今年になってから私は3人の先輩に『お見舞い』をしました。
それも3人とも癌でした。
今年の2月 30代後半の女性が乳がんでした。
明るい方でしたので「これが3つ目のかつらよ。似合う?」なんて笑って言ってました。
半年でやっと職場復帰しました。
4月 50代の男性が前立腺がんに。
私は前立腺という体の一部を よく知らなかったため 恥ずかしい思いもしましたが
「後遺症ありますか?」と聞きましたら 「トイレの調節がまだすっかり回復していない」と
ホンネを打ち明けてくれました。
8月 58歳の男性が直腸がんに。
今日、お見舞いに行って来ました。
横になって 力の無い低い声で「もう仕事は辞めるよ」と言うのです。
私は「まだ2年もあるじゃないの」と励ますつもりが 涙声になってしまいました。
同じく生を受け みんなと同じく生きようとしても 何故?何故?
狭い庭に時期同じくして咲いた彼岸花とコルチカムのように
花言葉
「悲しい思い出」と「楽しい思い出」
「あきらめ」と「華やかな青春」
選んで生まれたくとも 持って生まれた宿命なのでしょうか・・・