母屋とプレハブの見取り図

 障害のある長男(42)を檻(おり)に閉じ込めたとして、兵庫県三田市の無職山崎喜胤容疑者(73)が監禁容疑で兵庫県警に逮捕された。

 山崎容疑者の自宅は、三田市のJR宝塚線広野駅から約500メートルの静かな住宅街にある。近所の70代の男性は「息子がいることも知らなかった。監禁をしている気配もなかった」と驚いた。

 自宅は2階建て。玄関と反対側にあるバルコニーに隣接する形で3畳ほどのプレハブが立っており、長男はここで檻に入れられていたという。県警によると、自宅とプレハブはバルコニーを通じて行き来できる構造になっていた。バルコニーは屋根付きで、壁面はカーテンやすだれで中が見えないようになっていた。

 すぐ裏に住む80代の女性は「プレハブはずっと前からあった。息子の顔は知らないけど、時々『わあー』と叫ぶ男の人の声を聞いた」と話した。

 三田市によると、長男は義務教育を終えてから引っ越してきたとみられ、これまで市の福祉サービスを利用したことはなかった。

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日本において私宅監置、座敷牢ですね。実は戦前、そして戦後間もなくはこれが普通でした。