長岡育英センター・ブログ

遊びも勉強もおやつも2020年も!
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育英が僕らの放課後の場所!

ばかに元気そうじゃないか

2005-11-30 21:51:12 | 川上のひとりごと日記
「おーいくもよ
 ゆゆと
 ばかに元気そうじゃないか
 バかまでくくのた」

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ニアピンの答えです。迷回答です。

元はもちろん山村暮鳥の「雲」です。

これは「聴写」でやった回答です。
聴写とは、子ども達が音読したことがあるものを
先生が読み、先生の読む言葉を聞いた通りに一行ずつ
書き取っていくというものです。

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[おーーーいくもよ]
正解は「おい雲よ」ですが、こちらの「おーーーいくもよ」のほうが
かわいいですね。子どもらしい元気の良さを感じます。
雲まで届いてしまいそうな勢いですね。


[ばかに元気そうじゃないか]
正解は「ばかにのんきそうじゃないか」ですが、
元気そうじゃないか」と言われる方が、ちょっと
嬉しい感じがします。

「おーーーい」と呼びかけたのだから、元気そうじゃないかと
お互いの元気を喜び合う方が自然かも知れません。


[バかまでくくのた]
許してください。分からなかったのですから。

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もうひとつ、「竹」です。萩原朔太郎です。


[かすかにけぶるけんぼう]

「繊毛」なんて言葉分かりませんよね。まだ習っていません。
今度みんなで図鑑で見てみましょう。


ちなみに、川上の脳裏には、志村けんの「ヘンなおじさん」の
ワンシーンが思い浮かんできました。

竹の根っこをずっと映していったら、小学生のズラをかぶった
けんぼう」(=志村けん)の顔がたくさんぶら下がっている。

まるでコントですな。

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まぁ、楽しく勉強していきましょう。珍回答はほどほどに。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

大根ぬき、カブ抜き

2005-11-30 21:01:43 | きょうの育英
大根ぬき、カブ抜き。

…いろんな呼び名がありますが、がっちり手を組んだ
友達を引っ張って遊ぶこの遊びは、冬の定番。


ヒートアップしてきても、友達のズボンだけは
くれぐれも引っ張らないように…。

喧嘩になります。

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寒いのに、体育館の中では子ども達は汗を流して
遊んでいます。

冬の遊びの定番は、この大根ぬき、カブ抜き。

がっちりスクラムを組んで腹這いになるのも
友達と密着できて盛り上がります。引っ張るのも
熱くなって興奮するのです。


川上は以前に入れてもらいましたが、
「最後まで抜けない!」と言われました。


…重いからか。



こちらでは、リレーがスタート。



ジャンケンをしてチーム分けをします。
熱くなってきて、シャツ一枚になってしまいました。
外の気温は6度です。


きょうで11月も終わり。

2005年も、あと1か月。
風邪を引かずにいきましょう。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

喫茶育英もクリスマス

2005-11-29 21:13:50 | きょうの育英


喫茶室にもクリスマスツリーがお目見え!
もう、センター中がクリスマス一色です。

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「ただいま帰りました!」

帰ってきた人達が喫茶室にもクリスマスツリーが
飾られていることを聞きつけてやってきました。

「わー、すごい!」
「クリスマスだー!」



このツリーは、郁恵先生が実家から持ってきてくれた
ものです。1,2年生が協力して組み立てて、飾りました。

幼い日の郁恵ちゃんが見てきたツリーで、育英センターの
みんなが一緒にクリスマスをお祝いします。



置き場所は、カウンターの上に決定しました。



ますます、喫茶育英が「スナック育英」みたいに
なってきました……。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

クリスマスツリーを飾った

2005-11-29 00:51:48 | きょうの育英
クリスマスツリーは、子ども達の夢がいっぱい。

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クリスマスイルミネーションに続いて、きょうは
ツリーもお目見え。

月曜日に代休だった3人が智江子先生と協力して
飾り付けをしてくれました。いよいよセンターも、
クリスマスムード一色になってきましたよ。


……ちょっと飾りが多すぎるかなぁとも思いましたが、
それは子ども達の「夢の数」なのです。

ただの飾りでなく、たくさんの子ども達の夢がツリーに
飾られているのです。

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このツリーは、2年ほど前に新調したモノで、今では
あまり珍しくもないかもですが「ファイバー」ツリー。
細いグラスファイバーが入っていて、葉っぱの先端が
色を変えてきれいに光ります。

