長岡育英センター・ブログ

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育英なら毎日仲間と一緒、みんなと一緒!
育英が僕らの放課後の場所!

熱戦の百人一首とカタツムリ観察

2005-06-27 23:26:18 | きょうの育英


「ハイ!」と札に手を伸ばす。

百人一首で札を取る時には、足が上がってしまうのです。

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きょうの月曜日は、久しぶりに集団遊びでした。
3年生の考えたきょうの遊びは「百人一首」。

本当の意味での「集団遊び」とは違うかも知れませんが、
でも、彼らが一生懸命考えた遊びです。

「先生、詠んで」というので、いっちょ楽しんでやっちゃり
ましょう!と川上も協力することにします。

で、ばんばん詠みました。

あちこちで取れて大騒ぎする声と、なかなか取れなくて、
半泣きになる人など、夏の百人一首大会も悲喜こもごも、
楽しみもそれぞれです。

さすがに3年生は強かったです。上の句を聞いて、すぐに
バシッと取れる人が何人もいて、見ていて気持ちいいほど
なのです。

一方で、まだあまりセンターでの百人一首遊びを経験して
いない1年生は、なかなか取れなくて悔し泣きをする人も
いました。

「まだ詠み終わってないのに取るんだもん…。」

確かに、百人一首は理不尽に見えるかも知れません。
まだ詠んでもいない部分が書いてある札を取るんですから。

そんな悔しがっている1年生に言いました。

「大丈夫、1年生の今から百人一首をやっていけば、
1月までには強くなるよ!」と。

それから
「3年生だって、君たちくらいの頃は、ずっと取れなくて
悔しい思いをしてきたんだ。きっともっと取れるように
なるよ。」と。



「これでいいですか?」
取った札は、先生に確認で見せるのがルール。



人気の札は、
「紅葉の錦/神のまにまに」

みんな、「まにまに」で覚えてます。
1年生、秀一郎さんもget!

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百人一首の後は、裏の畑のひまわりを見に行きました。

ようやく降った恵みの雨に、嬉しそうに葉っぱを
広げています。理さんと陸さんも嬉しそう。



玄関先には、ペットボトルに入ったカタツムリが。
それは、3年生の翔さんの忘れ物でした。

逃げようとしているので、中に入れようと触ると、
ヌルリとしています。

「うわっ、キモい!」と言って、手を離しますが、
このままではカタツムリが逃げてしまう!
どうしよう、この口から出てきたのか。
それにしても、なんて動きだろう。歩いた後は、
ヌメヌメしているし。ひゃぁ~。といろんなことを
見始めたら気になるので、玄関から中の部屋に持ち込み
ました。

さっそく、角を出したりヌラヌラ動いているカタツムリの
観察です。

「先生!ナメクジもいたよ!」と誰かの声。

川上は、
「カタツムリはいいけど、ナメクジはいりません!」
と言いました。

しかし、どうして殻があるかと無いかの違いくらいで
こうも嫌われるのかを考えると、ナメクジがかわいそうな
気がしてきて、図鑑で調べることにしました。

素朴な疑問ですが、カタツムリの殻は、生まれた時から
小さいけれどついているのですね。はがすと死んでしまう
そうですよ。

決してナメクジがヤドカリのように貝殻を見つけて
かぶって、或いは背負っているのではないのです。

ちなみに、ナメクジとカタツムリは、一見すると仲間の
ようですが、別々に進化した生き物だそうです。

で、ナメクジとカタツムリの違いは、ちょっと忘れたので、
また明日調べてきますが、ともかく川上はカタツムリは
いいけど、ナメクジは嫌いです。

昔、お墓参りに行った時に、たまたま手を付いたところに、
グニャッとしたものが触れて、それがナメクジだったと
いうのもあります。

また、山に行くと、犬のウンコほどもあるような、大きな
ナメクジが山道に転がっていることもあり、あれは勘弁
できません。いやだ。

おまけに、フランス人がエスカルゴを食べるってのも、
いやだ。なんであんなものを……。

だから、料理屋で出てくる貝で、中身を楊枝で刺して
引きずり出して食べるっていうなんとか貝も、川上は
好きではありません。小さい頃に、カタツムリをたくさん
見たからかも知れませんね。



