時期、ずらせないのかな

2020年に行われる予定の、東京オリンピック・パラリンピック。
そのうち、オリンピックの競技日程が正式に決定したそうで、公式HPにも掲載されています。
予定では、7月22日から8月9日までの19日間、開会式は7月24日、閉会式は最終日の8月9日、とのこと。
・・・本当に、本気で7月から8月に行われる、んでしょうか・・・？
「史上最多の33競技・339種目が42の競技会場で開催」されるそうですが、冗談じゃなく命に関わる問題だと思うのです。
それは、今月の酷暑を思えば容易に思い付くだろうもの。
再来年のこの時期に東京の最高気温が30度以下になっている、とは自分にはとても思えません。
川や海での競技を始め、サッカーや陸上やゴルフなど屋外で行われる競技も本当に多い。
マラソンは開始時間が7時からだそうですが、男女とも8月になってから開催予定。
一方でまだパラリンピックの日程は未発表であるものの、リオオリンピックと同程度日数が空くと考えると8月25日くらいから9月頭、この日程でも残暑は本当に厳しい。
開催そのものに対するあれこれは一先ず置いておくとしても、どうしても開催するのならせめて時期をずらすことは不可能だったんでしょうか。
利権が絡んでることは分かる、その利権が大事だというのも完全に納得することは出来ないけれど意味は分かる。
けれどそれも、「大会が無事故で無事に終わる」前提があってこそ。
4年間の努力を一生懸命ぶつけてくる選手や、大会を陰日向になり支えるスタッフとボランティアの皆さん、そして会場に足を運び声援を送る観客、彼らの安全こそが大会にとって一番大切なはず。
それを改めて今一度良く考えて欲しい、と思います。