きょう、ツリーを見ていた1年生の男の子2人がぽつり。

「おー、これすごい!葉っぱが光ってる。」
「おーすげー、ありえない!かっこいい。」

かわいい会話でした。

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さて、そろそろ、サンタさんが現実味を帯びてくる頃です。

「サンタさんが来ないよ!」とか、
 「サンタさんが来るよ!」とか。

子ども達はこの言葉に、相当敏感に反応します。
少し冷めた子でも。本当です。

驚くほど子ども達のピュアな部分を見ることができます。
ウソだと思う方は、一度お試しを。



あー、楽しくなってきた。クリスマス。クリスマス。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

忘れ物をしないために!!

2005-11-29 00:26:55 | きょうの育英
緑の草の上に、色とりどりの落ち葉が重なり、
美しい絵を描いています。
自然は素敵な芸術家なのです。

(パンの「サンゼルス」脇の空き地にて)

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忘れ物をするのはなぜか?
そして、忘れ物をなくすにはどうしたらいいか?

きょうはみんなで知恵を出し合いました。

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育英センターで今最大の「忘れ物」問題。


いつもの学習の時間を使って、みんなでディスカッションです。
議題はもちろん「忘れ物をなくすにはどうすればよいか」。


みんなから様々なアイディアを出してもらいます。
ルールは、他人のアイディアを否定しないこと。
どんなアイディアでもいいので、一人一度は
思いつくことを発言してもらいました。

書記は3年生のなつみさん。



これ以上、忘れ物を増やさないためには、
どうしたらいいのか。出たアイディアは、
こんな感じです。


・使った後に忘れ物を(していないか)確かめる。
・名前を書く。
・ランドセルの上/中に自分のものを置いておく。
・帰る時(忘れ物がないか)確認する。
・忘れ物箱の中を(自分のがないか)調べる。



学年には関係なく、1年生からも活発な発言が
ありました。真剣にみんなが考えています。

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しばらく「忘れ物をなくすには!?」どうするかを
話し合っていたら、ちょっと話が煮詰まってきます。

そして、そもそもどうして忘れ物をしてしまうのかと
いうことを気付いてもらわなければいけないことにも
気づきました。

忘れ物を「忘れる」メカニズムですね。これをみんなで
検証しようということになりました。かっこよく言えば。

つまり、忘れ物をしやすいシチュエーションをみんなで
指摘しあえば、今後その状況になった時、お互いに
気付くことが出来るのではないかと考えたのです。

そこで、川上が「なぜ忘れ物をするか?」という
問いに対しては、またたくさんのアイディアが出ました。



集約していくと、以下の通りです。

・遊びに夢中になるから。
・使った後に、元の「あるべき」場所(=ランドセルや机など)に
 しまわないから。
・人のものが落ちていても、蹴ったり、投げたり、拾わなかったり、
 雑に扱っているから。
・慌てるから。
・帰りに確認しないから。
・自分で用意していないから「自分の物」か分からない。



どうでしょうか。

残念ながら、前に川上が指摘していた「常に後ろをふり返る」と
いう視点は出てきませんでした。それでも、子ども達なりに
結構きちんとした視点を持っているではないですか。
なんだか、とてもうれしくなりました。


そして、これらの原因にほとんどの忘れ物の原因も集約されて
いると、川上は思います。

こうやって、自分たちで問題を解決していくことが出来る
子ども達の力は、実にすばらしいです。

なかなか自分の問題だと思うと、意見は出しにくいです。
しかし、客観的な問題としてとらえることで、お互いに
ポイントを指摘し確認することで、自分の行動にも気付いて、
実際に自分の行動にも反映していくことが出来るのではないかと
期待しています。


これを称して、「ヒトゴト作戦」
今決めました。

ヒトゴトにしてしまっていいから、「人の振り見て我が振り直せ」
で、自分の行動もそのヒトゴトの間違った行動にならないように
気付いて改善して行ければそれでいいのです。