それはともかく、目の前にいるカタツムリが面白くて、
観察を続けます。

目の前のそれは、全長3cmほどで殻も小さくて、まだ少し
透き通って見えるようで、みんなの意見では、きっと
子どものカタツムリだろうということでした。

カタツムリはのろいと言いますが、カメラのアップで
見ていると、それがなかなか早いのです。
すぐにフレームからはずれるほど。

そこで、速度を測るために定規の上を歩かせることにしました。
カタツムリはすごいのです。こんな狭い定規の上も
器用に歩くのです。ヌラヌラと、ベットリした分泌物を
塗りながら、上手に綱渡りしていきます。



このスピードは、最も速い時でおよそ5秒で1cm進みました。
つまり、2mm/s(秒速2mm)。

数回繰り返すうちに、平均でおよそ6~7秒で1cm進むことが
わかりました。つまり秒速1.4mm~1.7mmほどの速さ。

10cmを進む速さでは、およそ1分20秒でした。つまり80秒。

これらの速さを時速で表すと、
2.0mm/s=72.0m/h
1.7mm/s=61.2m/h
1.4mm/s=50.4m/h
1.2mm/s=43.2m/h

時速40mから70mですよ!!
誰が一体こんなに速く動けると想像しましたか?

カタツムリは、今ここにいたと思ったら、1時間後には
72mも離れたところにいるのです。しかも、24時間動き
続けたと仮定したら、ゆっくりでも960m。速ければ1728m。

つまり、育英センターから、長生橋のあたりまで軽く
行ってしまうほどの距離なのです。

たまげました。
恐るべし、カタツムリ。



しかも、意地悪して、こんな風にカタツムリの乗った
定規を垂直に立てても、すいすい登ります。

「あなたはスパイダーマン。」

いや、「あなたはスネイルマン」なのだ。



子ども達よりも、川上が喜んで観察していたのでした。
楽しいですね。

ちなみに、きょうあのあとカタツムリはそのままです。
あちこち這い回って、明日にはどこにいるのか、楽しみです。
ひょっとして、センター中を這い回って、明日はとんでもない
ところにいるかも知れませんね。

本当はよくないけど、ちょっと楽しみです。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上


キャンプの学校大成功

2005-06-26 09:11:02 | きょうの育英

「先生、先生、見て!」

山道を歩いていい汗をかいた後のスイカは、
どんなジュースよりもおいしい。

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長岡で32.3度をはじめ、全国で真夏日を記録した昨日、
「キャンプの学校2005 in 大杉公園(旧三島町)」
を開催し、大きなケガや具合の悪くなる人もなく、
無事に終えることが出来ました。

子ども達を快くキャンプの学校に送り出してくださった
保護者の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。


子ども達は、テント張りから、お米研ぎ、飯盒炊さん、
カレーライスの野菜の皮むき・刻み、カレーライスの
おいしい作り方・隠し味、火おこし、火の管理、
盛りつけ、お皿や鍋の洗い方、かまどの掃除、山歩きの
楽しみ方、外でのスイカの楽しみ方など、友達や、先生と
楽しみながら学んで来ることが出来ました。

みんなが全部のことを出来たわけではありませんが、
そのうちの何分の一ずつでも、自分のものにしていって
もらえれば、大成功だと思うのです。

そして、今度の8月の本番のキャンプでは、これに
挑戦してみたいとか、これをもっと上手くなりたい、
もっと楽しみたいという気持ちにつなげてくれることを
願います。



3つの鍋で作ったカレーは、それぞれ味自慢の
おいしいカレーでした。



1日お世話になった「大杉公園」で最後の記念写真。

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詳しいレポートは後ほどアップします。
写真満載の予定…!

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバッタ育英!!!
by 川上
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いよいよキャンプの学校開校!!

2005-06-25 00:36:58 | 育英センター情報


班の探険ボードができあがりました。

明日のキャンプの学校2005in 大杉公園(旧三島町)で
午後からの「イクエイ探検隊」で使う問題用紙を挟み込む
ためのボードです。

名付けて、「探険ボード」。

…そのままですけどね。


キャンプの学校の各班のチーム名が大きく書かれています。
このボードを使って、どんな探険をして、どんな大発見を
してきてくれるのか、とても楽しみです。

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さて、いよいよ明日ですね。
というか、これを書いている時点ではあと8時間後に出発です。

「ヒトからサルへ」のテーマの通り、思いっきり自然の中で
山の中で、楽しい体験をしてきたいですね。
そして、ひと回りもふた回りも大きく成長した姿で
帰ってきたいと思います。

ご協力をよろしくお願いいたします。

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なお、現地「大杉公園」は携帯電話の電波が届かないようで、
圏外になるようです。

