テントを張って、キャンプの学校の予習です。
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さて、きょうの育英は、人数も少ないので、
車2台に分乗して、藤橋歴史の広場に行きました。
2000年~3000年くらい前の縄文時代に大集落が
あった跡だということで、「藤橋遺跡」を市民の
ために広場にした公園です。
場所は長岡技術科学大学のすぐそばで、傾斜した
山の斜面をそのまま生かした作りで、しかも、
公園内には、一応公園の中なんですけどね…って
感じで自然そのままの森もあったり、人口の
池もあったり、クルミの木や、なんやかやいろんな
木があったりで、いい公園です。
そこで、キャンプのテント張りの練習の練習と
いうことで、テントを張ってみました。
じゃ~ん。どうでしょう。きょうがデイキャンプなら
よかったのに…というくらいの素晴らしい青空に、
オレンジ色のフライシートが映えます。
テントを張った場所は、長岡の市街地が一望でき、
なかなか見晴らしもよく、風も心地よく吹き抜ける場所で、
縄文時代の人達も、ここなら快適に過ごせただろうと
思えました。
さて、テントを立ててその中や東屋で昼食を食べた後は、
テントの中で昼寝をする人、さっそく森に行ってみようと
いう人、虫を追いかけ続ける人など、いろいろ。
川上も子ども達と森に行こうということで、
果敢にもアプローチを試みました。
子ども達は、口々に
「こっちに道があるよ!」「あっちだ!」
などと叫んでいますが、人も動物も通った形跡は
ちっとも無く、草もボーボー状態。手も切れそうです。
自分の背よりもずっと高い草の茂みに阻まれて、
進むのを断念しました。
ふと見ると、見慣れた「クワイチゴ」が大量に
なっているのを発見!
みんな「お~クワイチゴ!!!!」と喜んで、濃い紫色の
実をつかんでは口に運びます。見る見るうちに、口の
周りやら指先やらが紫色になりました。
森はあきらめて下っていくと、そこには、小川が流れ込む
池が…。この池が真っ赤で汚い。錆び錆び色です。
「さっき、ここにザリガニがいた!」と言って、
みんなで棒を持ってきてザリガニをつかまえようと
やる気満々です。
つかまえてどうする気なんだろう。まさか人の車に
乗せて帰ろうってんじゃないでしょうね…。
その後、残念ながらというか、めでたくというか、
ザリガニは見つからず、ヤゴを数匹とバッタを数匹
スーパーのビニール袋や自分の帽子(!)に入れて、
持ち帰ったのでした。
虫は、右端の翔さんの、このビニール袋に入っているのだ。
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ガンバロウ長岡!!!
ガンバロウ育英!!!
by 川上