遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

earth

2008-01-13 19:57:51 | たわごと
朝から雪です。しんしんと降る北陸の雪。予想外だったのは3時頃には止んでしまったこと。ま、職場に出て働いてたのであんまり関係ないですが。

今日は仕事の合間に映画を見に行ってきました。昨日封切りになった『アース』です。僕は映画を見に行くのが苦手なのですが、工事現場みたいな職場(というか、職場は工事現場?!)で休日に一人で働いてると心が荒むので美しいものを見に行かないといけません。僕が映画を見に行くのが苦手なのは、2時間じっと座ってるのが苦手なのともうひとつ理由があります。上映時刻にちゃんと行くことができないのです。「見たい!」と思ったときには車に乗って移動を開始していますから、映画館についてから上映時刻を見てぼう然とすることが多いのです。今日もそうでした。1時間38分の映画に対する待ち時間が1時間半以上って、タイミングとしては最悪。すごすごと映画館を離れて時間を潰すために近くの家電量販店やカメラのキタムラに行ったりしました。でも、欲しいものがないので全く時間が潰せません。結局職場に引き返して仕事の続きをして映画館に出直しました。

出てくる動物は欧米人の好みに偏ってますけど、素晴らしい自然の映像であふれています。映画の前半、長期定点撮影した映像を早送りして四季の移ろいを見せる場面が多すぎてイヤになりましたが、とりあえず見る人の目を美しい光景でいっぱいにしてくれます。
上映中通路を挟んで隣に座っていた親子連れがうるさかったのがちょっと残念だったかな。子供がじっとしてられないのは覚悟できますが、一番うるさいのが父親だったのがぽくの神経を逆なでしてくれました。サバンナでの肉食獣によるハンティングのところで娘さんが怖いと言いだして、そのうるさい家族は映画途中で撤退。
最後のナレーションで地球温暖化について「まだ間に合います」と言ってましたが、優しい声でそう言ってる間は希望が見えないでしょう。その対策には人類すべてに忍耐を要求します。15歳以下なら500円で見れるそうですが、この映画を見せるべき人は未来の被害者の彼らではなく地球の恵みを享受し尽くして逃げ切ろうとしている大人たちなのだと思います。
コメント (6)
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