そのため、先日配布のお便りでは、大杉公園内にある
「大杉会館」の電話番号を掲載しておりましたが、
その番号が謝っていたので訂正させて頂きます。

管理人さんがいて、取り次いで頂けるようですので、
万が一緊急の連絡の際にはこちらにご連絡をください。

 大杉会館 : 0258-42-3478

では、明日の皆さんの元気な姿を楽しみにお待ちしています。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

来週が七夕コンサートなんて

2005-06-24 23:20:17 | きょうの育英


来週の土曜日は七夕コンサート。
早く来て欲しいような、早く来て欲しくないような。

ずっと一緒に音楽を作ってきた4年生の仲間達が
とうとうお別れになってしまうから。

3月の音楽発表会で一応のお別れはしたけれど、
本当のお別れはこの7月2日。

この日は、川上も忙しくバタバタ動いているから、
なかなか4年生とも最後に話すことができなくて、
淋しいのです。

…とても。


人の別れってこんなものなのかなぁと思ったりもします。
じっくり構えて「サヨウナラ」を言えることの、なんて
幸せなことでしょう。

毎日の子ども達との挨拶も、またいつだって会えるから
いいんだなんて思わないで、一瞬一瞬を大切にして
考えていれば、もっと心のこもった挨拶になるのかな。




ティンパニーを担当している4年生の健太さんが、
なんと右腕を骨折してしまいました。

手首のすぐ下だから、マレットを持って腕を振る
なんてもってのほか。1回目の合奏では川上が
健太さんに代わって叩きました。

でも、それではあまりに健太さんがかわいそう。
「近くで見ていてよ。」と呼ぶと、とても淋し
そうな目です。

「叩きたい?できそう?」と言ったら
「うん」と健太さん。

そこで、
「じゃぁ、先生と半分ずつ叩こう」と提案しました。

一人で片手だけで叩けるところは健太さんが一人で
左手だけで叩き、どうしても早いフレーズで片手で
叩けないところは川上が手伝うということにしました。

ずっとティンパニーの練習を頑張ってきた健太さんと、
最後の最後に二人で並んでティンパニーを前にして
叩くことになるとは、いや、二人でティンパニーを
叩くことが出来るとは、夢にも思いませんでした。

思いがけない共演です。川上には絶対忘れられない
七夕コンサートになりそうです。


泣いてしまって、きっと里絵先生の指揮が見えなく
なるんだろうな…、って今から心配しています。

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あんなに泣き虫だったり、わがままだったり、
甘えん坊だったり、足し算が苦手だったりした
小さかったみんなが、こんなにも立派に育って
かっこいい4年生になってくれたことを、
本当にわたし達は嬉しく思います。

その4年生達が「育英センター」としてステージで
演奏するのは、これが本当の最後。

いいステージになることを祈ります。そして、絶対
いいステージにしてみせたいと思います。

保護者の皆さんもご期待ください。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

テント張り3分31秒!!!!!

2005-06-23 23:28:58 | きょうの育英


「うわー、テントの中って、家みたい。」

そうだよ。テントは、ぼくらだけの秘密基地なんだ。

寝ころんだって、あぐらかいたって、友達とヒミツの
おしゃべりしたって、いいんだよ。

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テントを張りました。体育館で。
きょうの目標は5分を切ることでした。

が、ななななんと! 撤収では3分05秒。
設営では3分31秒というすごいタイムが
出てしまったのです。

なんという記録でしょう。
いつから育英センターは山岳部のように
なってしまったのでしょうか。

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一昨日火曜日に最後に張り終わってから、
テントは二日間センターの体育館に張った
ままで放置されていました。

このままではきょうの空手教室には邪魔に
なってしまうので、暑いけど片づけることに
しました。

ただ片付けるのではちっとも面白くないので、
ずっと企んでいた、テント設営・撤収の競争を
できるように、タイムを計る練習をしようと
いうことにしました。

みんなを集めて、作戦を立てます。

どうやったら早く片づけられるか。
よし、ポールは君と君、フライシートは外したら
あなたが持っていって畳むよ。それから、本体を
畳むのはこの4人で。

手順は、まずフライを外して、ポールを4本抜いて、
ポール係が折り畳み、本体は四隅を四人で持って、
こうやって空気を抜きながら畳むよ…。

綿密な作戦会議です。

ストップウォッチでタイムを計ります。
「ヨーイドン!」

それぞれの持ち場で一斉に動き出し、きゃぁきゃぁ
言いながら、そしてハラハラしながら、テントを
すごい勢いで片づけます。

テントの空気を抜く方法と、ポールが固いので
外すのが少し大変でしたが、その第1回目の
タイムがなんと3分05秒。早い!

