手 紙 ・・・15歳の涙

2010-06-20 | Weblog
先週、薔薇園に行って口ずさんだ曲(アンジェラ・アキさんの手紙)を いつの間にか 又知らず知らずのうちに私は歌ってました。
2年前の合唱コンクール時に覚えた曲です。

手 紙 アンジェラ・アキ in西宮市立甲陵中学校


 『 拝啓 この手紙読んでるあなたは どこで何をしているのだろう
 十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです
 未来の自分に宛てて書く手紙なら きっと素直に打ち明けられるだろう

 今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
 誰の言葉を 信じ歩けばいいの?

 ひとつしかないこの胸が 何度もばらばらに割れて
 苦しい中で今を生きている
 今を生きている 』

この曲は アンジェラ・アキさんが
NHKの全国学校音楽コンクール(Nコン)の合唱課題曲として(2008年)書き下ろしたものです。

私は、初めて歌詞を見た時から胸に響く曲でしたが
アキさんの歌うCDを聞いた時は もう涙が自然と溢れてきました。
このYouTubeの中学生の目にも涙が・・・
きれいな歌声の中 一つ一つの言葉が心に響くのでしょね。
15歳・・・疑問だけが多く こたえも無く
相談する人も無く ただ勉強と部活のみ・・・ 
友達や恋 未来への漠然とした不安や期待

寂しい時も、孤独な時も、
そして自分を消してしまいたい時もあるのが15歳の思春期。

 『 今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
 誰の言葉を 信じ歩けばいいの? 』


このような曲に出合った中学生は幸せです。
きっと大人になった時 また思い出して歌詞をかみしめることでしょう。


 『 いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう

拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せなことを願います 』