しっかり泳ぎ、しっかり飛んだ

今日は朝から強風で獅子吼のフライトはアウト！　夕方に期待して午前中仕事、昼はゴーゴーカレー（ロースカツ＋ルー増量＋チーズトッピング）、そして、野々市町の町営プールで水泳です。プールはガラガラに空いていました。泳いでいると程なく車いすの兄さんが水着姿で入ってきました。足はすっかり萎えて筋肉が全くといっていいほどありません。１コースのウォーキング用のレーンにはスロープがあるので、「そこを使うのかな」と思ってたら、僕の隣の第５コースに入ってきました。その第１コースはおばちゃん達が３人ろくに運動もせずにおしゃべりをしていました。彼女達にとっては風呂もプールもおんなじなんでしょうな。
彼は介助する人無しで一人でした。しかし、自分で車いすから降りて、すいっとプールに入り、立ち泳ぎのような感じでゆっくりコースを進んでいきます。僕は第４コースで黙々と泳ぐのみ。水中から見ると彼は足をプールの底につけて弱々しく歩いています。「リハビリなんだなぁ」と思いながらさらに泳いでいると、僕の甘い予想はすっぱり彼に裏切られました。アップが終わったんでしょう。彼は上半身の力だけでバタフライで泳ぎ始め、さらにブレストストローク（僕は「平泳ぎ」という呼び方が大嫌いです）、そして、背泳としっかりとした泳法で泳いでいました。す、すんばらすぃ～。こういう風に使われてこそ公営プールでしょう。
泳ぎながらちょっと心配だったのは、「彼はプールから一人で上がれるのか？」ということでしたが、全くそんな心配は要らなくて彼は器用にプールから上がってさっさと車いすに腰掛けて移動していました。腰が痛いなんていってる自分が恥ずかしいなぁ。でも、痛いんだよ。(笑)

泳ぎ終えて獅子吼に行くとちょうど皆が入山するところでした。僕も第２便でCちゃんと一緒にテイクオフへ。それから１時間以上テイクオフでごろごろしながら風が弱くなるのを待ち続け、４時半過ぎてやっと離陸することが出来ました。夕方であんまし移動できなさそうだったんで、赤毒さんや魔が差す６さんの後を追って写真撮ってました。上の写真は『神々』の一人、兄やんの今日の離陸。

本日のお酒：BUDWEISER　＋　CARPINETO CHIANTI CLASSICO 2004