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そして、今度は建てる方も目標は5分で
やろうということで挑戦です。

川上も職員も入って「ヨーイドン」

これも綿密に作戦を建てました。テントの入った
バッグからシートを出して、フライを広げてポール
を中に仕込む人、本体用のポールを組む人、本体
シートの四隅を持って広げて、天井のバッテンになる
ポールを通す人…などなど。

作戦通りにテンポよく進み、なんと驚くことに
最速3分31秒でテント張りが出来たのです。
チームワークですね。素晴らしいです。

これがどんなにすごい記録かと思ったら、
お父さんお母さん方も是非一度テントを
建てに来てみてください。子ども達の記録が
どんなにすごいかわかると思います。

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そして、結局きょうは30分ほどの間に、
3回もテントを張ったり崩したりを繰り返し
たのです。

さすがに3回目は面白がって参加してくれる
人数はちょっと減りましたけどね。

でも、子ども達が慣れることで面白がって
参加してくれたことがとても嬉しかったです。

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「キャンプの学校2005 in 大杉公園(旧三島町)」
まで、あと2日。

きょうはこの他に、カレーの食材の買い出しも
3年生の班長チームから行ってもらいました。

そうそう、皆さんに宿題も出しておいたのですが、
宿題はやりましたか?おいしいご飯の炊き方や、
カレーの作り方を調べてくれましたか?

お家でおいしいカレーを作れるように、練習して
いる人も実際にいるそうです。

ご家庭の協力にただただ感謝です!!!!嬉しいです。

おいしいカレーを目指して、それから、楽しい
楽しいキャンプを目指して、25日は皆さんで
元気に集まりたいと思います。

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各自で決めた持ち物を忘れないように、子ども達が
自分で荷物作りを出来るよう、御協力を御願いいたします。

脇で保護者の方が、「○○は持ったの?」とか、
「それはあそこにあるよ」とか、「これに入れるといいよ」
等とヒントを言ってくださるのは「アリ」ですが、
すべて持ち物を並べてくださったり、保護者の方が
リュックに詰めたりされるのは「ナシ」にしてください。

これも大事な練習です。子ども達は信じてあげてください。
信じれば絶対出来ます。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

日越小学校で幼保参観

2005-06-22 23:30:22 | 川上のひとりごと日記


日越小学校の幼保参観に出席してきました。

1年生に進学した子ども達の幼稚園、保育園の
頃の先生達が一堂に会して、小学校での子ども達の
学習の様子を見て、その後学校の先生達と情報交換の
話し合いをするという会です。

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保育園を卒園して小学校に入学してはや2か月半。
新しい環境で、みんながどんな風に過ごしているのか、
とても楽しみにしていきました。

駐車場に車を停めると、子ども達のさわやかな
「こんにちは!!」の挨拶に歓迎されて、玄関を
案内してもらい、とても嬉しくなりました。

学校に入るとすれ違う子ども達誰もが、明るく元気に
挨拶が出来ます。素晴らしいのです。子ども達が
自発的に知らない人に挨拶が出来るって、本当に
素晴らしいと思います。

コミュニケーション力ってことを世間では言いますが、
コミュニケーション以前の意思疎通をする以前の
人間の関わりの最初に必要な基本中の基本だと感じました。


さて、案内された1年生の教室では、先生の楽しい
授業展開と集中している子ども達の様子を見ることが
出来ました。

なんと言っても、リズムとテンポの良い素晴らしい
先生の授業展開に、川上は「やられた~」と感動する
ばかり。保育園の職員に是非見せてあげたいくらいです。
子ども達があれほど集中して食い付いてくるなんて、
ちょっと信じられないくらいですが、わたしも見ている
うちに引き込まれました。

いやぁ皆さん、学校の先生って、本当に素晴らしい授業を
なさるんです!! もう、鳥肌もので、脱帽でした。

本当に見習いたいと思います。

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その後の懇談会では、真剣に保育園と学校での子ども達の
様子についてや、1年生の生活と保育園での違いなどを
話し合いました。

話し合いと授業を通して、感じたのは、学校の先生方は
担任の先生はじめ、校長先生、教務主任の先生など、
皆さん全員が、本当に真剣に子ども達のことを考えていて
下さるのだということでした。これはとても嬉しかったです。

