goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれなるままに・・・☆

関俊彦さん・中居正広さん・SMAP・高岩成二さん等々の話題から日常まで取りとめもなく。
毎日書く事だけを目標に☆

武豊と平成三強☆

2024-11-11 22:02:36 | 武豊さん(他競馬)
周知の事実ながら、改めて色々観て戦慄したこと。
今さら何を説明してんだと思われるでしょうが、頭の整理以上に気持ちの整理のためにつらつらと書いていきます。
もし間違ってたら、こそっと教えてください(こら)。






1984年生まれのイナリワン、1985年生まれのオグリキャップとスーパークリーク。
競馬界において、「平成三強」と呼ばれる競走馬です。
生粋の中央競馬っ子(笑)であるスーパークリークと、地方から中央へ転厩したイナリワン(大井競馬場)とオグリキャップ(笠松競馬場)。
彼らが相対したのは1989年と1990年の2年間ですが、オグリキャップが抜きんでてるとはいえ文字通り濃密過ぎる2年間だったのでは、と思います。


中央競馬における主戦騎手は、イナリワンは5戦目からラストまで柴田政人騎手(初騎乗の1989年当時41歳)、オグリキャップは1988年が河内洋騎手(中央3戦目以外、初騎乗の1988年当時33歳)で1989年が南井克巳騎手(初騎乗の1988年は中央3戦目、当時35歳)で1990年はテン乗り(主戦騎手が定まってない)、スーパークリークは5戦目からラストまで武豊騎手(初騎乗の1988年当時19歳)。
・・・1人だけ、すでに意味不明なバケモノ(誉め言葉)がいますが・・・。


平成三強のJRAにおけるG1勝利は、オグリキャップが4勝(1988年有馬記念、1989年マイルチャンピオンシップ、1990年安田記念・有馬記念)、イナリワン(1989年天皇賞春・宝塚記念・有馬記念)とスーパークリーク(1988年菊花賞、1989年天皇賞秋、1990年天皇賞春)がそれぞれ3勝、と平成三強でG1レース10勝している計算になります。


1988年菊花賞:スーパークリーク(武豊騎手)
1988年有馬記念:オグリキャップ(岡部幸雄騎手)[スーパークリーク失格]
1989年天皇賞春:イナリワン(武豊騎手)
1989年宝塚記念:イナリワン(武豊騎手)
1989年天皇賞秋:スーパークリーク(武豊騎手)[オグリキャップ2着、イナリワン6着]
1989年マイルチャンピオンシップ:オグリキャップ(南井克巳騎手)
1989年有馬記念:イナリワン(柴田政人騎手)[スーパークリーク2着、オグリキャップ5着]
1990年天皇賞春:スーパークリーク(武豊騎手)[イナリワン2着]
1990年安田記念:オグリキャップ(武豊騎手)
1990年有馬記念:オグリキャップ(武豊騎手)


こう並べると、平成三強が勢揃いした2レースでオグリキャップは勝利してないという事実が意外でちょっとビックリ、スーパークリークは優勝と2着でさらにビックリ。
で、このG1レース合計10勝の鞍上が問題で☆
スーパークリークが3レース、イナリワンとオグリキャップが2レース、ということで10分の7が武豊騎手なんです、けども。
しかも主戦だったスーパークリークはともかく、武豊騎手がイナリワンとオグリキャップに騎乗したのはそれぞれ2レースずつ、つまりどちらも優勝したG1の2レースだけだから勝率100%という。
上に書いたように1988年の菊花賞時の武豊騎手は若干19歳で、この時のJRA最年少G1勝利記録は未だに破られていません。
つまり1990年の有馬記念は21歳なわけで、ということはこの平成三強の武豊騎手によるG1の7勝は武豊騎手が19歳から21歳までの話なわけで、いやいやちょっと待てマジで色々とおかしいだろう、という。
並の騎手にとって、G1は生涯で1勝したいと願うほどの大レースです。
武豊騎手がJRAのG1をトータル82勝してるゆえに感覚が麻痺してきますが、じつはG1を8勝以上した騎手はグレード制が導入された1984年以降でトータル31人・・・平成三強だけで32位の位置に来るとか☆
おまけに1990年末までに、じつはトータル9勝(+1989年桜花賞[シャダイカグラ]、1990年スプリンターズステークス[バンブーメモリー])してるとか・・・G1を10勝以上してる騎手は24人ですからね。
もう・・・怖過ぎる、色んな意味で(苦笑)。
イナリワンの馬主である保手浜弘規さんは、G1を連勝させてくれた武豊騎手に渡米および現地で所有していた競走馬への騎乗をプレゼントしたということですが、然もありなんという。
ちなみにスーパークリークのオーナーである木倉誠さんは、武豊騎手の渡仏を助力したとか。
馬主にとってそれだけG1勝利というのは本当に大きいことなんだなあ、と改めて。
っていうか、笠松での1年半で12戦10勝(しかも2位が2回で全連対)のあと中央の3年間で20戦12勝(おまけに出場した全てが重賞レース)のオグリキャップも、中央での勝利3勝が全部G1なイナリワンも、タマモクロス(1988年天皇賞春・天皇賞秋)に続いて史上2頭目の天皇賞連勝(1989年天皇賞秋、1990年天皇賞春)を果たすスーパークリークも、みんなおかしい、うん(笑)。
え?イナリワンとスーパークリークの後にメジロマックイーンで連覇(競走馬として史上初)して、天皇賞・春を騎手として4連覇する武豊騎手、4連覇時23歳、はおかしい通り越して恐怖?それは確かに(こら)。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラグザス presents 第3回WBSC... | トップ | ゴールデングラブ:巨人から4... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

武豊さん(他競馬)」カテゴリの最新記事