みんな期待してるよ!! 忘れ物減らそうね。

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みんなで話し合いを終えた後は、すっきりした気分で
百人一首大会です。



思いっきり真剣勝負で、楽しく戦いました。



もうすぐ12月。後1か月でお正月だから、
保育園のばら組さんとの交流試合ももうすぐです。

予定ですが、育英センターから「挑戦状」を
各保育園に持っていって戦ってきます。

小学生の意地もありますので、負けられません。
頑張りたいと思います。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

本を読む

2005-11-28 11:16:28 | 育英センター情報
きょうは学校の代休。でも朝からお勉強。勉強の後は、楽しく本を読みます。
コメント (1)

この人のそばにいれば大丈夫

2005-11-27 22:51:40 | 川上のひとりごと日記
木曜日のこと。

「災害時の子どもの心のケア」研修会というものに
出てきました。

札幌から先生をお招きしての講演会。その先生は昨年の
中越地震の直後に小千谷市を中心に子どもの心のケアに
あたったという児童精神科のお医者さん。

講演のレジュメにあった言葉が印象的でした。

それは、災害時の子どものケアについて最も簡潔に
まとめた6項目の内の4番目。


こどもが「この人に抱きつき、この人と手をつなぎ、この人の
そばにいれば、だいじょうぶだ」と感じることができるおとなが、
ずっと付いていてあげることが、子どもの心のケアの第一歩であり、
最重要事項である。

 札幌市立病院 児童精神科医 黒川新二先生監修
 「北海道 災害時の子どもの心のケア」より


子どもの心のケアというと、もちろん専門的な知識が
ある児童精神科の先生などの人も必要ですが、わたし達
身近な大人にも出来ることがあったのです。

それは、災害で傷ついた子ども達に寄り添ってあげて、
抱きしめ、手をつなぎ、大丈夫だと感じさせてあげること。

あの地震の後、程度の差はあったものの、心に
少なからず傷を負った子ども達は育英センターにも
保育園にもいたはずです。

そんな子ども達に、保育園の職員、育英センターの
スタッフが、少しでも力になることがはたして出来て
いたのだろうかと、今でも自問自答しています。

こんな災害は二度と来てほしくはないけれども、
災害に限らず、傷ついた子ども達がいたら、そっと
近くに寄り添い続けてあげることができたらいいなと
思います。

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子どもは、自分からSOSを発信することができない。
「助けて」と言わないのは、誰に助けを求めたらよいのかが
分からないからである。平気な顔をしているのは、茫然自失
しているためである。

 同上「北海道 災害時の子どもの心のケア」より


上のこともまた水谷修氏のいう、家庭で、学校で、
社会で、傷ついてしまった子ども達を助けるやり方と、
肝心なことは変わらないんだと感じました。


災害でも、日常生活でも、子どもの心がピンチになった
時に大人が出来ることは、同じなのです。


大切なことは子どものそばに、しっかりした大人が
寄り添ってあげること。そしてこどものSOSを
見逃さないこと。

忘れずにいたいです。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

新潟の風景を歌う

2005-11-25 23:53:45 | きょうの育英
オリオン座がよく見える夜です。

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きょうの育英は、音楽教室。

12月11日に行われる「生活発表会」の出演に
向けて、歌のステージの練習でした。

今回の歌のテーマは、ふるさと新潟の歌。

県民の歌から「朱鷺のうた」と、北原白秋が新潟の
浜辺で作詞した「砂山」の2曲。

このうち、どちらかいい方を1月29日の
「新潟県幼児器楽合奏大会」のステージでも発表する
予定でいます。

今回のテーマは、里絵先生と希望が丘保育園の
園長先生が考えたものです。

大切にしたい越後のふるさとの風景を、歌に織り込んで
歌い続けていきたいと思っています。

朱鷺はまだ県内のどこででも見られる鳥ではありませんが、
近所の田畑や河原などで美しく舞い飛ぶ姿を期待したいですね。

そこら辺の田んぼに朱鷺がいたらすごいだろうな…。

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歌が完成まで、先生は厳しいけど、みんなの歌が
良くなってきたら、やさしい。

先生も嬉しいのです。



合奏は、太鼓チームの心が一つになれるかどうかが
ポイントです。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上



どしゃ降り

2005-11-24 23:35:35 | きょうの育英
夕方は強い雨が降り、どしゃ降りでした。

お迎えの皆さんがセンターに来る頃には、
ちょうど隣の用水路の水が溢れていました。

で、センター前の道路がまたもや大洪水。
申し訳ございません。

夏の終わり頃にゴミを取り除いてもらって
きれいになっていたのに、なぜ?