そして、わたし達保育園・幼稚園の職員との積極的な
情報交換を求めて下さる先生方の真摯な姿勢には、
心を打たれました。

こうした連携を積極的に持って子ども達のために
奔走してくださっている先生方に見てもらえる
子ども達って本当に幸せだなと感じました。

わたし達も、子ども達は保育園を卒園したから
もうさよならではなく、長いスパンで継続して、
大人に成長していく子ども達の様子を見届けて
いきたいと思っています。

先生もお話しされていたのですが、子ども達を
育てていくためには、幼保は小学校と、小学校は
中学校と、中学校は高校と、時間軸で区切る場合の
それぞれで連携が必要だと川上も思います。

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また同時に、子どもの総合的な理解をするためには、
家庭と地域と学校の三者の連携も非常に大切だと
このごろ大変強く考えるのです。

当たり前のことかも知れませんが、目の前で
過ごしている子どもの姿が、100%のその
子どもの姿ではないからです。

たとえばセンターに来ている子ども達。
家と学校とセンターでそれぞれ3分の1ずつくらい
過ごしています。家での様子だけ、学校での様子だけ、
センターでの様子だけなど、どこかの部分だけを見ても
その子どもの全体の理解をすることにはならないのです。

むしろ、目の前で見えている子ども達の姿は、良くも悪くも
氷山の一角ではないかと思うのです。

もっと良いところが彼には、彼女にはあるけど、ここでは
見えていないし、見せないだけなのかも知れない。
そう考えたらここで崩れたバランスは、どこかで崩れた
バランスの帳尻を合わせるためなのかも知れない。
そんな風にも考えるのです。

センターではわがまま放題の子どもも、学校や家庭では
真剣にマジメに、あるいは素直な子だったりするのでは
ないでしょうか。その逆も当然あるでしょう。

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そうしたら、わたし達には何が出来るのか。

子ども達の、隠れている良いところをもっともっと
見つけることなんじゃないでしょうか。

氷山の裏側に張り付いていたり、水面下に沈んでいる
別の姿に着目して、その子の良いところ、本人も家族も
気付いていないような良いところを、見つけて、
「こういうところが良いよ!素晴らしいよ!」って、
教えてあげることが、わたし達に出来ることなんじゃ
ないかって思うのです。

そうすれば、だいぶそれぞれの子どもの理解の間にある
溝やギャップも埋まるかなと、考えるのです。

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だいぶ話がそれましたが、学校の授業参観と
先生方との話し合いを通して、そんなことを
心に感じていました。

また、よその学校でも機会があればお邪魔して
子ども達の様子を見させて頂きたいです。

最後に、
 みんなの学校での姿、
  とってもかっこよかったですよ!!

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

体育館に○ン○出現

2005-06-21 23:40:31 | きょうの育英


育英センターの体育館に、なんとテントが出現。

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きょうも今週末に迫ったキャンプの学校の予習と準備です。

当日25日には、テント張りを二班で一張ずつしてもらうので、
そのために、少しでもみんながスムーズに出来るように
テントを張る練習をしました。

……体育館で。



保育園から運んだドームテントは、先週の土曜日に
藤橋歴史の広場で建てた川上のテントより大きくて、
張り方もちょっと違います。

そこで、現物で練習をしようということで、本日の
テント張り練習となりました。

人を違えて2回張りましたが、まださわれなかった人も
います。明日も可能なら1回か2回やってみて、
全員が一応さわったことがあるという状態にして、
欲を言えば、3分の1くらいは建て方をなんとなく
わかるという状態にはしたいところです。

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ちなみにきょうは説明しながら・聞きながらだったので、
15分はかかっていましたが、25日には
「テント張り競争」をします。

どのチームが早くテントを張ることが出来るかという
競争です。どうです?自信ありますか?

川上は明日あたり3分くらいでテントを立てるのに
挑戦しようと思います。

みんなは、そうですね、なんとか目標10分以内です。

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「タネもしかけもありません…」じゃなく、

さて、テントと並行して旗作りです。

今年は班ごとの特色や個性を生かすために、
旗を作ってもらうことにしました。先週、各班で
考えてもらった旗を実際の布地に鉛筆で下書きを
してもらい、更にそれに着色をしていきます。

使ったのは厚めの木綿の布にアクリル絵の具。

下書きはなんとかうまくいきましたが、アクリル
絵の具の使い方は難しかったようです。水を
たくさん混ぜると布地に伸びるけど色の発色が
悪いし、水をあまり混ぜないと色の発色はいいけど
ノリが悪い。

