏でるミュージシャンに気分も盛り上がります

             

 そしてワタクシ達食いしん坊部隊が楽しみにしているランチ

 コルドバ最後の食事は何と3種のパエリアでした

 お味はL君の表情を見ればわかりますよね

 旅はまだまだつづきます
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白い小道コルドバ

2012-02-21 21:33:02 | iledefrance

 グラナダから2時間半ほどでアンダルシア地方第三の街

 コルドバに到着しました

 鉄道マニアのワタクシ達料金は35、7ユーロ(3600円)出発までの待ち時間も一杯飲んで

 タパスをほうばる我々です
               

 車一台がようやく通れる小道を抜けて・・・

 旧市街大好きな我々がたどり着いたホテルは

 HOSPEDERIA DEL ATALIAユダヤ地区にあり

 メスキータもすぐ近くです
               
 窓からパティオが見えるこの部屋

                

  一泊42,5ユーロ 約4300円です

 アンダルシアと言えばフラメンコ

 フラメンコを見る予定だったのですが・・・

 あいにくオフシーズンで見ることができず・・
                 
 仕方がないのでフラメンコショップで扇をお買い上げ

 気分はすっかりカルメンです

 お店のマダムともすっかり仲良くなってしまい

 勧められるままに銀製品のアクセサリーなどもまさかの大人買い
 記念撮影までしてしまいました

 そしてお楽しみの夕食
                
 コルドバではラボ・デ・トロを食すのを前々から楽しみにしていました

 ちなみにラボ・デ・トロとはコルドバ名物牛テールの煮込みのことです

 ホテルの人に教えてもらった美味しいレストランに突入

 もちろんパティオでの食事です

 お肉が柔らかく早速争奪戦になりました

 あまりの美味しさに大人ですからもう1皿おかわりしました

 明日はコルドバの町並み&メスキータのご紹介です
             つづく

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アルハンブラ宮殿&ランチ編

2012-02-20 21:49:18 | iledefrance

 グラナダ2日目

 ワタクシ達はホテルに荷物を預けてブラブラと歩いてアルハンブラ宮殿に

 向かいました
              
 グラナダ王国が建国されたのは1238年、

 イスラム芸術の最高傑作と言われているアルハンブラ宮殿は7代王

 ユースフ1世の時代になってようやく完成しました

 水鏡に映し出されるコマレスの塔
               
 ライオンの中庭 王族のプライベート空間です
               
 こちらは王宮内の夏の別荘 ヘナラリフェ

 至るところにシエラ ネバタ山脈の雪解け水を利用した噴水が

 設けられています

 「スペインに屈服されたイスラム教徒の宮殿」

 アルハンブラはイスラムの象徴でありイスラムの支配と信仰が

 砕かれてもなおスペインに残った輝かしい遺産なのでしょう
 
 ワタクシ達もそのあまりの美しさと贅の限りにすっかり見ほれながら

 気がつけば3時間近くも歩き回りました

 たっぷり歩いてお腹もペコペコです

 ランチにGO・・・
              
 無料のタパス  この日は何とパエリアです
               

 スペインはお魚も美味しいのでお魚料理を中心に

 そして奥に見えているのはグラナダ名物

 オレンジと卵の白身とオリーブのサラダ

 もちろん美味しく全て残さずに頂きました

 明日は小道マニアの我々にはたまらない白い町とパテオと花が咲き乱れるコルドバ編です

        つづく

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グラナダ飲んだくれ編

2012-02-19 21:46:55 | iledefrance

 グラナダの、こんな小道を上っていくとサンニコラス展望台に

 到着します

 ここからはグラナダの町がきれいに見渡せるのです

 特に日没の美しさは格別だということでたくさんの人々で大賑わいです

 アルハンブラ宮殿も見渡せます

 アルハンブラとは「赤い城塞」という意味なのだそうですが

 夕日に赤く染まるアルハンブラはまさに「赤い城塞」そのものです
                 
 そして夕暮れと共に我々呑み助4人組は夜の街にくり出すのですが

 グラナダのバル(バー)ではドリンクを注文すると無料でタパスがついて

 くるというトレビアーンなシステムがあります

 そこで我々は一軒のバルで一杯しか飲まないというルールのもとに

 何軒まではしごできるかというチャレンジに

 名づけて「タパリンピック」の開催です
                
 生ハム200本がバルの天井から吊るされています

 美味しそうー
                
 まずは一軒目のタパス

 この量で2人前

 あとはワインも美味しくてほろ酔いのワタクシ達

 今回のメンバーは何でも食べれる&アルコール大好きなトレビアーンな

 メンバーでタパリンピックも順調にこなしていきます

 2軒目からは飲む&食べる&喋るで盛り上がり写真が撮れず・・・
              
 小姑2人つきの一応新婚旅行中のL君

 タパスとワインと新妻を前に満面の笑顔です

 結局5軒を制覇 一人当たり総額10ユーロ(千円)という破格の

 お値段です

 グラナダに永住したくなった瞬間でした

 さあ明日はいよいよアルハンブラ宮殿に突入です

 つづく

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