そう思ってゴミを取っていたら、なんと流れ
込む方の水路も水が満タン。落ち葉やゴミが
たくさん流れ込んで詰まってしまったのでしょうか。

またきれいにしておきます…。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上

忘れ物が増えています

2005-11-23 11:23:10 | 川上のひとりごと日記
使ったモノは、机の上にそのまま。
最後まで片付ける習慣を身に付けたいです。

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育英センターでは、最近名前なしの忘れ物が
大量に出ています。


育英史上最高かも知れません。


センターにこれほど忘れていってしまうと、
着るもの、使うものが相当の数で皆さんの
家から減っているはずです。

ひょっとしたら僕のかな?と思っている人も
いるのかも知れませんが、名前が書いてないから
自信を持って持ち帰ることも出来ないようです。

結果、忘れ物箱の中身が恐ろしく増え続けて
いるのです。

ほぼ間違いなく過去最高です。

ぜひ皆さんご家庭でも気にしていただいて、
自分のモノを最後まで責任持って片付けるという
習慣を身に付けさせてあげてください。

育英センターでも声をかけていきますが、
学校・家庭も合わせると子ども達の居場所は
「3カ所」以上になるはずです。

なかなかそのすべてで自分の道具・持ち物を
管理し続けるのは難しいかも知れませんが、
根気強く声をかけ続けていこうと思います。

「忘れ物はないかな?」
「これ落ちているよ」
「後ろをふり返ってごらん」

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自分もお子さんも忘れ物が多くないか、下の
チェックリストを見て、当てはまるモノはないか
チェックしてみてください。

 
 □ 部屋の出入りの際、戸を閉め忘れる。

 □ 靴を脱いだ後、そろえ忘れる。

 □ 椅子を立ったら、出したままにする。
  (机の下に戻さない)

 □ 遊んだ(使った)道具を片付けない。

 □ 帰りの時、いつも帽子を探す。

 □ 食事中、よく食べ物をこぼす。

 □ 持ち物を大人(他人)に準備してもらうことが多い。

 □ 筆入れに消しゴムが入っていない。

 □ 鉛筆をよく削り忘れる。(授業が始まってから削る)

 □ 手を洗わない。

 □ きょう食べた給食を覚えていない。



いかがでしたか?

これらのチェック項目の5つ以上当てはまることが
あったら、忘れ物が多い人かも知れません。

ぜひ、忘れ物箱の中をのぞいてください。
ひょっとしたら、最近見かけなかったお子さんのモノが
あるかも知れません。


それ以外の該当しない方も、お子さんの靴下やシャツや
手袋、それに鉛筆・消しゴムが減っていないか、他人のモノが
入っていないか、もう一度見直してみてください。



ちなみに、忘れ物が多い人の行動に共通しているのは、

 1.後ろ(過去)をふり返る習慣が少ない

 2.少し先(未来)のことを予見して先回りが出来ない。



だと思います。あくまで、川上の私見ですが。

『今ここ』の観念だけが強い人が多いようです。というより、
今ここ以外の感覚が弱い。

ちなみに、1年生は発達段階にあるために、ある程度は
仕方ありませんが、学年にあまり関係なく見られるというのが
事実です。

つまり年齢に関係なく忘れ物をする人はいるということです。

時間の感覚を持って、『今ここ』以外の時間、つまり
過去と少し先の未来を見る習慣をつけさせてあげるには
どうしたらいいのでしょうか。

これからの川上のテーマです。

ぜひご家庭でもお子さんと考えてみてください。

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ちょっと厳しい話ですみませんでした。 
よい祝日をお過ごし下さい。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上