微妙な水加減と、色の混ぜ具合が難しいのです。



















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さて、旗の色塗りを終わった人達が、テントの中に入って
楽しんでいます。

「ハハハハなんでこんなところにテントがあるの!?」
と言いつつ、楽しんでいます。



新保先生も、最高気温33度の中、暑い暑いと言いつつ、
長袖でテントに入って楽しんでます。



テントの網戸ごしに変な顔。

柊さんもキャンプでテントに寝るのが楽しみです。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

班のテーマ&地震&キャンプ場のこと

2005-06-21 08:32:09 | きょうの育英
昨日の育英。

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4時から里絵先生が来てくれて、歌の練習をしました。
暑い部屋だったのですが、みんながんばって歌を練習
しました。

さて、おやつタイムをはさんで、キャンプの学校の準備。
月曜日は班のテーマを決めました。

今回のキャンプの学校では、班毎にテーマを設定して、
そのテーマに沿ったものをしっかり見て、調べてくる。
必要なら写真を撮ってきて、帰ってきたらミニ新聞を
作って発表してもらおうという予定です。

みんなのテーマは
「虫」「草」「生き物」等々。ちょっとテーマの範囲が
広いかなぁとは思いますが、それぞれ興味のあることを
しっかり自然の中で見て感じてきてくれたらと思います。

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それはともかく、昨日の地震は驚きました。

皆さん学校の給食の時間帯だったようですが、大きな
被害やケガもなくよかったですね。

川上がいた保育園事務室では、直後からNHKテレビを
付けてニュース速報を見たり、インターネットで情報の
収集をしたりしました。

同時に各保育室の様子を確認して、ケガや異常がないか
を確認しました。

10月・11月の頃の緊張感が一瞬で蘇り、全身に緊張が
走りました。どれだけ揺れても地震には慣れないし、
慣れたくないですね。

ちなみに、地震直後になにか情報をと思って開いた
長岡市の地震情報のページで昨日が地震から240日目
だったことを知りました。
 ↓
長岡市地震情報

地震から約8か月。遠い過去になりつつあった地震が、
まだ終わっていないのかと感じました。

今回の震度5弱を観測した小国町法末は、例年の
サマーキャンプを行っていた「越後おぐに森林公園」の
すぐ近くです。

今年のサマーキャンプは、小国のキャンプ場は地震で
復旧中のために、この場所では開催しないと先週
決定したばかりだったのでした。

来年には地震もおさまり、再びおぐに森林公園での
キャンプが出来ることを願います。

---
今年度のサマーキャンプの実施場所については、
後日お知らせいたします。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

小国で震度5弱!!

2005-06-20 15:08:16 | 育英センター情報
新潟県中越で震度5弱 被害の報告なし

 20日午後1時3分ごろ新潟県中越地方で
震度5弱の地震があった。気象庁によると、
震源地は新潟県中越地方で、震源の深さは
約15キロ。マグニチュード(M)5・0と
推定される。
 同日午後1時15分ごろにも中越地方で
震度4の地震があった。震源はごく浅く、
M4・1と推定される。
 いずれも、昨年10月の中越地震の余震ではなく、
別の地震とみられるという。
 新潟県と県警によると、地震による被害の
報告はない。東北、上越、長野新幹線の走行にも
影響はなかった。

 各地の震度は次の通り。

 震度5弱=長岡小国、柏崎高柳(新潟)
▽震度4=上越吉川、長岡上岩井、柏崎、十日町松代、
与板、出雲崎、刈羽(新潟)
▽震度3=上越、三条、柏崎西山、小千谷、
十日町水口沢、見附、和島、魚沼今泉、南魚沼、
佐渡(新潟)栄村(長野)など

(共同通信) - 6月20日14時40分更新

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長岡と言っても、市町村合併でずいぶん広くなって
いるので、最大震度のところは、ここからは
かなり遠いところです。

希望が丘、大島、北山周辺はそれほど大きい揺れでは
なかったように思いますが、それでも希望が丘の事務室に
いた職員では震度3か4くらいには感じられました。

ちなみに、この上の記事には出ていませんが、
長岡幸町は震度2でした。

両保育園、育英センターとも、けが人や被害は
ありません。

今後の状況にご注意ください。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

震度2

2005-06-20 13:33:01 | 育英センター情報
1時03分の地震は長岡市内は震度2でした。育英センターは通常通りに開きます。また大きな地震が有りましたらこちらで連絡します。

川上