
日越小学校の幼保参観に出席してきました。
1年生に進学した子ども達の幼稚園、保育園の
頃の先生達が一堂に会して、小学校での子ども達の
学習の様子を見て、その後学校の先生達と情報交換の
話し合いをするという会です。
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保育園を卒園して小学校に入学してはや2か月半。
新しい環境で、みんながどんな風に過ごしているのか、
とても楽しみにしていきました。
駐車場に車を停めると、子ども達のさわやかな
「こんにちは!!」の挨拶に歓迎されて、玄関を
案内してもらい、とても嬉しくなりました。
学校に入るとすれ違う子ども達誰もが、明るく元気に
挨拶が出来ます。素晴らしいのです。子ども達が
自発的に知らない人に挨拶が出来るって、本当に
素晴らしいと思います。
コミュニケーション力ってことを世間では言いますが、
コミュニケーション以前の意思疎通をする以前の
人間の関わりの最初に必要な基本中の基本だと感じました。
さて、案内された1年生の教室では、先生の楽しい
授業展開と集中している子ども達の様子を見ることが
出来ました。
なんと言っても、リズムとテンポの良い素晴らしい
先生の授業展開に、川上は「やられた~」と感動する
ばかり。保育園の職員に是非見せてあげたいくらいです。
子ども達があれほど集中して食い付いてくるなんて、
ちょっと信じられないくらいですが、わたしも見ている
うちに引き込まれました。
いやぁ皆さん、学校の先生って、本当に素晴らしい授業を
なさるんです!! もう、鳥肌もので、脱帽でした。
本当に見習いたいと思います。
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その後の懇談会では、真剣に保育園と学校での子ども達の
様子についてや、1年生の生活と保育園での違いなどを
話し合いました。
話し合いと授業を通して、感じたのは、学校の先生方は
担任の先生はじめ、校長先生、教務主任の先生など、
皆さん全員が、本当に真剣に子ども達のことを考えていて
下さるのだということでした。これはとても嬉しかったです。
そして、わたし達保育園・幼稚園の職員との積極的な
情報交換を求めて下さる先生方の真摯な姿勢には、
心を打たれました。
こうした連携を積極的に持って子ども達のために
奔走してくださっている先生方に見てもらえる
子ども達って本当に幸せだなと感じました。
わたし達も、子ども達は保育園を卒園したから
もうさよならではなく、長いスパンで継続して、
大人に成長していく子ども達の様子を見届けて
いきたいと思っています。
先生もお話しされていたのですが、子ども達を
育てていくためには、幼保は小学校と、小学校は
中学校と、中学校は高校と、時間軸で区切る場合の
それぞれで連携が必要だと川上も思います。
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また同時に、子どもの総合的な理解をするためには、
家庭と地域と学校の三者の連携も非常に大切だと
このごろ大変強く考えるのです。
当たり前のことかも知れませんが、目の前で
過ごしている子どもの姿が、100%のその
子どもの姿ではないからです。
たとえばセンターに来ている子ども達。
家と学校とセンターでそれぞれ3分の1ずつくらい
過ごしています。家での様子だけ、学校での様子だけ、
センターでの様子だけなど、どこかの部分だけを見ても
その子どもの全体の理解をすることにはならないのです。
むしろ、目の前で見えている子ども達の姿は、良くも悪くも
氷山の一角ではないかと思うのです。
もっと良いところが彼には、彼女にはあるけど、ここでは
見えていないし、見せないだけなのかも知れない。
そう考えたらここで崩れたバランスは、どこかで崩れた
バランスの帳尻を合わせるためなのかも知れない。
そんな風にも考えるのです。
センターではわがまま放題の子どもも、学校や家庭では
真剣にマジメに、あるいは素直な子だったりするのでは
ないでしょうか。その逆も当然あるでしょう。
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そうしたら、わたし達には何が出来るのか。
子ども達の、隠れている良いところをもっともっと
見つけることなんじゃないでしょうか。
氷山の裏側に張り付いていたり、水面下に沈んでいる
別の姿に着目して、その子の良いところ、本人も家族も
気付いていないような良いところを、見つけて、
「こういうところが良いよ!素晴らしいよ!」って、
教えてあげることが、わたし達に出来ることなんじゃ
ないかって思うのです。
そうすれば、だいぶそれぞれの子どもの理解の間にある
溝やギャップも埋まるかなと、考えるのです。
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だいぶ話がそれましたが、学校の授業参観と
先生方との話し合いを通して、そんなことを
心に感じていました。
また、よその学校でも機会があればお邪魔して
子ども達の様子を見させて頂きたいです。
最後に、
みんなの学校での姿、
とってもかっこよかったですよ!!
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ガンバロウ長岡!!!
ガンバロウ育英!!!
by 川上