荘内銀行はなぜ顧客に選ばれるのか?

2009-07-12 | Weblog


書店に参考書を買いに行った時「荘内銀行はなぜ顧客に選ばれるのか?」と言う本を見つけました。
荘内銀行は 私の地元、山形の地方銀行で 庄内の鶴岡市に本社があります。
私は荘内銀行から 2年前に投資信託を買ったのが 今では半額以下になってしまった悔しさが続いていたので このような経済状況の中「なぜ顧客に選ばれるのか?」なんて 返って反感を持ってしまいました。
でも読んでみたい!
1600円+税=1680円。高い!
信託で利益が出てるのなら買っても良いが 損をしてる今は買う気になれない。

そこで荘内銀行の知人に電話してみた。
「昨年の暮れ 全行員に贈呈されたが もう読んだから貸してあげる。」と言って すぐその日のうちに家まで届けてくれた。

副題が「イオン銀行も学んだISB成功のビジネスモデル」だった。
ISBとは何? インストアブランチの略で スーパーマーケット等に出店する軽量小型の銀行の支店を言うらしい。
そう言えば 山形北JUSCOにも 南JUSCOにも 荘内銀行のコーナーがあることを思い出した。しかし利用したことは無い。

まあ、出店するまでの苦労話や 小売業のように親切ていねいな接客姿勢方針が 細々と書かれていた。
やはり銀行も今までのような殿様商売の時代は終わったのである。
JUSCOのような大きなショッピングセンターで いかにして自行に 今まで取引の無い客の目を引くか?、気を向けるか? そしてお客になって貰うか? など、富士銀行出の優秀なリーダーのもとでの行員意識改革が上手に進んだ例だと思う。

でも気が晴れないのは 今日の日経平均は9287円。
底から脱出したと言われながらも まだまだである。
投資信託の基準価格が下がり 「リスクはお客が負うもの」と分かってはいても 値下がりは痛みである。


私の投資信託は あと30年後を期待しよう。
そう自分に言い聞かせた。(その時、100万円にもなってたら万々歳だが)